筑波大学の受験を考えているけれど、いまいちどんな学部があるのか、どれくらいの難易度なのかよくわかっていない方もいるのではないでしょうか。
今回は
- 筑波大学の各学部・学科ごとの偏差値
- 学部別の対策方法
- 筑波大学受験のために東大毎日塾でできること
を紹介します。
こんな人に読んでほしい!
- 筑波大学受験を考えている
- 筑波大学の学部ごとの難易度が知りたい
- 筑波大学の学部ごとの対策方法が知りたい
見たい場所に飛べる目次
筑波大学の概要
筑波大学とは、茨城県つくば市にある国立大学で、偏差値は55.0ー67.5である。
文部科学省からスーパーグローバル大学にも指定されており、日本国外の大学と提携し世界レベルの研究を行っている。
また、国内第2位の敷地面積を誇り、学生たちは広々とした自然豊かなキャンパスの中で学習をすることができる。
筑波大学入試の特徴
筑波大学では「学群」というくくりで学問領域を明示しています。
文系から理系までレベルが高い研究ができることで有名ですが、特有の入試形式として前期日程の二次試験が2種類のうちから選べるということが挙げられます。
多くの国公立大学の場合、二次試験は文理ごとに1種類ずつですが、筑波大学は出願の際に入学したい学群を指定する「学類・専門学群選抜」と入学後の2年次から専攻が決められる「総合選抜」のどちらかを選択することができます。
「学類・専門学群選抜」は一般的な大学入試の学部別選抜と同じと考えて大丈夫です!
【総合選抜とは?】
総合選抜では「文系Ⅰ」「理系Ⅱ」「理系Ⅱ」「理系Ⅲ」という幅広いくくりで入学し、
1年次は外国語や体育、情報などの基礎科目や各学群の専門導入的な科目を学びます。
1年生の最後に入学後の成績や本人の希望に基づいて所属する学群・専門学類が決まり、二年生以降はその学群に所属して勉強します。
様々な学問分野に触れたあとに実際に進む学群を決められるため、高校までの勉強ではこれから何を専門的に学んでいきたいか決めきれていない人におすすめの入試方式です。
いずれの区分で入学しても、学際サイエンス専門学群と体育専門学群以外のどの学類・専門学類に進学することができますが、志望する専門学群の指定する科目を履修している必要性があります。
また、特手の選抜区分から入学した学生を優先的に受け入れる学類もあります。
各入試方式の具体的な試験科目や内容は「筑波大学の受験難易度は高い?」の部分で説明しているので、確認してみてくださいね。
東大毎日塾
うっちー
まだ専門的に何を学んでいきたいか決められていない人は、総合選抜入試がおすすめです!
筑波大学の偏差値
続いて、学群ごとの筑波大学の偏差値について見ていきましょう。
筑波大学は設置してある学群・学類が多く、偏差値も様々です。
人文・文化学群
学科 | 日程方式名 | 偏差値 | 共通テスト得点率 | 合格最低得点率 |
総合選抜入試|文系 | 前期 | 62.5 | 76% | 64.6% |
総合選抜入試|理系Ⅰ | 前期 | 55.0 | 76% | 65.5% |
総合選抜入試|理系Ⅱ | 前期 | 57.5 | 74% | 66.3% |
総合選抜入試|理系Ⅲ | 前期 | 60.0 | 76% | 68.8% |
人文学類 | 前期 | 62.5 | 78% | 65.5% |
比較文化学類 | 前期 | 62.5 | 76% | 66.1% |
後期 | 83% | 77.2% |
人文・文化学群には、比較文化学類と人文学類の2科類があります。
比較文化学類のみ後期日程が設置されており、そこでは哲学、史学、考古学・民俗学、言語学などの人文系諸分野の勉学に必要な基礎的能力を問う小論文が課されます。
共通テストの得点率は70%代後半と、筑波大学の中では平均的な位置づけとなっています。
社会・国際学群
学科 | 日程方式名 | 偏差値 | 共通テスト得点率 | 合格最低得点率 |
総合選抜入試|文系 | 前期 | 62.5 | 76% | 64.6% |
総合選抜入試|理系Ⅰ | 前期 | 55.0 | 76% | 65.5% |
総合選抜入試|理系Ⅱ | 前期 | 57.5 | 74% | 66.3% |
総合選抜入試|理系Ⅲ | 前期 | 60.0 | 76% | 68.8% |
社会学類 | 前期 | 67.5 | 80% | 76.2% |
国際総合学類 | 前期 | 65.0 | 81% | 75.7% |
社会学類と国際総合学類の2学類がありますが、どちらも共通テスト得点率は80%超えと高く、合格最低得点率も高くなっています。
難易度は高めの学群といえるでしょう。
人間学群
学科 | 日程方式名 | 偏差値 | 共通テスト得点率 | 合格最低得点率 |
総合選抜入試|文系 | 前期 | 62.5 | 76% | 64.6% |
総合選抜入試|理系Ⅰ | 前期 | 55.0 | 76% | 65.5% |
総合選抜入試|理系Ⅱ | 前期 | 57.5 | 74% | 66.3% |
総合選抜入試|理系Ⅲ | 前期 | 60.0 | 76% | 68.8% |
教育学類 | 前期 | 62.5 | 81% | 72.8% |
後期 | 62.5 | 83% | 記載なし | |
心理学類 | 前期 | 65.0 | 81% | 74.5% |
後期 | 65.0 | 86% | 記載なし | |
障害科学類 | 前期 | 62.5 | 74% | 70.8% |
後期 | 62.5 | 79% | 記載なし |
人間学群の中には3つの学類があり、全てに前期・後期日程が設置されています。
3つのうちでは障害科学類が比較的入りやすいです。
生命環境学群
学科 | 日程方式名 | 偏差値 | 共通テスト得点率 | 合格最低得点率 |
総合選抜入試|文系 | 前期 | 62.5 | 76% | 64.6% |
総合選抜入試|理系Ⅰ | 前期 | 55.0 | 76% | 65.5% |
総合選抜入試|理系Ⅱ | 前期 | 57.5 | 74% | 66.3% |
総合選抜入試|理系Ⅲ | 前期 | 60.0 | 76% | 68.8% |
生物学類 | 前期 | 57.5 | 76% | 69.1% |
後期 | 57.5 | 78% | 67.4% | |
地球学類 | 前期 | 57.5 | 76% | 68.5% |
後期 | 57.5 | 80% | 74.1% | |
生物資源学類 | 前期 | 55.0 | 75% | 65% |
後期 | 55.0 | 78% | 記載なし |
ここからは理系の学類になります。
一般的に理系学部は文系学部よりも偏差値が低く出る傾向にあるので、実際の難易度が低いわけではないことに注意してください。
