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みんなが塾を辞める理由は?学習環境を見直すべきタイミングについて

15 min 75 views

今の塾、なんだか合わない気がする

もう辞めたいな

勉強を頑張ろうと思って通い始めた塾なのに、そんな風に感じている方もいるかもしれません。

特に、周りの友達が楽しそうに通っていたり、親御さんに高い月謝を払ってもらっていたりすると、

辞めたいなんて言ったらダメかな

自分がもっと頑張ればいいだけかも

と、一人で悩んでしまうこともあるでしょう。
でも、少し立ち止まって考えてみてください。

塾を辞めたいと感じるのには、きっとあなたなりの理由があるはずです。
そして、その気持ちは決して特別なことではありません。

この記事で分かること
  • 多くの人が塾を辞める理由
  • 塾を辞めるべきタイミング
  • 塾を辞める時の具体的な伝え方

今の環境に悩んでいるあなたにとって、この記事が最適な学習スタイルを見つけるための一助となれば幸いです。

大手予備校のような集団授業だけが選択肢ではありません。

例えば、私たち 東大毎日塾 のような、オンラインで個別の学習計画作成からメンタリング、質問対応まで一貫してサポートする新しい形の学びもあります。

まずはこの記事を読んで、ご自身の状況を見つめ直してみませんか?

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内田悠斗(うっちー)

内田悠斗(うっちー)

東大毎日塾 代表

「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」を運営。
オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。
教育専門家として、大手学習メディアを多数監修。
本ブログでは、累計1000人以上の指導経験に裏打ちされた受験ノウハウや成績アップ術を分かりやすくお届けします。

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塾を辞めるのは悪いことじゃない

まず、大前提としてお伝えしたいのは、塾を辞めることは決して悪いことではないということです。

世の中には、本当にたくさんの塾や予備校が存在します。
集団授業が中心のところ、個別指導に特化したところ、映像授業を提供するところ、特定の科目に強いところ、難関校対策専門のところ…。
それぞれの塾が独自の教育方針や特色を打ち出し、差別化を図っています。

まさに星の数ほど、と言っても過言ではないでしょう。

だからこそ、考えてみてください。

これだけ多くの選択肢がある中で、「たまたま今通っている塾が、自分にとってベストな環境ではなかった」ということは、十分に起こり得ることではないでしょうか。

それは、あなたの能力や努力が足りないからではありません。

単に、その塾の

  • レベル感
  • 授業の進め方
  • 先生との相性
  • 他の生徒との雰囲気
  • 家や学校からの距離

といった様々な条件が、今のあなたに合っていなかった、ただそれだけのことかもしれません。

自分に合わない環境で無理に頑張り続けるよりも、勇気を出して環境を変えることで、もっと効率的に、そして前向きに学習に取り組めるようになる可能性は大いにあります。

今の塾が合わないと感じても、それはあなたにとって最適な学習環境を見つけるための一歩と捉えることができるのです。

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あなたが塾を辞める理由は?

