- 東大受験に興味を持っている人
- 東大を志望校にすべきか迷っている人
- 東大受験のモチベーションを高めたい人
東京大学はご存じの通り、受験最難関の大学の一つであり、みなの憧れの大学です。
でも入るのは大変そうだよー。
その苦労に見合うだけのメリットはあるの?
東大に入ると人生変わる?
この記事を読めば、東大に入るメリットがより理解でき、さらなるモチベーションにつながります。
(実はデメリットもあるので、記事最後に紹介しますね!)
KENTEN
東京大学理科1類に現役合格し、工学部を卒業後、10年以上社会人を経験している私が答えます。
見たい場所に飛べる目次
東大に行くことの7つのメリット
- 日本最強の学歴を得られる
- 東大合格という成功体験を獲得できる
- 日本一の人脈を得られる
- 日本一の学びの環境がある
- 将来やりたいことが明確に決まっていなくても進路を決める猶予がある
- 国公立大学なので学費負担が少ない
- 東京には出会いやチャンスが多い
メリット1:日本最強の学歴が得られる
東大に行くことで得られる最大のメリットの一つとして学歴は外せません。
そして、この学歴の利用価値はとても高いものです。
「東大」は老若男女通じる日本一ブランド
小さい子でも、お年寄りでも、どんな職業の人でも「東大」を知っています。
あらゆる商品、サービスを含めても「東大」ほど日本で認知度の高いブランドはないでしょう。
初対面でも良い印象を与えるケースが多いです。
夜中に自転車に乗っていたら、警官に止められて職務質問をされたことがあります。
この時身分証明をしなくてはならず、オドオドしながら東大の学生証を見せたら、
「東大の学生さんだったのか!ご協力ありがとう、頑張ってね!」と言われすぐに解放されました。
「あぁ、東大のブランドってこんなことでも役に立つんだ」と実感しました。
他にもインテリ系のブランドとして利用価値が高いと言えます。
よく
- 「東大生が書いた~」
- 「東大生が教える~」
という書籍がありますよね?
「東大生」のたったワンフレーズで
東大生が書くものなら正確で間違いなさそう!
特別な情報が得られそう!
と、その書籍の信頼性を高めているんですね。
学生証の話やインテリブランドとしての話はあくまで一例で、伝えたいのは初対面の人にも圧倒的信頼性を無条件で与えることができると言うことです。
20歳の若者にここまでの信頼性を与えられるものはそうそうありません。
働いたときに高収入が期待できる
学歴なんて社会に出れば関係ないとはよく言われますが、本当でしょうか?
KENTEN
出身大学と年収には高い相関があります。
東大卒の平均年収と、日本人の平均年収にどれだけ差があるか見てみましょう。
- 平均的な東大卒年収(30歳時)は 736.1万円
- 平均的な年収(30歳時)は 407万円
平均的な日本人に比べて1.87倍もの高収入が期待できます。
参考:DIAMOND ONLINE「卒業生の年収が高い大学ランキング2021」
参考:DODA「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報)」
時給4万円超えの仕事、それが「東大の受験勉強」
生涯年収が最も高い大学は東京大学です。
- 平均的な大卒は平均2億8653万円
- 東大卒では平均で4億6,126万円
と、その差は2億円弱。
参考:「東大卒 vs 京大卒」年収はどっちが上か?|日刊SPA!
もし1年間毎日12時間勉強できれば東大に合格でき、しなければ平均的な大学に入るとします。
この時給を計算すると
(4億6126万-2億8653万)÷(12時間×365日)=3万9892円
東大受験を時給換算するとなんと約4万円になります。
こんな高時給の仕事はまずありません。
効率が良く、再現性も高い最強の自己投資です。
KENTEN
時給4万円のバイトなんてあったら絶対やりますよね?