※そもそも理系を選択する受験生は学力が高い人が多く、文系に比べ平均点が上がるため偏差値が低く出ます。
生命環境学群には、生物世界のシステムと生体機能のメカニズムを学ぶ「生物学類」、生物資源の開発と保全を追求する「生物資源学類」、地球の誕生から現在に至る地球史や地球環境で展開される人間活動を探求する「地球学類」が含まれています。
「生命」と「環境」をキーワードに、社会構造の変化や学問体系の進展に対応するために作られた筑波大学のユニークな学群です。
理工学群
学科 | 日程方式名 | 偏差値 | 共通テスト得点率 | 合格最低得点率 |
総合選抜入試|文系 | 前期 | 62.5 | 76% | 64.6% |
総合選抜入試|理系Ⅰ | 前期 | 55.0 | 76% | 65.5% |
総合選抜入試|理系Ⅱ | 前期 | 57.5 | 74% | 66.3% |
総合選抜入試|理系Ⅲ | 前期 | 60.0 | 76% | 68.8% |
数学類 | 前期 | 60.0 | 79% | 67.6% |
後期 | なし | なし | なし | |
物理学類 | 前期 | 57.5 | 78% | 72.8% |
後期 | 57.5 | 76% | 67.1% | |
化学類 | 前期 | 57.5 | 77% | 68.1% |
後期 | なし | なし | なし | |
応用理工学類 | 前期 | 57.5 | 84% | 68.4% |
後期 | 57.5 | 80% | 81.3% | |
工学システム学類 | 前期 | 60.0 | 84% | 70.7% |
後期 | 60.0 | 81% | 80.6% | |
社会工学類 | 前期 | 60.0 | 77% | 74.6% |
後期 | 60.0 | 81% | 79.7% |
理工学群は学類も多く全体的に難易度が高い学群です。
理工学群の後期日程は東大や東工大落ちが受けてくることが多く難易度が高いと考えられがちですが実際後期の二次試験はそこまで難易度が高くなく、差がつきにくいのが現状です。
そのため理学類の後期は共通テストの点で決まるといってもいいでしょう。
情報学群
学科 | 日程方式名 | 偏差値 | 共通テスト得点率 | 合格最低得点率 |
総合選抜入試|文系 | 前期 | 62.5 | 76% | 64.6% |
総合選抜入試|理系Ⅰ | 前期 | 55.0 | 76% | 65.5% |
総合選抜入試|理系Ⅱ | 前期 | 57.5 | 74% | 66.3% |
総合選抜入試|理系Ⅲ | 前期 | 60.0 | 76% | 68.8% |
情報科学類 | 前期 | 57.5 | 80% | 71.2% |
情報メディア創成学類 | 前期 | 60.0 | 81% | 74.7% |
知識情報・図書館学類 | 前期 | なし | なし | なし |
後期 | ー | 79% | 76.9% |
情報学群の特徴として「知識情報・図書館学類」では前期試験を実施していないということです。
この学類に入りたい場合、総合選抜で二年時から編入する必要があります。
医学群
学科 | 日程方式名 | 偏差値 | 共通テスト得点率 | 合格最低得点率 |
総合選抜入試|文系 | 前期 | 62.5 | 76% | 64.7% |
総合選抜入試|理系Ⅰ | 前期 | 55.0 | 76% | 65.6% |
総合選抜入試|理系Ⅱ | 前期 | 57.5 | 74% | 66.3% |
総合選抜入試|理系Ⅲ | 前期 | 60.0 | 76% | 68.9% |
医学類 | 前期 | 65.0 | 84% | 77.8% |
医学類(地域枠)【全国】 | 前期 | 65.5 | 82% | 10人以下の場合は記載なし |
医学類(地域枠)【茨城】 | 前期 | 65.0 | 82% | 10人以下の場合は記載なし |
看護学類 | 前期 | 57.5 | 71% | 65.3% |
医療科学類 | 前期 | 55.0 | 72% | 65.7% |
言わずと知れた筑波大学の最難関学類が医学群医学類です。
ほかの医学部に比べて共通テストの配点が高く、共通テストが得意な受験生が「逃げ切り戦略」で受験する傾向があります。
以下に表記する2つの学群は他とは少し異なり、「体育」と「芸術」に特化した学群となっています。
この二つの学群には総合選抜で入学することができないので注意が必要です。
体育専門学群
学群 | 日程方式名 | 偏差値 | 共通テスト得点率 | 合格最低得点率 |
体育専門学群 | 前期 | 55.0-62.5 | 70% | 74.1% |
体育専門学群は運動能力を重視した学群で、入試配点における実技の比重も高いです。
しかしながら筑波大学は国立大学なので共通テストの受験は必須、文武両道が求められます。
芸術専門学群
学群 | 日程方式名 | 偏差値 | 共通テスト得点率 | 合格最低得点率 |
芸術専門学群 | 前期 | 55.0-62.5 | 74% | 70.3% |
芸術専門学群 | 後期 | 55.0-62.5 | 81% | 合格者10人以下は非公開 |
芸術専門学群も体育専門学群と同じく美術に特化した学群です。
芸術といっても音楽などの分野はないので注意が必要です。日本画や彫刻、建築などの幅広い分野を学ぶことができます。
東大毎日塾
うっちー
学群によって総合選抜で入学することができないものがあるので、注意しましょう!
筑波大学の受験難易度は高い?
筑波大学の偏差値は55.0ー67.5であり、全体を通して受験難易度の高い大学だといえるでしょう。
併願校としてはMARCHが主流ですが、早慶を受ける受験生も少なくありません。
回答方式も記述が多く、定められた文字数の中で回答をまとめ切る力が求められます。
また、各学群で共通テストの配点や二次試験の科目別点差が設けられているため、自分が受験する学群・学類に合わせて勉強配分を変えていく必要があります。
問題・配点に適した対策を考える必要があるところも、筑波大学の難易度を挙げている要因です。
以下にそれぞれの学群・学類の入試科目と方式を載せておきます。
筑波大学の入試科目・方式
【総合選抜 文系Ⅰ】
募集定員:126名
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験 | 共通テスト | 国語・数学1A・2BC・外国語・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から2科目)・理科基礎(生物基礎・化学基礎・物理基礎・地学基礎の中から1科目)・情報 6・7教科8科目 | 950点 |