では、具体的にどのような理由で塾を辞めたいと感じるのでしょうか。
ここでは、よく聞かれる理由をいくつか挙げ、それぞれの状況について考えてみましょう。

費用が高い

塾の費用は、決して安いものではありません。

特に、複数の科目を受講したり、長期休暇中の講習に参加したりすると、家計への負担は大きくなる可能性があります。

この費用負担について、後ろめたさを感じている人もいるかもしれません。

しかし、塾は将来への投資と考えることもできます。

もし、その環境を最大限に活用し、目標とする進路を実現できれば、それは将来的に大きなリターンとなって返ってくる可能性もあります。

大切なのは、支払っている費用に見合った価値、つまり学力向上や志望校合格への貢献度を実感できているかどうかでしょう。

もちろん、

塾に通わなくても自分で計画的に勉強を進め、合格できる

という自信があるならば、塾は必要ないかもしれません。

また、

もっと費用を抑えつつ、自分に合った指導を受けられる別の塾やサービスがある

と感じるなら、費用対効果を考えて他の選択肢を検討するのも合理的な判断といえます。

重要なのは、ご家庭の状況と自身の学習効果を天秤にかけ、納得のいく選択をすることです。

参考
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授業内容・講師が合わない

塾の学習効果を大きく左右するのが、授業内容や担当講師との相性です。

  • 授業のレベルが高すぎる(あるいは低すぎる)
  • 説明が分かりにくい
  • 質問しづらい雰囲気がある
  • 先生の教え方が自分には合わない

といった悩みは、塾を辞めたいと考える大きな要因になり得ます。

ただし、すぐに「合わない」と判断する前に、一度立ち止まって考えてみることも大切です。

授業内容についていくために予習・復習をしっかり行っているか、分からない点を積極的に質問しようと試みたか、といった点です。

自分なりに努力をしてもなお、授業内容や講師との間に埋められない溝を感じるのであれば、それは環境を変えることを検討すべきサインかもしれません。

あなたの学習スタイルや目標に、より合致した指導を受けられる場所を探すことは、学力向上のために非常に重要なことです。

通学時間、スケジュールが合わない

意外と見過ごされがちですが、塾への通学時間や、学校・部活動とのスケジュールの兼ね合いも、学習を継続する上での大きな負担となり得ます。

例えば、塾が家や学校から遠い場合、移動に多くの時間を費やすことになります。
その移動時間は、本来であれば勉強や休憩、あるいは他の活動に充てられたはずの時間です。
徒歩や自転車での移動も、疲労につながり、学習効率を低下させる要因になるかもしれません。
また、部活動や学校行事で忙しい時期に、塾のスケジュールに合わせるのが困難になるケースもあるでしょう。

時間や体力は有限な資源です。

もし、通学時間やスケジュールの問題が学習の継続を妨げていると感じるなら、それは塾を見直す正当な理由となり得ます。

最近では、私たち東大毎日塾のように、自宅にいながら質の高い指導を受けられるオンライン塾も増えています。

移動時間をゼロにし、自分の都合に合わせて学習スケジュールを組みやすいオンラインという選択肢は、あなたにとって有効な解決策となるかもしれません。

独学や他の勉強方法に切り替えたい

集団授業や決められたカリキュラムではなく、

自分のペースで学習を進めたい

参考書や問題集を使って独学で頑張りたい

と考える人もいるでしょう。

あるいは、特定の科目は得意なので独学で、苦手な科目だけ個別指導を受けたい、といったニーズもあるかもしれません。

独学で目標を達成できるのであれば、それは素晴らしいことです。
自分の学習スタイルを確立し、主体的に学べる力は、大学進学後も必ず役立ちます。

ただし、完全に一人で学習を進めるには、強い意志自己管理能力が不可欠です。

計画通りに進まなかったり、分からない問題で長時間悩んでしまったりするリスクも考慮する必要があるでしょう。

もし、「完全に独学は不安だけど、大手予備校のような画一的な環境も避けたい」と考えているなら、新しい形の学習サポートを検討するのも一つの方法です。

例えば、東大毎日塾では、対面授業はありませんが、オンラインを通じて経験豊富な東大生メンターが一人ひとりに合わせた学習計画を作成し、日々の進捗管理やメンタリング、疑問点の解消まで、きめ細かくサポートしています。