間違いなく人生変わります。
東大受験オススメです。
メリット2:東大合格という強い成功体験を獲得できる
「成功体験」の積み重ねはよい人生送るのに重要です。
- 自信を持てる
- チャレンジ精神が盛んになる
- 困難にぶつかったときの余裕が持てる
「東大合格」という大きな成功体験を得られると確実に人生の支えになります。
私も困難な仕事に挑戦するときも「できない」とは考えず、「なんとかなるはず」という気持ちでチャレンジできています。
メリット3:日本一の人脈が得られる
東大生には偏差値80や90の人も含まれる
通常の大学であれば、その集団は「大学偏差値程度」の人材です。
たとえば偏差値60の大学には偏差値60「前後」の人材が集まります。
一方、東大には偏差値80や90の人を含む、偏差値70「以上」の人材が集まります。
日本には東大以上の実力の人が受ける大学が東大以外ないからです。
あなたの周囲の人材があなたを成長させる
東大に入れば多くの東大生と付き合うことになります。
付き合う人が変われば人生は変わります。
なぜなら、周囲にいる人はあなたに影響を与え、良い人脈を獲得することによってあなたの成長にもつながるからです。
人間が変わる方法は三つしかない。
一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。
もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。
かつて決意して何か変わっただろうか。
行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。
大前 研一|時間と無駄の科学
東大生はもともと勉強が好きで、地道な努力を続けられる人が多い傾向にあります。
さらに、物事に対する知識欲求や高い学習意欲を持っています。
周りが東大生というその環境に身をおけば、
- 生涯通して勉強すること
- 成長し続けるための努力
が当たり前になるんです。
社会人の1日平均勉強時間はたった「6分」。(2016年の総務省統計局の調査による)
私は今も1日1時間程度の勉強習慣がありますが、これは周囲の影響のおかげです。
メリット4:日本一の学びの環境がある
実験環境や学びの設備をそなえるのにたくさんの研究費が必要です。
国から提供される研究費「科学研究費助成事業(科研費)」、東京大学は研究機関別の採択件数・配分額ともに日本一多く配分されています。
特に理系の科学研究は非常に費用がかかります。
たくさんお金がなければ、イイ研究はできません。
研究者として成功したいのであれば、最も研究費が潤沢にある東大を選ぶのがよいでしょう。
メリット5:将来やりたいことが明確に決まっていなくても進路を決める猶予がある
もし将来やりたいことが明確でない場合、東京大学独自の制度として進学選択制度(進振り)があります。
学部2年生前期までに幅広く教養科目を学び、2年生後期から専門を決める制度です。
高校生の段階で大学の専門分野を選ぶのは難しいことです。
具体的なイメージがわきませんし、本当にその分野に向いているのか、やりたいことなのかもわからないはずです。
あとからやっぱり他の分野にすればよかった
なんてことになりかねません。
でも東大なら進振り制度がありますので、大学に入ってからじっくり後悔のない選択ができます。
私も大学に入るまでは主に進学先が工学部である理科1類を選んだものの、具体的な学科は決めていませんでした。
東大に入ってから教養学部の授業でプログラミングに興味を持ち電気情報工学科に進みました。
理科1類から法学部に行ったり、医学部に行ったりする友人もいました。
メリット6:国公立大学なので学費負担が少ない
東大にかぎりませんが国公立大学の重要な点です。
特に理系に行く場合は4年間の費用が300万円強変わります。
- 国立大学の学費は242万5200円
- 私立大学の学費は543万2050円
保護者としては助かりますよね?
「私立は無理だけど、国公立なら大学にいってもいいよ」という家庭もあるはずです。
メリット7:東京には出会いやチャンスが多い
人生を通して大きな挑戦がしたい人や選択肢を広げたい人は上京すべきです。
東京に住めば人生が変わります。
やはり、日本中の人、物、金が集まる東京はさまざまな機会にあふれています。
- 仕事の選択肢が豊富
- 様々な価値観の人々と交流できる
- 魅力的なイベントは東京で開催される
私は18歳まで大阪に住んでおり、大学をきっかけに東京での生活をスタートさせ、10年以上東京に定住しています。
大阪ももちろん大都市ではありますが、機会の豊富さでは東京にかないません。
やりたいことに対して必ず選択肢が用意されているのが東京です。
東京に住むメリット1:仕事の選択肢が豊富
日本には全部で4000社弱の上場企業が存在しており、そのうち東京に本社を置く企業は2000以上。
なんと、上場企業の50%以上が東京に本社を構えています。
参考:上場企業サーチ|日本の各都道府県の株式会社数と上場会社数
仕事選びでは「自分の能力活かせる」ことを探すのが重要です。
東京であれば、膨大な選択肢から自分にあったものを探せる可能性はグッと高まります。
仮に今の職業が「自分に合わないなぁ」と思えば転職も容易にできます。
一方地方では、求人も少なく職種も少ないため、限られた中から選択しなければならず、合わなくても我慢しなければならなくなるかもしれません。
東京に住むメリット2:様々な価値観の人々と交流できる
東京は多種多様な価値観の人々と交流する機会に恵まれています。
東京在住の約45%が地方出身者であることからもわかります。
(「2016年社会保障・人口問題基本調査第8回人口移動調査」による。)
たとえば
- 同じ趣味の仲間を探したい
- 有名な先生の授業を受けてみたい
- 一緒に研究や仕事のパートナーを見つけたい
- 外国人に会って異文化に触れたい
- 有名人にあってみたい
そんなときに直接面と向かって交流することができるのは東京に住んでこそです。
一方地方ではなかなか機会に恵まれません。
もちろんSNSやウェブ会議を使用すればインターネットを介して交流のきっかけを作ることはできるでしょう。
しかし、深い関係を構築するにはやはり面と向かっての交流が必須だからです。
これだけウェブ会議が充実した世の中ですが、重要な会談や名刺交換は直接行うのがビジネスの場でも当たり前に行われています。
東京に住むメリット3:魅力的なイベントは東京で開催される
ありとあらゆるイベントは、東京での開催が圧倒的に多く、参加できるチャンスに恵まれています。
地方でもありますが、東京に比べると少なめです。
また、東京であれば開催日数も多いため、スケジュール調整もしやすく、遠征する手間も交通費も少ないため、気軽に参加しやすい点も恵まれています。
KENTEN
東大に限らず、東京(近辺)に住むことで若いうちからいろんな機会に恵まれるので、人生が変わるはずです!
