東大受験の年間スケジュール計画を立てなきゃ……
だけど、科目が多いので時間配分どうしようか?
今の時期にこの成績で合格できるのか?
本番までに間に合わないかも……
この記事ではそんな悩みを解決し、東大受験のための最適な年間スケジュールを紹介します。
- 東大合格のために最も効率のいいスケジュール計画
- 年間で各科目の学習時間をどう構成するか
- 各時点の模試でどの程度できればいいか目安
KENTEN
私は高3の4月時点で偏差値60程度でしたが、そこから東大理Ⅰに現役合格できました。
今回紹介するスケジュールで効率よく対策できたからです。
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【結論】1年間の東大合格スケジュール
いきなりですが結論から紹介しちゃいます!
これがオススメの東大合格スケジュールです。
STEP0:受験学年前の達成度目安
受験学年前の時点で共通テスト(旧センター試験)の過去問で、英語・数学・国語の3教科で60%~70%以上とれることが目安です。
このレベルなら残り1年で東大受験にチャレンジできます。
逆にこのレベルに達していない場合は、残念ですが1年計画での東大受験は厳しい状況です。
STEP1:4~8月のスケジュール
数学・英語を中心に底上げする時期
国語は時間をかけても得点になりづらいので、最低限の学習でとどめます。
- 英数国の3教科は伸びにくいが、一度仕上げてしまえば実力は落ちにくい
- 一方、理科・地歴は短時間で伸ばせるが、すぐに忘れやすい
という特性があるからです。
地歴や理科は英語・数学を終えてから
英語・数学を終えてから、本格的に地歴や理科の1科目めに手を付けます。
一応理系で時間が足りなければ、早い6月の段階から1科目めに手をつけ、理科で勝負するやりかたもありますがリスクは高めです。
まずは英語・数学が一段落してから取り組むことを推奨します。
8月東大模試では英語・国語・数学の3科目総合で目標の8割を目指す
8月の東大模試で”3教科合計”で目標点数を設定します。
ここでは目標点の7~8割を目指します。
注意しておきたいのは”3教科どれも”点数がとれることが目標ではありません。
夏に3教科合計で受験本番を迎えるぐらいの気持ちで取り組みましょう。
STEP2:8月~共通テストのスケジュール
個別対策&メンテナンスの時期
個別対策とメンテナンスの期間です。ここで重要なことは
- 模試をベースにすること
- 共通テスト対策を短時間で済ませること
模試結果をベースに修正すること
模試を基準に個別攻略を進めていきます。
目標点数と模試を比較して足りない部分を補うこと。
例えば、英作文、古典、漢文などのように細かい科目単元の対策ですね。
共通テスト対策は1ヶ月程度で済ませること
共通テストでは「文系の理科」、「理系の社会」という2次試験で使わない科目があるためいつ頃から取り組み始めたらよいのかは迷うところです。
共通テスト対策は短時間で済ませたいところですね。
12月以降の1ヶ月強の期間を共通テスト対策として確保しましょう。
STEP3:共通テスト~2次試験本番のスケジュール
この時期は
- 理科・社会の遅れている科目などの仕上がりが悪い科目
- 各科目の本番想定のトレーニング
にあてて合格できるラインまで一気に引き上げます。
2次試験が近づいてきた危機感で集中力を高く保ちやすい時期で、効率的に学習を進められます。
本番想定のトレーニング
本番を想定した技術トレーニングもこの時期に行います。
過去問や模試を利用した演習
- 数学の難問・標準問題を見分けること
- 本番の時間配分で解く練習
特に時間配分は重要です。
東大合格スケジュールを作る理由
科目が多く、計画で差がつくから
適切な受験計画の立案はほかの受験生と戦略的に差がつくところです。
残り限られた時間で逆転合格を狙いたい、合格確率を高めたいならば上で上げたポイントを守り、適切に受験計画を立てることが重要です。
東大受験では取り扱う科目数が多く、科目ごとにコスパが違うので、選択肢が多くとりえるからです。
私大の場合3科目
私大であれば共通テストを受けずに、個別3科目だけで受験が可能です。
科目が少ないから、特定の科目に時間を集中的に投入できます。
計画も複雑にならないので綿密に練れてなくても、計画での失敗はあまりありません。
東大の場合7科目
しかし、東大を受験する場合はまず共通テストで5教科7科目の受験が必要になります。
さらに2次試験でも4教科(国語・数学・英語・理科/地歴)が要求されます。
受験生が対策しないといけない範囲が多く、勉強量も多いのです。
KENTEN
東大受験は私大受験に比べて科目数が多いから時間配分が大事!