人間関係のトラブル

学習環境における人間関係の問題も、塾を辞めたいと感じる深刻な理由の一つです。

塾内でいじめにあっている

どうしても気の合わない生徒がいる

特定の講師から威圧的な態度をとられる

など、学習に集中できない状況があるのであれば、無理にその環境に留まる必要はありません。

勉強は、心身ともに健全な状態であってこそ、最大の効果を発揮します。

人間関係のストレスが原因で学習意欲が削がれたり、塾に行くこと自体が苦痛になったりしているのであれば、それは明らかに環境を変えるべきサインです。

もし、そのトラブルの原因があなた自身にあるのではなく、相手側や環境側にあると客観的に判断できるのであれば、塾を移ることで問題が解決する可能性は高いでしょう。

安心して学習に集中できる環境を選ぶことは、あなたの権利です。

だるい、面倒臭い

明確な理由はないけれど、なんとなく塾に行くのが「だるい」「面倒くさい」と感じる…。

もしそうなら、すぐに辞める結論を出す前に、一度

なぜ自分は勉強しているのか

大学受験は本当に必要なのか

という根本的な問いに向き合ってみる良い機会かもしれません。

大学進学は、将来の選択肢の一つに過ぎません。

目標の大学で何を学び、将来どうなりたいのか、具体的なイメージはありますか?

もし明確でなければ、「大学に行かないならどうするか」「どんな人生を送りたいか」といった視点で考えてみることも大切です。

高校卒業後に社会で活躍する道や、他の進路を選ぶ人たちもいます。

ただ、その「将来やりたいこと」を見つける上で、大学進学、特に難関大学を目指すことには見過ごせないメリットもあります。

一つは、「やりたいこと」が見つかりやすく、実現しやすい環境です。

難関大学には、学業に限らず様々な挑戦をする意欲的な学生が多く集まります。

刺激的な出会いや多様な価値観に触れる中で、自分の興味関心が明確になったり、新たな挑戦への意欲が湧いたりする可能性が高まります。

また、難関大学というプラットフォームは社会的な信用を得やすく、自分のアイデアを実現するためのチャンスやサポートを得やすいという側面もあります。

もう一つは、大学受験という経験そのものが、将来の糧になるという点です。

目標に向かって真剣に努力し、困難を乗り越える経験は、その後の人生における自信や問題解決能力につながります。

また、学歴が生涯収入やキャリアの選択肢の幅に影響を与えるというデータも存在します。

もちろん、大学に入ること自体がゴールではなく、そこで何を学び、どう行動するかが重要ですが、受験期の努力は将来の可能性を広げるための確かな一歩となり得ます。

もし「だるい」「面倒くさい」という気持ちの根底に、将来への漠然とした不安や、目標がはっきりしないことへの戸惑いがあるのなら、まずは一度立ち止まって、これらの点についてじっくり考えてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

塾を辞めることを伝える方法

塾を辞めたいという気持ちが固まってきたら、次に考えるのは「どうやって塾に伝えればいいのか」ということでしょう。

伝える際には、正直な理由を話すのが基本ですが、状況によっては少し伝え方を工夫する必要があるかもしれません。

ここでは、辞める理由として挙げられることが多いものをいくつか見てみましょう。

成績が上がらないから

塾に通っている最大の目的が成績向上である以上、「期待していたほど成績が上がらない」というのは、辞める理由として非常にストレートで、塾側にも理解されやすいでしょう。

具体的な模試の結果など、客観的なデータを示しながら伝えると、より説得力が増すかもしれません。

ただし、塾側から「もう少し様子を見ませんか」「やり方を変えてみましょう」といった改善提案を受ける可能性も考えておくと良いでしょう。

金銭的な理由

「家庭の経済的な事情で、これ以上塾の費用を負担するのが難しくなった」という理由も、やむを得ない事情として受け入れられやすいです。

特に、ご兄弟の進学が重なるなど、具体的な状況を添えると、塾側も無理に引き止めることは少ないでしょう。

ただし、非常にプライベートな内容でもあるため、どこまで正直に話すかは慎重に判断する必要があるかもしれません。

モチベーションが上がらないから

塾の授業についていくのが精神的に辛い

勉強への意欲が湧かない

といったモチベーションの問題も、正直に伝えること自体は可能です。

ただし、伝え方によっては「本人のやる気の問題」と捉えられてしまう可能性もあります。

もし、モチベーション低下の原因が、授業内容や環境とのミスマッチにあると感じている場合は、その点を具体的に説明することも有効かもしれません。

講師との相性が合わないから

特定の講師との人間関係や指導方法が合わない、というのも辞める理由になり得ます。

この理由を伝える際は、感情的にならず、できるだけ具体的な事実(どのような言動で困っているか、どの点が指導方法として合わないと感じるかなど)を冷静に伝えることが大切です。