二次試験 | 国語 | 論国・文国・古典探求 | 500点 |
地理歴史・数学 | 日本史・世界史・地理・倫理・数学(1A2BC) から1科目選択 | 500点 | |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語から選択。 | 500点 | |
合計 | 2450点 |
【総合選抜(理系Ⅰ)】
募集人数:154名
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験 | 共通テスト | 国語・数学1A・2BC・3・外国語・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)・理科(生物・化学・物理・地学の中から2科目)・情報 6教科8科目 | 950点 |
二次試験 | 数学 | 数学1A・2B・C・3 | 500点 |
理科 | ①物理②化学・生物・地学から1科目選択 | 500点 | |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語から選択。 | 500点 | |
合計 | 2450点 |
【総合選抜(理系Ⅱ)】
募集人数:84名
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験 | 共通テスト | 国語・数学1A・2BC・3・外国語・社会(世界史B・日本史B・地理・公民の中から1科目)・理科(生物・化学・物理・地学の中から2科目)・情報 6教科8科目 | 950点 |
二次試験 | 数学 | 数学1A・2B・C・3 | 600点 |
理科 | ①物理②化学・生物・地学から1科目選択 | 400点 | |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語から選択。 | 500点 | |
合計 | 2450点 |
人文・文化学群
【人文学類】
募集人数:45名(前期)20名(後期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学1A・2BC [200点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から2科目)[200点]・理科(生基・化基・物基・地基・生物・化学・物理・地学の中から1科目)[100点]・情報[50点] 6・7教科8科目 | 950点(前期)735点(後期)※後期は数学50点、理科50点、情報35点に換算する |
二次試験(前期) | 国語 | 論国・文国・古典探求 | 600点 |
地理歴史・数学 | 日本史・世界史・地理・倫理から1科目選択 | 600点 | |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語から選択。 | 600点 | |
二次試験(後期) | 小論文 | 哲学・私学・考古学・民俗学・言語学などの人文系諸分野の勉学への意欲と適性を問う。特に日本語の文章の読解を通して、論理的な思考力と表現力を評価する。 | 1135点 |
合計 | 2750点(前期)1135点(後期) |
【比較文化学類】
募集人数:35名(前期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[180点]・数学1A・2BC [60点]・外国語[180点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から2科目)[120点]・理科(生基・化基・物基・地基・生物・化学・物理・地学の中から1科目)[60点]・情報[30点] 6・7教科8科目 | 630点(前期) |
二次試験(前期) | 国語 | 論国・文国・古典探求 | 400点 |
地理歴史・数学 | 日本史・世界史・地理・倫理から1科目選択 | 400点 | |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語から選択。 | 400点 | |
二次試験(後期) | なし | なし | なし |
合計 | 1830点(前期) |
【日本語・日本文化学類】
前期日程の学類・専門学群選抜と後期日程は実施しておらず、前期日程総合選抜を受験し二年時に移行する必要があります。
【社会学類】
募集人数:40名(前期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学(1A・2BCの中から1科目) [200点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[200点]・理科(生基・化基・物基・地基・生物・化学・物理・地学の中から1科目)[100点]・情報[50点] 6教科6科目 | 950点 |
二次試験(前期) | 国語・数学・社会(1科目選択) | 国語・日本史・世界史・地理・数学1A2BCの中から1つ選択 | 800点 |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語の中から1つ選択 | 800点 | |
二次試験(後期) | なし | なし | なし |
合計 | 2550点(前期) |
【国際総合学類】
募集人数:36名
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学1A・2BC[200点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[200点]・理科(生基・化基・物基・地基・生物・化学・物理・地学の中から1科目)[200点]・情報[50点] 6教科6科目 | 1050点 |
二次試験(前期) | 国語・数学・理科・社会(1科目選択) | 国語・日本史・世界史・地理・物理・化学・生物・地学・数学1A2BCの中から1つ選択 | 800点 |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語の中から1つ選択 | 800点 | |
二次試験(後期) | なし | なし | なし |
合計 | 2650点(前期) |
【教育学類】