だから「いつ」・「どの科目を」・「どれくらい」やるかだけでも合否を大きく分けるんだ。
科目の順番が大事だから(先に英数国、後で理社)
- 英語・国語・数学は短期間では伸びにくいけど、一度見につけば実力が落ちにくい
- 理科・社会は短時間で伸びるけど、実力も落ちやすい
まずは時間がかかるけど実力が落ちにくい英語・数学・国語から学習する
先に英語・数学・国語から学習を進めます。
おおよそは夏までに学習を終え、秋以降は個別の課題克服やメンテナンスに留めます。こうして1年かけて目標まで到達させるのです。
単純な暗記ではなく、思考力や計算など実践的な要素が強い科目なので、身につけるのに時間がかかります。
そのかわり一通り学習したら実力が落ちない程度にメンテナンスすれば実力維持は容易です。
あとで実力が落ちやすいけど伸びやすい理科・社会を仕上げる
理科・社会に取り組むのは、英数国の学習後です。半年程度で一通りの学習を完了させます。
短期間で学習範囲を終えられ、覚えた知識や類題がそのまま得点につながります。
KENTEN
暗記科目は一夜漬けでも乗り切れるけど、すぐ忘れちゃうよね。
逆に国語や数学はすぐには実力あげにくいよね。
一つずつ科目を仕上げるのがよい理由2選
まんべんなく取り組むのではなく「1科目ずつ順番に仕上げるイメージ」で学習計画を進めます。
効率的な理解ができるから
これは1科目ずつ集中して進めたほうが効率よく理解でき短時間で身につくからです。
複数科目を並行させると頭の切り替えが上手くいかずに、記憶や理解の集中力が悪くなり非効率な時間の使い方になってしまいます。
例えば5日間で1日1時間ずつ勉強した合計5時間の内容より、一日で一気に5時間かけて学習したほうが、理解が深まり記憶に残っていますよね。
科目の攻略法をつかみ、わかりかけたときに集中して時間を投入するのがよいということです。
KENTEN
あくまで「私の場合は」一気に集中して学習した方が良かったということです。
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成功体験となり受験生活を支えてくれるから
短期間に集中して1科目に時間を投入するので、模試の結果でその効果がしっかりと数字に反映され、伸びている実感を得られます。
この達成感が”成功体験”となり、長い受験勉強生活であなたの心を支えてくれます。
まだ手をつけられていない科目があっても、やればできると自信につなげられます。
KENTEN
「勉強した分がちゃんと得点に結びついている。」
「手を付けていない科目も時間をかければちゃんと伸びるはず。」
って思えることが大事だよ。
全教科まんべんなく進めるのは非推奨
「全教科まんべんなく進めること」はやめましょう。
苦手科目などで穴がないようにしなければ……
東大受験では全科目とも高水準に仕上げる必要がある
という思いからすべての教科を同時に進めないと不安に思うかもしれませんが、これはよくある失敗の例です。
- 苦手な科目に時間を使いすぎた
- 伸びにくい科目に時間を取られて時間切れ
- 伸ばせた科目を時間が足りなくて伸ばしきれなかった
- 手を付ける順番を間違えて、前に手を付けた科目があまり記憶に残っていない
という状態におちいってしまい、対策が間に合わず時間切れになってしまうことがあります。
なお、「苦手科目などで穴がないようにしなければ」「東大受験では科目も多いので全科目を高水準にしよう」というのは間違った思い込みです。
KENTEN
バランスよくできなくても、苦手科目があっても合格可能!
その理由は最後に紹介します。
まとめ:東大合格スケジュール立案のポイント
- 受験学年前には共通テストで英語・数学・国語が6~7割とれるレベルが目安
- 8月までは底上げの期間として英語・数学を中心に
- 英語・数学が終わったら地歴・理科の1つ目を開始
- 8月の東大型模試では英語・数学・国語で目標点数の8割を目指す
- 8月~共通テストまでは英語・数学・国語は個別対策とメンテナンス
- 12月から2次試験で使わない科目の共通テスト対策を
- 共通1次試験後は地歴・理科の2つ目の仕上げや本番対策
これが東大受験で効率いい年間スケジュールの考え方です。
計画の良否が合否を分けるといっても、過言ではありません!
きちんと最適な計画を作れれば、合格に近づくことでしょう。
ぜひ自分だけの年間計画を作ってみてください!
……とはいえ、自分で最適な計画をたてるのは正直大変ですよね。
自分だけで計画を立てるのは不安だな……
信頼できる人からアドバイスやサポートが欲しいかも……
KENTEN
そんなときは東大受験のプロである東大生に聞くのが一番です。
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KENTEN
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まだ迷っている人へ
実は東大合格のための計画は最初に作って終わりではなく、計画通りに実行することや、途中で適切に修正して計画倒れにならないようにすることも重要です。
自分だけで計画をしたものは客観的に評価できないので、ムリやムダが出てしまい、上手くいかないことがあるのです。
特に時間の制約が厳しい東大受験で合格するには、効率的な戦略を立てるための行動を今すぐ起こすことが重要です。
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おまけ
東大は苦手科目があっても合格可能と言ったことを覚えていますか?
詳しくは以下の記事で解説してるので、参考にしてください。