埼玉大学は埼玉県で唯一の国立大学で、教養・教育・経済・理学・工学の5学部を有する総合大学です。
基本方針として「知の府としての普遍的な役割を果たす」、「現代が抱える課題の解決を図る」、「国際社会に貢献する」を掲げており、2015年にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章さんを筆頭に、卒業生の多くが社会のさまざまな分野で活躍しています。
この記事では埼玉大学の入試情報から試験の出題傾向、埼玉大学に受かるための対策法まで解説していきます。
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【2024年度】埼玉大学の入試情報
埼玉大学の入試区分には以下のものがあります。
- 一般選抜(前期、後期)
- 総合型選抜
- 学校推薦型選抜
- 社会人選抜
- 帰国生徒選抜
- 私費外国人留学生選抜
一般選抜は共通テストと個別試験の合計点で合否が判定されます。その他の選抜入試は推薦入試で、小論文や面接(総合型選抜のみ共通テストも対象)が中心です。
2024年度の入試日程と入試の要項は2024年7月ごろ公表予定となっています。
詳細は埼玉大学のホームページの入試情報を参照してください。
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入試情報のチェックは必ずしましょう!公開予定などもチェックしておくことで、いち早く情報を知ることができますよ!
埼玉大学の合格最低点
埼玉大学の2023年度の一般選抜の合格最低点は以下の通りです。
全学部、共通テストと個別試験の合計点となります。
教養学部
教養学科 前期 | 819.60/1200点 |
教養学科 後期 | 863.80/1200点 |
経済学部
経済学科 前期 | 865.94/1400点 |
経済学科 後期 | 815.00/1200点 |
国際プログラム枠 前期 | 760.50/1000点 |
教育学部 学校教育教員養成課程 小学校コース
教育学専修 前期 | 870.40/1400点 |
心理・教育実践学専修 前期 | 868.00/1400点 |
言語文化専修 国語分野 前期 | 900.20/1400点 |
言語文化専修 国語分野 後期 | 926.60/1400点 |
言語文化専修 英語分野 前期 | 938.40/1400点 |
社会専修 前期 | 860.00/1400点 |
自然科学専修 算数分野 前期 | 864.00/1400点 |
自然科学専修 理科分野 前期 | 904.80/1400点 |
芸術専修 音楽分野 前期 | 818.20/1400点 |
芸術専修 図面工作分野 前期 | 772.40/1400点 |
身体文化専修 体育分野 前期 | 835.80/1400点 |
生活創造専修 ものづくりと情報分野 後期 | 939.10/1400点 |
生活創造専修 家庭科分野 前期 | 898.30/1400点 |
生活創造専修 家庭科分野 後期 | 913.80/1400点 |
教育学部 学校教育教員養成課程 中学校コース
言語文化専修 国語分野 前期 | 928.40/1400点 |
言語文化専修 英語分野 前期 | 944.80/1400点 |
社会専修 前期 | 871.60/1400点 |
自然科学専修 数学分野 前期 | 933.00/1400点 |
自然科学専修 理科分野 前期 | 1002.40/1400点 |
教育学部 学校教育教員養成課程 その他
乳幼児教育コース 前期 | 859.20/1400点 |
特別支援教育コース 前期 | 853.80/1400点 |
教育学部
養護教諭養成課程 | 863.80/1400点 |
理学部
数学科 前期 | 1177.30/2000点 |
---|---|
数学科 後期 | 1252.60/2000点 |
物理学科 前期 | 775.00/1300点 |
物理学科 後期 | 1038.60/1700点 |
基礎化学科 前期 | 901.60/1500点 |
基礎化学科 後期 | 1638.60/2500点 |
分子生物学科 前期 | 981.40/1400点 |
分子生物学科 後期 | 1093.40/1700点 |
生体制御学科 前期 | 1008.80/1600点 |
生体制御学科 後期 | 1210.60/1800点 |
工学部
機械工学・システムデザイン学科 前期 | 746.20/1200点 |
機械工学・システムデザイン学科 後期 | 708.80/1200点 |
電気電子物理工学科 前期 | 741.60/1200点 |
電気電子物理工学科 後期 | 766.40/1200点 |
情報工学科 前期 | 786.40/1200点 |
情報工学科 後期 | 902.00/1400点 |
応用化学科 前期 | 860.60/1300点 |
応用化学科 後期 | 986.40/1600点 |
環境社会デザイン学科 前期 | 702.60/1100点 |
環境社会デザイン学科 後期 | 840.20/1300点 |
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埼玉大学の2023年度の一般選抜の合格最低点でした。合格最低点もチェックしておきましょう!