ただし、講師の変更などで解決を図ろうとされる場合もあります。

授業のレベルが合わないから

「授業内容が難しすぎてついていけない」あるいは「簡単すぎて物足りない」というレベルのミスマッチも、正当な理由です。

どちらの場合も、具体的にどの科目、どの単元でそう感じるのかを伝えることで、塾側も状況を理解しやすくなります。

レベルの不一致は学習効果に直結するため、正直に伝えることが重要です。

塾を辞めるのはどう伝えればいいか

さて、辞める理由が整理できたら、次は具体的な伝え方です。

スムーズに、そして円満に退塾手続きを進めるためには、いくつかのポイントがあります。

最も重要なポイント

契約時に定められた方法で、退会の意思を明確に伝えること

多くの塾では、入会時に交わす契約書や利用規約に、退会に関する手続き方法(誰に、いつまでに、どのように伝えるか)が記載されています。

まずは、その内容を確認することが基本となります。

理由を聞かれた場合は、正直に感じていることを伝えるのが一番ですが、もし強く引き止められるのが不安な場合は、「他の塾(または学習方法)に切り替えることに決めたので、こちらは退会させていただきます」と、すでに次のステップに進むことを決めている旨を伝えるのも有効な方法です。

塾の現場としても、「すでに他に入塾先が決まっている生徒」や「明確に他の学習方法への移行を決めている生徒」を無理に引き留めるのは難しい、というのが実情です。

伝え方の例 〜引き留められないためにどうすべきか〜

具体的にどのように伝えれば、スムーズに手続きが進みやすいでしょうか。

いくつか例を挙げます。

「新しい塾(またはオンラインサービス等)への入会が決まりましたので、今月限りで退会させていただきたいです。」
…これは、最も引き止められにくい伝え方の一つです。
塾側も、すでに次の学習環境が決まっている生徒に対して、強く慰留することは通常ありません。

「学習スタイルを見直したいと考えており、一度退会して別の方法を試してみようと思います。」
「家庭の事情で費用面を見直す必要があり、継続が難しくなりました。」
…必ずしも次の塾の話を持ち出さなくても、このように率直な理由を伝えることで、多くの場合、手続きは進められます。
「検討した結果、辞めることに決めた」という意思を明確に示すことがポイントです。

専用の退会フォームや書類がある場合は、それを利用する
…塾によっては、WEBサイト上に退会専用フォームが用意されていたり、所定の退会届の提出が必要だったりする場合があります。
入会時の書類や塾のウェブサイトを確認し、定められた手順に従いましょう。書類提出のみで手続きが完了するケースも少なくありません。

ただし、一つ注意点があります。
それは、退会の意思を伝える相手です。

普段授業を担当してくれているアルバイトの先生に口頭で伝えただけでは、正式な手続きとして処理されず、後々トラブルになる可能性があります。

退会手続きは、教室長や事務担当者など、契約や手続きに関する権限を持つ立場の人に、きちんと意思表示するようにしましょう。

何日前に言うべきか

退塾の意思を伝えるタイミングも重要です。

多くの塾では、

「退会希望月の〇日前までに申し出る必要がある」

「手続きは退会を希望する前月の〇日までに行うこと」

といった規定を設けています。

この期日を守らないと、翌月分の月謝が発生してしまうなどの不利益が生じる可能性があります。

具体的な期日は、入会時の契約書や塾の規約に明記されているはずです。

例えば、

「毎月10日までに退会届を提出すれば当月末での退会、11日以降の提出の場合は翌月末での退会扱いとなる」

「退会希望月の1ヶ月前までに申し出ること」

といったルールが一般的です。

手続きをスムーズに進め、余計な費用負担を避けるためにも、まずは契約書類を確認し、定められた期日を守るようにしましょう。
不明な点があれば、早めに教室長や事務担当者に問い合わせることが大切です。