募集人数:20名(前期)3名(後期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[100点]・数学1A・2BC [100点]・外国語[100点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科(生基・化基・物基・地基・生物・化学・物理・地学の中から1科目)[100点]・情報[30点] 6教科6科目 | 530点 |
二次試験(前期) | 国語・数学・理科・社会(1科目選択) | 国語・日本史・世界史・地理・倫理・物理・化学・生物・地学・数学1A2BCの中から1つ選択 | 265点 |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語の中から1つ選択 | 265点 | |
二次試験(後期) | 論述 | 応用性・論理性などを評価する | 50点 |
合計 | 1060点(前期)580点(後期) |
【心理学類】
募集人数:26名(前期)4名(後期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[100点]・数学1A・2BC [100点]・外国語[100点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科(生基・化基・物基・地基・生物・化学・物理・地学の中から1科目)[100点]・情報[30点] 6教科6科目 | 530点 |
二次試験(前期) | 国語・数学・理科・社会(1科目選択) | 国語・日本史・世界史・地理・倫理・物理・化学・生物・地学・数学1A2BCの中から1つ選択 | 265点 |
外国語 | 英語 | 265点 | |
二次試験(後期) | 論述 | 応用性・論理性などを評価する | 50点 |
合計 | 1060点(前期)580点(後期) |
【障害科学類】
募集人数:16名(前期)3名(後期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[100点]・数学1A・2BC [100点]・外国語[100点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科(生基・化基・物基・地基・生物・化学・物理・地学の中から1科目)[100点]・情報[30点] 6教科6科目 | 530点 |
二次試験(前期) | 国語・数学・理科・社会(1科目選択) | 国語・日本史・世界史・地理・倫理・物理・化学・生物・地学・数学1A2BCの中から1つ選択 | 265点 |
外国語 | 英語 | 265点 | |
二次試験(後期) | 論述 | 応用性・論理性などを評価する | 50点 |
合計 | 1060点(前期)580点(後期) |
【生物資源学類】
募集人数:52名(前期)16名(後期)
科目 | 概要 | 配点 | ||
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[180点]・数学1A・2BC [180点]・外国語[180点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[180点]・理科(生基・化基・物基・地基・生物・化学・物理・地学の中から1科目)[180点]・情報[50点] 6教科7科目 | 530点 | |
二次試験(前期) | 数学 | ・数学1A・2BC | 300点 | |
・理科・社会(1科目選択) | 生物・化学・物理・地学・地理の中から2科目 | 300点 | ||
外国語 | 英語 | 300点 | ||
一次試験(後期) | 共通テスト※理社は❶❷のどちらかを選択 | ・国語[150点]・数学1A・2BC [150点]・外国語[150点]・情報[50点] | 950点 | |
❶社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から2科目)[300点]理科(生基・化基・物基・地基・生物・化学・物理・地学の中から1科目)[150点] | ❷社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[150点]理科(生物・化学・物理・地学の中から2科目)[300点] | |||
二次試験(後期) | 個別面接 | 生物資源学類における勉学の意欲、主体性、論理的思考力、表現力、学習適性などを評価する | 600点 | |
合計 | 1430点(前期)1550点(後期) |
【地球学類】
募集人数:21名(前期)4名(後期)
科目 | 概要 | 配点 | ||
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学1A・2BC [100点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科(生基・化基・物基・地基・生物・化学・物理・地学の中から2科目)[200点]・情報[50点] 6教科8科目 | 950点 | |
二次試験(前期) | 数学 | ・数学1A・2BC | 400点 | |
・理科・社会(2科目選択) | 生物・化学・物理・地学・地理の中から2科目 | 400点 | ||
外国語 | 英語 | 300点 | ||
一次試験(後期) | 共通テスト | ・国語[150点]・数学1A・2BC [150点]・外国語[150点]・情報[50点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[150点]・理科(生物・化学・物理・地学の中から2科目)[300点] | 850点 | |
二次試験(後期) | 個別面接 | 志望の動機と個別面接に基づいて、地球学類における勉学の意欲は主体性、論理的思考力、表現力、学習適格性などを評価する。 | 400点 | |
合計 | 1100点(前期)850点(後期) |
【数学類】
募集人数:20名(前期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学(1A・2BCの中から1科目) [200点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科(生基・化基・物基・地基・生物・化学・物理・地学の中から2科目)[200点]・情報[50点] 6教科8科目 | 950点 |
二次試験(前期) | 数学 | 数学1A2BC | 500点 |
理科 | 物理・化学・生物・地学から選択 | 500点 | |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語の中から1つ選択 | 500点 | |