埼玉大学合格のための出題傾向と対策
埼玉大学合格のための入試の出題傾向と対策を、教科別に紹介します。
埼玉大学の個別試験は例年の出題パターンがほぼ同じなため対策が取りやすいです。
ここで出題傾向を把握して試験のイメージを掴みましょう。
英語
出題傾向
埼玉大学の英語は、長文読解2題(マークシート方式)と英作文1題(記述式)の3題で構成されます。
問題も含めすべて英語での表記です。
長文読解は同意表現や内容一致、内容理解、文法など幅広く出題されています。
英作文は提示された英文の説明や、自分の意見を述べるといった設問120~150ワードで指定されることが多いです。
対策
埼玉大学の英語の試験時間は90分で得点比率が長文読解:英作文が4:1となっています。
そのため、英作文に時間を使いすぎずにしっかりと長文読解で点数を獲得することがポイントです。
まずは過去問に取り組み、時間配分の感覚を養うようにしましょう。
長文読解の難易度は共通テストレベルですが、「同意表現・言い換え」を見抜けているかを問う問題が多い傾向です。
共通テストレベルの単語に、同意表現や言い換え表現があるかを調べておきましょう。
英作文に関しても難しい単語を使おうとせず、共通テストレベルの単語や構文を暗記しておきましょう。
実際に練習で英作文を書いた後は添削してもらうと効率的に英作文の練習が行えます。
数学
出題傾向
埼玉大学の理系数学は、例年大問4題で構成され、全問記述式、試験時間は120分です。
出題分野は数学ⅠA・ⅡB(数列、ベクトル)・Ⅲです。微分・積分を中心とした問題が出され、次いで数列、整数、三角関数、確率がよく出る傾向にあります。
文系数学は、例年大問4題で構成され、全問記述式、試験時間は90分です。出題分野は数学ⅠA・ⅡB(数列、ベクトル)です。
経済学部はベクトルを中心とした問題が出され、そのほかでは、微積、確率がよく出される傾向にあります。
対策
理系数学の難易度は共通テストレベルからやや難レベルのものが多いですが、試験時間が120分あるため余裕をもって取り組むことができます。
基本的な公式を覚えておくこと、ケアレスミスを防ぐために正確な計算能力を磨きましょう。
また、証明問題が毎年出題される傾向にあるため、しっかり対策しておきましょう。
文系数学は共通テストレベルの問題が多く出題されます。
基本的な公式を覚えて共通テストの勉強をすることが、文系数学の対策となります。
埼玉大学の過去問にも取り組み、時間配分や出題傾向をつかみましょう。
国語
出題傾向
国語が出題されるのは、経済学部と教育学部のみです。
試験時間は90分で経済学部は現代文のみで大問2つ、教育学部は現代文・古文・漢文が各大問1つで構成されています。
現代文は文章の該当箇所の理解を求めて、文字指定のなかで自分の考えを述べる記述式の問題が出題される傾向にあります。
古文・漢文は文章が短めで、難易度も共通テストレベルのものが多いです。
対策
現代文は文章の内容を理解し、自分の考えを述べる問題が多いです。
そのため、文章を読むスピードを上げつつ内容が理解できるよう長文問題を事前に勉強しましょう。
また、自分の考えを100字程度で要約する練習も行なっておくと安心です。
古文・漢文は共通テストレベルの勉強を行い、試験ではなるべく時間をかけないよう現代文への時間配分に気をつける必要があります。
理科
埼玉大学の理科には、選択式のものと物理・化学・生物からなる総合問題に分けられます。
出題傾向
理科:
理科の試験は選択制です。物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎のなかから1題選択し、物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学のなかから2題選択、計3題の問題を解きます。
ただし、全て同じ科目を選ぶことができず、異なる科目を1つずつ選択する必要があります。試験時間は90分です。
どの選択問題も、計算問題や論述問題、穴埋め問題、選択問題など幅広く出題されています。
総合問題:
物理・化学・生物から構成される総合問題は理学部と工学部の一部学科で出題されます。
大問数は理学部が大問2つ、工学部が大問3つとなり、各学科の専攻を中心とした問題で構成されていて、試験時間は120分です。
学科によっては英文での出題があります。
対策
理科:
理科に関しては選択科目が多く、出題形式も幅広いです。難易度は共通テストレベルのものが多いですが、さまざまな出題形式に対応できるよう、共通テストのマークテスト対策だけでなく、過去問などで記述式の問題の勉強も行なっておきましょう。
総合問題:
総合問題は受験学科の専攻を中心とした問題が出題されるため、事前に過去問を解き、どの分野の出題が多いかを把握しておきましょう。
難易度としては共通テストレベルや標準的な国公立大学のテストが解ければ安心です。埼玉大学と同じくらいの偏差値の大学の過去問も解いておくと対策になるでしょう。
埼玉大学合格のためにやるべきこと
➀共通テスト対策
埼玉大学の入試の特徴として、共通テストの比重が大きいことが挙げられます。
全学部、平均して共通テストの配点比重が7割程度あるため、共通テストで高得点を取るのが合格の鍵となるでしょう。
共通テストの出題は教科書の範囲内のため難問は少ないです。
ですが、知識があれば解くことができた旧センター試験と比較して、共通テストは複数のテキストや資料を参照しながら読解力や思考力を問う問題が出題される傾向にあります。
時間配分を間違えると問題を解くことができなくなるため、過去問に取り組み時間のペース配分を養いましょう。
②個別試験対策
上記に解説したようにどの科目も難易度は共通テストレベルです。
ですが、出題内容として記述式のものが多いため、共通テストの勉強に加えて記述する練習をしておきましょう。
記述式の練習はたくさんの問題を解くことも大切ですが、何より大切なのが添削を受けて正しい表現方法を身に着けることです。
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学習の進捗具合に応じて学習プランや勉強法の相談にも乗れるので、埼玉大学合格に向けて効率よく学習を進めることができます。
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うっちー
共通テストは過去問題に取り組むこと、個別試験は添削を受けて正しい表現方法を身に着けることが大切です!
まとめ
埼玉大学合格のための試験の出題傾向や対策について解説しました。
埼玉大学の試験は共通テストレベルの難易度の問題が多く、出題傾向も例年同じのことが多いです。試験対策をしっかりと行うことで埼玉大学の合格にぐっと近づくでしょう。
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②コーチング
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