退塾を親から言うべきか

退塾の手続きを、生徒本人が行うべきか、それとも保護者から伝えるべきか、迷うこともあるかもしれません。

結論

保護者から正式に伝えてもらうのが最も確実でスムーズ

なぜなら、多くの場合、塾との契約者は保護者であり、月謝の支払いなども保護者の名義で行われているからです。

塾側としても、契約に関わる重要な手続き(特に解約)については、契約者である保護者本人からの申し出を必要とすることがほとんどです。

未成年の生徒本人が伝える場合

話は聞いてもらえるかもしれませんが、正式な手続きに進めないことがあります。
後日、改めて保護者の同意や連絡が必要になる場合があります。
加えて、言いにくいことをアルバイト講師にだけ伝えてしまい、責任者に伝わらないリスクもあります。

保護者が伝える場合

契約者本人からの申し出として、その場で正式な解約手続きに関する話を進められます。また、月謝の精算や書類提出など、具体的な手続きについてもスムーズに確認・進行できます。
行き違いや手続き漏れといったトラブルも防ぎやすくなります。

もちろん、生徒本人が自分の言葉で退塾の理由を伝えたいという気持ちもあるでしょう。
その場合は、事前に保護者とよく相談し、可能であれば保護者同席の上で教室長などの責任者に話をするか、少なくとも保護者から事前に連絡を入れてもらった上で本人が話す、といった形をとるのが望ましいでしょう。

いずれにしても、最終的な手続きは保護者が関わる必要がある、と認識しておくことが大切です。

塾を辞める場合、贈り物は必要か

お世話になった先生やスタッフの方々に対して、「辞める際に何かお礼をした方が良いのだろうか」と考える人もいるかもしれません。

お菓子など持っていくべきか

塾の現場で働く私たちの視点から率直にお伝えすると、退塾のタイミングで、生徒や保護者の方がわざわざ贈り物を用意する必要は基本的にありません。 

もちろん、感謝の気持ちとして何かいただければ、講師やスタッフとしては嬉しいものです。

しかし、「贈り物があるかないか」で、その生徒への過去の対応を評価したり、今後の対応が変わったりすることはまずありません。

一方で、地域性や塾の文化によっては、保護者の方が日頃から先生へお礼の品を渡す習慣があるケースも存在します。

例えば、教育熱心なご家庭が多い地域の中学受験塾などでは、保護者面談のたびに手土産を持参される方もいらっしゃるようです。
確かに、先生も人間ですから、頻繁に気遣いや感謝のしるしを受け取れば、「この生徒さんのことは特にしっかり見てあげよう」という気持ちが自然と働く側面はあるかもしれません。

しかし、これはあくまで「日頃の良好なコミュニケーションの一環」として行われる場合の話です。

退塾というタイミングで、その時だけ贈り物を持参することが、特別に何かを左右するわけではない、という点は理解しておくべきでしょう。

結論としては、退塾時の贈り物に頭を悩ませるよりも、むしろ在籍中に講師やスタッフに対して敬意を持って接し、良好なコミュニケーションを心がけることの方が、よほど大切だと言えます。

感謝の気持ちは、品物ではなく、言葉や態度で伝えるだけでも十分に伝わるものです。

お金は返ってくるのか

退塾に伴う費用の返金については、非常に気になる点だと思います。

前払いした月謝や、年間でまとめて支払った施設費、あるいは未受講の講習費用などが返ってくるのかどうかは、塾ごとに定められた契約内容によって異なります。

一般的な規定
  • 前月〇日までに退会申請がない場合、翌月分の月謝も請求される(返金なし)
  • すでに支払った月謝のうち、未受講分については日割りまたは月割りで返金される
  • 年間契約の費用(施設費など)については、途中解約でも返金されない
  • 購入した教材費は返金対象外となる
  • 特定のキャンペーンを利用して入会した場合、早期退会には違約金が発生する