二次試験(後期) | なし | なし | なし |
合計 | 2450点(前期) |
【物理学類】
募集人数:20名(前期)8名(後期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[前期200点][後期100点]・数学1A・2BC [200点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科(生物・化学・物理・地学の中から2科目)[200点]・情報[50点] 6教科8科目 | 950点 |
二次試験(前期) | 数学 | 数学1A2BC | 500点 |
理科 | 物理・化学・生物・地学から選択 | 500点 | |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語の中から1つ選択 | 500点 | |
二次試験(後期) | 小論文 | 全編的な基礎学力に加え、物理学を学ぶ上で必要な論理力・思考力・応用力を総合的に評価する。 | 300点 |
合計 | 2250点(前期)1050点(後期) |
【化学類】
募集人数:14名(前期)9名(後期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[前期200点][後期100点]・数学1A・2BC [200点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[前期100点][後期50点]・理科(生物・化学・物理・地学の中から2科目)[200点]・情報[50点] 6教科8科目 | 950点 |
二次試験(前期) | 数学 | 数学1A2BC | 500点 |
理科 | ・化学(必須)・物理・生物・地学から1科目選択 | 500点 | |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語の中から1つ選択 | 500点 | |
二次試験(後期) | 個別面接 | 全編的な基礎学力に加え、物理学を学ぶ上で必要な論理力・思考力・応用力を総合的に評価する。 | 300点 |
合計 | 2250点(前期)1050点(後期) |
【応用理工学類】
募集人数:49名(前期)19名(後期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[前期200点][後期100点]・数学1A・2BC [200点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[前期100点][後期50点]・理科(生物・化学・物理・地学の中から2科目)[200点]・情報[50点] 6教科8科目 | 950点(前期)800点(後期) |
二次試験(前期) | 数学 | 数学1A2BC | 500点 |
理科 | ・物理(必須)・化学・生物・地学から1科目選択 | 500点 | |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語から1つ選択 | 500点 | |
二次試験(後期) | 個別面接 | 専攻にかかわる能力及び適性を判定するために口頭試問を含み、論理的思考力及び表現力、並びに主体性を見る。口頭試問の中には数学Ⅲなどの科目に関する試問も入る | 300点 |
合計 | 2450点(前期)1100点(後期) |
【工学システム学類】
募集人数:52名(前期)20名(後期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[前期200点][後期100点]・数学1A・2BC [前期200点][後期150点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[前期100点][後期50点]・理科(生物・化学・物理・地学の中から2科目)[前期200点][後期100点]・情報[前期50点][後期25点] 6教科8科目 | 950点(前期)525点(後期) |
二次試験(前期) | 数学 | 数学1A2BC | 500点 |
理科 | ・物理(必須)・化学・生物・地学から1科目選択 | 500点 | |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択 | 500点 | |
二次試験(後期) | 個別面接 | 勉学に対する主体的な意欲及び本人の希望分野と本学類の教育内容の適合性を評価する | 300点 |
合計 | 2450点(前期)825点(後期) |
【情報科学類】
募集人数:38名(前期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学1A・2BC [200点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科(生物・化学・物理・地学の中から2科目)[200点]・情報[100点] 6教科8科目 | 1000点(前期) |
二次試験(前期) | 数学 | 数学1A2BC | 700点 |
理科 | ・物理(必須)・化学・生物・地学から1科目選択 | 500点 | |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択 | 400点 | |
二次試験(後期) | なし | なし | なし |
合計 | 2600点 |
【情報メディア創成学類】
募集人数20名(前期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学1A・2BC [200点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科(生物・化学・物理・地学の中から2科目)[200点]・情報[100点] 6教科8科目 | 1000点(前期) |
二次試験(前期) | 数学 | 数学1A2BC | 400点 |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択 | 400点 | |
二次試験(後期) | なし | なし | なし |
合計 | 1800点 |
【知識情報・図書館学類】
募集人数:10名(後期)
※前期は実施せず、総合選抜を通して二年次に移行する方法がある
科目 | 概要 | 配点 | ||
一次試験(後期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学1A・2BC [200点]・外国語[200点]・情報[100点] | 1000点 | |