東大に入ること3つのデメリット
さてここまでメリットばかり紹介してきましたが、ここでデメリットも紹介します。
- 世間からの期待値が高い
- 入学後も希望する進路のための勉強が必要
- 周りの東大生と比較して自分の学力は大したことがないとへこむ
デメリット1:世間からの期待値が高い
東大生はよくも悪くも目立ちますし、期待されます。
期待されるからこそのチャンスもありますが、頭をつかう仕事では初めから期待値が高くなりがちです。
単純に頭脳労働であれば何でもできる(頭がイイ)と思われているからです。
- 論理的思考
- 文章の読み書き
- 短時間での演算処理
- ルール通りの課題解決
- 円滑なコミュニケーション能力
- 問題やルールが与えられない中での課題解決
- 前例がないゼロの状態から成果を生み出す企画力
「東大生が得意なこと」は東大の過去問からもそのような学生を求めていることは読み取れますし、経験上も間違いありません。
一方、「東大生でも得意とは限らないこと」は東大に入るのにこれらの能力は必要とされません。
学校で教わることでもなく、実際の仕事をしていく中で身につく能力です。
得意ではない仕事を割り振られた結果、期待外れと評価されるかもしれません。
私の入った会社では東大出身者がめずらしく、3年間社長には名前ではなく「おい、東大!」なんて呼ばれていました。
今であればなにかのハラスメントになりそうですね(笑)
実績もない新人ながら強い注目と期待をかけてもらっていることはチャンスととらえました。
その期待をさらに上回るように立ち回れたので、ちゃんと名前を呼んでもらえる良好な関係になりました。
デメリット2:入学後も希望する進路のための勉強が必要
東大には進学選択制度(進振り)があります。
希望の学部・学科に進学するためには、試験で必要な成績を取らなければなりません。
難関を乗り越えて大学に入ったあとも、今後は「東大生」を相手に良い成績を取るための勉強が必要になります。
私の志望学部学科はそこそこの成績で進学可能だったので、希望通りの進路に進めました。
もし理2から医学部や工学部、法学部など特殊な進学をする場合は覚悟が必要です。
進振りの仕組みは以下にまとめています。
デメリット3:周りの東大生と比較して自分の学力は大したことがないとへこむ
東大生は世間的に見たら100人に1人レベルの優秀な学力の持ち主です。
模試の偏差値でも70近い人も多く、周りからも「勉強ができる」と評価されたはずです。
しかし、東大生の母集団では偏差値70は「凡才」です。
偏差値80や90の天才もいるからです。
自分の学力ではいくら背伸びをしても敵わない実力差を目の当たりにしてしまうのです。
実際には東大に入った時点で世間的には十分優秀な学力ですが、東大生と比べると凡人かそれ以下のように感じてしまうのです。
私は東大にギリギリ合格できた状態でしたので、周りの地頭の優秀さに本当に驚きました。
難しい授業や課題についていけなくなるときもありましたが、他の人は平気でこなしているんです。
「もうこれは頭の作りが違うんだなぁ。私に勉強は向いていないのかなぁ」
なんて思うこともありました。
今にして思えば単純に私がさぼっていて、他の人は真面目に勉強していただけです(笑)
東大生はコツコツとした努力が苦にならないのです。
まとめ:東大にいけば人生が変わる!
東大に行くメリットは以下の7つだということがわかりました。
- 日本最強の学歴を得られる
- 東大合格という成功体験を獲得できる
- 日本一の人脈を得られる
- 日本一の学びの環境がある
- 将来やりたいことが明確に決まっていなくても進路を決める猶予がある
- 国公立大学なので学費負担が少ない
- 東京には出会いやチャンスが多い
一方東大にいくことのデメリットは以下の3つだということがわかりました。
- 世間からの期待値が高い
- 入学後も希望する進路のための勉強が必要
- 周りの東大生と比較して自分の学力は大したことがないとへこむ
あえてデメリットを挙げましたが、そんなの気にならないくらいにメリットが圧倒的に大きいです。
少しでも迷っている人はぜひ東大を目指して勉強してみてください!人生が激変するはずです。
私も東大を受験して人生を変えたい!という方に
記事を読んで、東大に興味を持ったし、本気で目指してみたいと思った方は、私がライターを務める東大毎日塾をぜひご利用ください!
東大毎日塾では専属東大生メンターが個別に戦略立案から日々の質問対応までガッツリ指導してくれます。
東大に合格するにはその道の成功経験者である東大生に教えてもらうのが一番の近道です。
専属東大生メンターから毎日指導が受け放題のオンライン個別指導塾です。
- あなた専用学習プラン
- 東大生に24時間質問し放題
- 確実に継続できる学習サポート
- 常時開放のオンライン自習室
KENTEN
東大受験からしばらく経ちますが、自分が高校生の頃に東大毎日塾があったら間違いなく利用していました。
完全個別指導で志望校合格に向けた受験戦略を本気で考えますので、ぜひ14日間の無料体験に申し込んでみてください。
一緒に人生を変えていきましょう!
\14日間無料体験実施中/
40000円キャッシュバック中