これらのルールは、入会時の契約書や塾の規約・重要事項説明書などに細かく記載されているはずです。
まずはこれらの書類をしっかりと確認してみてください。

読んでもよく分からない場合や、具体的な返金額を知りたい場合は、教室長や事務担当者に直接問い合わせるのが最も確実です。
曖昧なままにせず、納得いくまで説明を求めるようにしましょう。

塾を辞める前にもう一度見直すべきこと

塾を辞めるという決断は、あなたの学習環境を大きく変えることになります。

もし、すでに別の予備校や、私たち東大毎日塾のようなオンライン指導サービスへの切り替えを決めているなど、次の学習の目処が立っているのであれば、前向きなステップとして進んで問題ないでしょう。

しかし、「とりあえず辞めてから考えよう」と思っている場合は、決断する前にもう一度、以下の点について冷静に見直してみることをお勧めします。

独学になる場合

塾を辞めて独学に切り替える場合、これまで塾が提供してくれていた学習環境やサポートがなくなることを理解しておく必要があります。

例えば、集中して勉強できる自習室の利用、分からない問題をすぐに質問できる講師の存在、周りの生徒から受ける刺激、定期的な進捗管理といった強制力やサポート体制です。
これらがなくても、自分で計画を立て、誘惑に打ち勝ち、モチベーションを維持しながら学習を続けられるか、改めて考えてみましょう。

料金面

塾の費用が高いと感じて辞める場合、確かに目先の出費は抑えられます。

しかし、その結果、学習効率が落ちてしまったり、思うように成績が伸びなかったりした場合、最終的に志望校合格を逃してしまう可能性もゼロではありません。

そうなった場合、節約した塾の費用以上の、時間的・機会的な損失が生じてしまうかもしれません。

「安かろう悪かろう」にならないか、費用を抑えることと学習効果のバランスを慎重に考える必要があります。

人間関係面

もし人間関係のトラブルが原因で辞めたいと考えている場合、その原因が本当に相手や環境だけにあるのか、一度立ち止まって考えてみることも有益かもしれません。

もちろん、いじめなど明らかに相手に非がある場合は別ですが、コミュニケーションの行き違いなど、自分自身の言動や態度を少し変えることで改善できる可能性はないでしょうか。

環境を変えることは有効な解決策ですが、その前にできることがないか考えてみる視点も大切です。

受験までの残り時間

特に高校3年生など、大学受験本番が近づいている時期に塾を辞める場合は、タイミングを慎重に考える必要があります。

新しい塾を探したり、独学のペースを確立したりするには、ある程度の時間とエネルギーが必要です。

受験直前期に環境を大きく変えることが、かえって学習リズムを崩し、不安を増大させてしまうリスクはないでしょうか。

残り時間を考慮し、今の環境でできる限りの調整をする方が得策な場合もあります。

子供が塾を辞めたいと言ったら

ここからは、保護者の方向けの内容になります。

もし、あなたのお子さんから「塾を辞めたい」と打ち明けられたら、どのように対応するのが良いでしょうか。

怒らず、まずは話を聞く

突然「辞めたい」と言われると、驚いたり、心配になったり、あるいは「せっかく高いお金を払っているのに」と腹立たしく感じたりするかもしれません。

しかし、まずは頭ごなしに叱ったり否定したりせず、「どうしてそう思うの?」と、お子さんの気持ちや考えをじっくりと聞いてあげることが大切です。
お子さんなりに、悩んだ末に打ち明けてくれたのかもしれません。