❶・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から2科目)[200点]・理科([物基・化基・生基・地基(4科目すべて)]・生物・化学・物理・地学の中から1科目)[100点] 6・7教科8科目 | ❷・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科(生物・化学・物理・地学の中から2科目)[200点] 6教科8科目 | |||
二次試験(前期) | なし | なし | なし | |
二次試験(後期) | 小論文 | 論理的思考力・表現力・広い視野からの発想などを評価する | 200点 | |
合計 | 1200点 |
【医学類】
募集人数:44名(前期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学1A・2BC [200点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科(生物・化学・物理の中から2科目)[200点]・情報[50点] 6教科8科目 | 950点(前期) |
二次試験(前期) | 数学 | 数学1A2BC | 300点 |
理科 | ・物理・化学・生物から1科目選択 | 300点 | |
外国語 | 英語 | 300点 | |
個別面接 | 医療を志向する動機、適性、完成、社会的適応能力などについて総合的に判断する | 200点 | |
二次試験(後期) | なし | なし | なし |
合計 | 1750点 |
【看護学類】
募集人数:37名(前期)
科目 | 概要 | 配点 | ||
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学1A・2BC [200点]・外国語[200点]・情報[50点] | 950点(前期) | |
・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科(生物・化学・物理の中から2科目)[200点] 6教科8科目 | ・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から2科目)[200点]・理科(生物・化学・物理の中から1科目)[100点] 6・7教科8科目 | |||
二次試験(前期) | 理科/国語 | ・物理・化学・生物・国語から1科目選択 | 200点 | |
外国語 | 英語・ドイツ語・フランス語から1つ選択 | 300点 | ||
個別面接 | 医療を志向する動機、適性、完成、社会的適応能力などについて総合的に判断する | 300点 | ||
二次試験(後期) | なし | なし | なし | |
合計 | 1750点 |
【医療科学類】
募集人数:12名(前期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学1A・2BC [200点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科(生物・化学・物理の中から2科目)[200点]・情報[50点] 6教科8科目 | 950点(前期) |
二次試験(前期) | 数学 | 数学1A2BC | 200点 |
理科 | ・物理・化学・生物から1科目選択 | 200点 | |
外国語 | 英語 | 200点 | |
個別面接 | 医療を志向する動機、適性、完成、社会的適応能力などについて総合的に判断する | 200点 | |
二次試験(後期) | なし | なし | なし |
合計 | 1750点 |
【芸術専門学群】
募集人数:45名(前期)10名(後期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学1・数1・2BCの中から1科目[100点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科([物基・化基・生基・地基(4科目すべて)]・生物・化学・物理・地学の中から1科目)[100点] ・情報[30点] 6教科6科目 | 730点(前期) |
二次試験(前期) | 実技 | 芸術に関する基礎表現力、適性、感性、主体性などについて評価する。次の科目の中から午前1科目、午後1科目を選択する午前:論述、鉛筆デッサン午後:論述(鑑賞)、論述(デザイン構想)デッサン(木炭または鉛筆)、平面構成、書 | 730点 |
一次試験(後期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学1・数1・2BC・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)・理科([物基・化基・生基・地基(4科目すべて)]・生物・化学・物理・地学の中から1科目)の中から1科目[100点] ・外国語[200点]・情報[10点] 4教科4科目 | 510点 |
二次試験(後期) | 実技 | 芸術に関する基礎表現力、適性、感性、主体性などについて評価する。次の科目の中から午前1科目、午後1科目を選択する論述、鉛筆デッサン | 300点 |
合計 | 1460点(前期)810点(後期) |
【体育専門学群】
募集人数:130名(前期)
科目 | 概要 | 配点 | |
一次試験(前期・後期) | 共通テスト | ・国語[200点]・数学1・数1・2BCの中から1科目[100点]・外国語[200点]・社会(世界史・日本史・地理・地歴公民・倫理・政経の中から1科目)[100点]・理科([物基・化基・生基・地基(4科目すべて)]・生物・化学・物理・地学の中から1科目)[100点] ・情報[40点] 6教科8科目 | 740点(前期) |
二次試験(前期) | 実技 | 実技①の検査では、当該種目に関する基礎及び応用技能について評価する。実技②の検査では、主に入学後の実技履修上の観点から、基礎技能を中心に評価する。 | 640点 |
論述試験 | 保健体育に関する基礎学力及び文章表現力を見る | 100点 | |
二次試験(後期) | なし | なし | |
合計 | 1480点 |
筑波大学合格に向けてやるべきこと
筑波大学には多種多様な入試方式・学群があることが分かったと思います。
受験科目や配点も様々で、受ける学類によって対策する科目も方法も変わってきます。
では、そんな筑波大学に合格するためには、どういったことをやればいいのでしょうか?