まずは、その気持ちを受け止める姿勢を示しましょう。

辞めたい理由を聞く

なぜ辞めたいのか、その理由を具体的に聞いてみましょう。

  • 授業がつまらない
  • 先生と合わない
  • 友達関係で嫌なことがあった
  • 部活との両立が難しい
  • ただ面倒くさい

など、様々な理由が考えられます。

理由によって、対応策も変わってきます。

例えば、先生との相性が問題なら塾に相談して担当を変えてもらう、授業レベルが合わないならクラスを変更する、といった解決策が見つかるかもしれません。

「遊びたいだけ」のように見える場合でも、その背景に勉強への苦手意識や将来への不安が隠れている可能性もあります。

これまでに成果を一緒に振り返る

塾に通い始めてから、どのような成果があったか、あるいはなかったかを、客観的に振り返ってみるのも良いでしょう。

模試の成績、定期テストの結果、あるいは「以前は苦手だった科目が少し分かるようになった」といった本人の実感など、具体的な変化を確認します。

成果が出ているのであれば、「もう少し続けてみたら?」と促す根拠になりますし、もし成果が見られないのであれば、辞めるという判断、あるいは他の選択肢を検討する根拠になります。

辞めて次にどうするかを聞く

もし辞めるという方向で考える場合、「辞めた後、勉強はどうするつもりなのか」を具体的に話し合うことが不可欠です。

  • 独学でやる
  • 別の塾を探す
  • オンラインのサービスを利用する
  • 通信教材を試す

など、お子さんなりに考えている代替案があるかもしれません。

もし明確なプランがない場合は、親子で一緒に情報を集め、どのような学習方法が適しているか検討する必要があります。

ただ辞めて終わりにするのではなく、次のステップにつなげるための話し合いが重要です。

塾を辞めた後にどうやって勉強していくのか

塾を辞めると決めた場合、次に重要になるのが「その後、どのように学習を進めていくか」です。

主な選択肢としては、以下のようなものが考えられます。

独学の場合

自分で参考書や問題集を選び、学習計画を立てて進めていくスタイルです。

自分のペースで学習できる、費用を抑えられるといったメリットがあります。

しかし、前述の通り、強い自己管理能力と計画性が求められます。

分からない問題で躓いたときに質問できる相手がいない、学習の進捗や方向性が正しいか客観的に判断しにくい、モチベーションを維持するのが難しい、といったデメリットも考慮する必要があります。

別の予備校・塾に切り替える場合

今の塾が合わなかっただけで、別の塾であればうまくいく可能性は十分にあります。

集団授業、個別指導、映像授業など、様々な形態の塾がありますので、それぞれの特徴をよく調べ、可能であれば体験授業を受けてみましょう。

講師との相性、教室の雰囲気、カリキュラム、費用、通いやすさなどを総合的に比較検討し、自分に最も合った塾を選ぶことが大切です。

オンライン個別指導塾に切り替える場合

近年、選択肢として増えているのがオンラインの個別指導塾です。

移動時間が不要で、自宅でリラックスして受講できる、地方にいても都市部の質の高い指導を受けられる、自分のスケジュールに合わせて受講しやすい、といったメリットがあります。 

例えば、私たち東大毎日塾では、現役の東大生メンターがマンツーマンで学習をサポートします。

単に質問に答えるだけでなく、

  • 一人ひとりに最適化された学習計画の作成
  • 日々の学習進捗の管理と、必要に応じた計画修正
  • 勉強法やモチベーション維持に関するメンタリング 

といった、学習全体をコーディネートします。

大手予備校のような画一的なカリキュラムではなく、あなたの目標や現在の学力、学習ペースに合わせたオーダーメイドの指導を受けたいという方には特におすすめです。

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通信教材を利用する場合

教材が体系的にまとめられており、それに沿って学習を進めるスタイルです。

Z会や進研ゼミなどが有名です。

カリキュラムがしっかりしているため、学習の道筋は見えやすいでしょう。

しかし、基本的には教材を使って自分で学習を進めるため、実質的には独学に近い側面があります。

送られてくる教材を溜めてしまったり、分からない箇所をそのままにしてしまったりするケースも少なくありません。

やはり、高い自己管理能力がなければ、継続して効果を出すのは難しいと言えます。

現実的には、多くの受験生が何らかの形で予備校や塾を利用して大学受験に臨んでいます。
それは、受験情報の提供、学習ペースの管理、質問対応、モチベーション維持など、独学では得られにくいサポート体制にメリットを感じているからです。