共通テストを対策する
まず第一に、共通テスト対策があげられます。
筑波大学は共通テストと二次試験の点数比がそれほど開いておらず、共通テストの出来が合否を分けるといってもいいでしょう。
まずは自分の受験する方式・学群をきめ、その後に点数配分を見てどの教科に力を入れるか決めます。
例えば社会学群の場合、数学・社会・国語・外国語がそれぞれ200点ずつで理科が100点、情報が50点という配点になっています。
この場合、共通テストは等配点の4科目をまんべんなく対策し、特に積み上げ教科の英数は早めから基礎を完璧にしておけるといいでしょう。
次に過去問を完璧に近づくまで対策する
各教科の基礎が固まってきたら次は過去問です。
こちらも受験方式や学群によって優先順位は変わるのですが、基本的に配点の高さと勉強時間を比例させるといいでしょう。
筑波大学の二次試験は基本的に標準レベルの問題が多く、難問奇問は出題されません。
しかしながらその分素早い情報処理能力が求められたり、ミスのない回答が求められたりするなど、失点をしない力がカギになります。
以下に各教科ごとの簡単な特徴と対策方法を記しておきます。
国語
現代文は大門2問分あり、全て記述形式です。比喩表現や言い換えられている表現の説明や、文章の根幹部分のまとめなど、基本的な文章読解能力と回答を制限字数内にまとめ上げる表現力が求められます。
古文は比較的短い文章で、主語の判別や現代語訳などの古文基礎知識のほかに、登場人物の行動の理由や心情など、文章から直接読み取れない背景の理解も重要です。
対策方法としては、現代文は過去問を繰り返しながら筑波大学の出題・回答形式に慣れ、文章を簡潔にまとめる練習をしていくのがいいでしょう。
古文は単語と基礎文法を学習した後に品詞分解を丁寧に繰り返し、1文1文を現代語訳していく練習を積むのが効果的です。ある程度文章が読めるようになってきたら、文脈の後ろにある登場人物の心情も意識して読めるといいでしょう。
数学
筑波大学の数学は出題範囲が学群によって異なるので、受験する学群の範囲を確認してから勉強を始めましょう。
文系数学に関しては、難易度は標準的ですが少しひねりのある問題が出される傾向にあります。
受験生同士で点差がつきにくく高得点が求められるため、ケアレスミスに注意して問題を解く必要がありそうです。
対策は共通テストレベルを完璧にしたのち、記述問題のやり方を頭に入れていくのがいいでしょう。
理系数学も同様、難易度が高い問題や難問奇問は出題されません。
こちらも高得点が求められるためケアレスミスに注意しましょう。文系よりも時間設定が厳しく、時間配分をしっかり決めてから望むのが吉です。
また、全問で証明問題が出題されるので、欄内に簡潔に回答をまとめる力が求められます。
英語
語彙や文章の内容はそこまで難しいものではないですが、回答形式は記述が多く、英文から理解したことを日本語でまとめあげる必要があります。
文中の比喩表現や省略表現などをついてくる問題が多いので、英語の知識だけでなく国語力も重要になってくるでしょう。
勉強法としては英語の基本ピラミッドに従い、「単語・熟語」「文法」「文構造」「長文読解」の順で積み上げていくと効果的です。
英語の基本ピラミッドとは?
以下のように、英語の構成要素を順々に学んでいき、最終的に大学受験レベルの問題に対応できるようになるための学習手順です。
- 長文読解
- 文構造理解
- 文法
- 単語
- 化学
理論・無機・有機から一題ずつ大問が出題されますが、 無機は理論との融合で出題されることも多く、理論科学の比重が大きいといえます。
化学平衡に関する問題が電離平衡を含めてよく出題され、有機では構造推定・高分子分野からの出題も見られます。全体を通して標準レベルの出題が多く、ミスを減らして得点していけるといいでしょう。
ほかの理科の科目に比べて問題数が多く時間制限が厳しいのが特徴で、暗記分野をいかに早く処理できるかがカギになってきます。
対策方法としてはまず教科書知識を完璧にした後に、過去問や問題集などを通して標準・応用問題に太刀打ちできるようにしていきます。
複数分野の融合問題や論述問題も見られるので、その対策も必要です。
物理
物理は科学に比べて時間に余裕がある科目です。問題も標準的なものが多く、例年、大問1は力学分野、大問2は電磁気分野からの出題となっています。
大問3では融合問題が出されることが多く、特に原子などの受験生が手薄になりがちな範囲も頻出なので各分野を幅広く対策する必要がありそうです。
まずは教科書レベルの問題を完璧にするところから始めるといいでしょう。
そのあとは融合問題などの演習・方程式や途中式など回答の過程を上手くまとめる記述対策も必須です。
日本史
大問4つ構成で、そのうち3つの大問は与えられた4つの語句を使って物事を説明させる問題です。
テーマとしては、時代別の政治制度や宗教の変遷など、何らかの変化について問う問題が多いです。残りの大問も同じく説明問題ですが語句の指定はなく、一番難易度が高いといえるでしょう。
全体を通して言えることですが、回答をするためには時代の流れをとらえている必要があるため、単純暗記では太刀打ちできません。
また、指定された語句以外にもトピックに関する情報を漏らさず盛り込んでいく必要があります。
まずは教科書を読み込みながら時代の流れを把握し、特に統治制度などは「何処から、どのように伝わってきてどう崩壊したのか」などに注意して理解する必要があります。
歴史科目は共通テストと二次試験で対策を変える必要はあまりなく、教科書知識が入ったら過去問を解いて記述対策をするといったイメージでいいでしょう。
世界史
問題形式は日本史と同じで、与えられた語句をもとに物事を説明させるものです。
しかしテーマは「ある時代の特定地域の歴史」や「歴史的出来事が起こった時期のとある国とその周辺諸国との関係」など時代を超えての変化を問う問題は日本史に比べて少なくなっています。
世界史は地理的に学ぶ範囲が広いので、時代ごとに地域とその周りの関係などを抑えながら学習を進めることが大事です。
こちらもまずは教科書を読み込んで時代の流れを把握しましょう。
同時期に様々な場所で起こる出来事を把握しなくてはいけないので、白地図や資料集を活用して時代別の世界地図を頭に入れることも必要です。
時代別の世界地図地図というのは、「この時期のこの地域はどんな国があって誰が統治していたか、他地域とはどのように関わっていたか」などがまとめてあるページです。
筑波大学の二次試験はどの科目も難問奇問は出題されないので、合格点をとるためには基礎・標準を「抜けなく」固めることが求められてきます。
教科書レベルの問題を勉強して、過去問や問題集を通して記述力を養っていくのがセオリーです。
受験する学群の配点をチェックして、各科目で何点ずつ取るかの目標を最初に決めておきましょう。
東大毎日塾に入塾する
では具体的に各科目で何点を目標にするのがいいのでしょうか?
正直言うと、科目ごとの目標点は人それぞれ変わってくるので何とも言えません。
受験する学群だけでなく、学校の授業進度や得意不得意教科・受験勉強を始める時期などによって最適解が変わるからです。
しかしながら大半の受験生にとって自分自身で最適解を見つけそれに合った計画を立て、実行にうつすのはかなり難しいです。
そこで役に立つのが東大毎日塾というわけです!
東大毎日塾
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少しでも東大毎日塾が気になったという方は、お気軽にご相談ください!
東大毎日塾とは?
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ひとえに対策方法といっても、生徒ごとに授業進度や学習状況、苦手科目などが違うので計画も一人一人異なるんです。
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なぜなら以下の仕組みの中で、東大生による最高品質の個別指導を提供しているからです。
プランニング
あなた専用の学習計画を提案し、何をするべきかを明確に
コーチング
日々の声掛けで着実にプランを実行
ティーチング
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一般的な予備校ではティーチング指導に特化しており、プランニングやコーチングは生徒任せ、もしくは画一的なカリキュラムになっていることが多いです。
それで成績が上がるのは、自分で完璧な学習戦略を立てて、正しいやり方で勉強できる一部の生徒のみで、多くの方にとって、自分に合った学習戦略や勉強法の面から個別にサポートした方が結果に繋がります
生徒ごとに必要となる学習戦略は異なります。
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