塾を辞めて別の方法を選ぶ際には、これらのサポートをどのように補っていくかを具体的に考えておく必要があるでしょう。

塾を辞めることに関するよくある質問

最後に、塾を辞める際によく聞かれる質問について、いくつかお答えします。

Q. 高3の夏以降に塾を辞めるのは遅いですか?

A. 一概に「遅い」とはいえません。

重要なのは、辞める理由と、辞めた後の具体的な学習計画です。

例えば、「明らかに授業内容が現状の自分に合っておらず、非効率だと感じる」「精神的に大きな負担になっている」といった状況で、かつ「独学でやるべきことが明確になっている」あるいは「短期間で切り替え可能な別のサポートを見つけている」のであれば、直前期であっても環境を変える方がプラスになる可能性はあります。

しかし、明確な代替案がないまま、ただ不安だからという理由で辞めてしまうと、かえって混乱を招きかねません。

受験までの残り時間、現在の学習状況、辞めたい理由、そして次の具体的なプランを総合的に考慮して、慎重に判断する必要があります。

Q. 塾を辞めると友達や先生に申し訳ないです…

A. お世話になった先生や、一緒に頑張ってきた友達に対して、申し訳ない気持ちになるのは自然なことです。

しかし、最も大切なのは、あなた自身が目標を達成するために最適な学習環境を選ぶことです。

周りの人に気を遣いすぎて、自分に合わない環境で無理を続けることは、結局誰のためにもなりません。

感謝の気持ちは伝えつつも、「自分の将来のために決断した」ということを、自信を持って(あるいは丁寧に)伝えれば、きっと理解してもらえるはずです。

Q. 塾辞めても情報収集はできるものでしょうか?

A. はい、可能です。

今はインターネット上に大学入試に関する情報(各大学の入試要項、過去問、受験体験記など)が豊富にありますし、高校の進路指導室でも多くの情報を得られます。

ただし、塾に通っていれば自然と耳に入ってくるような、最新の入試トレンド、併願校の選び方、模試の分析といった細かな情報や、個別の進路相談などのサポートは得られにくくなります。

そのため、塾を辞める場合は、これまで以上に意識的に、自ら情報を集め、分析する努力が必要になります。

Q. 家族に塾を辞めることを反対される場合、どうしたらいいでしょうか?

A. まずは、なぜ辞めたいのか、その理由を具体的かつ正直に、そして冷静に説明することが大切です。

感情的に「行きたくない!」と言うだけでは、なかなか理解してもらえません。

「塾のこういう点が自分に合わない」
「このまま続けても成果が出ないと思う具体的な理由」
「辞めた後は、このように勉強しようと考えている」

といった点を、筋道を立てて話しましょう。

そして、ただ辞めたいと言うだけでなく、辞めた後の具体的な学習計画や代替案(別の塾、オンライン指導、独学の計画など)を提示することで、あなたの本気度や、計画性を伝えることができます。

費用面がネックになっている場合は、より費用を抑えられる他の選択肢を探していることを伝えるのも有効です。

すぐに賛成してもらえなくても、粘り強く話し合いを続けることが重要です。

塾を辞める判断は慎重に、しかし柔軟な選択を

ここまで、塾を辞める理由やタイミング、手続き、そしてその後の学習方法について詳しく見てきました。

塾に通うことは、多くの受験生にとって学力向上や志望校合格のための有効な手段となり得ます。

しかし、それはあくまで「自分に合った塾」であれば、という条件付きです。

もし、今の塾が合わないと感じているのであれば、無理に続ける必要はありません。

それは決して「逃げ」ではなく、より良い学習環境を求めるための「前向きな選択」となり得るのです。

ただし、塾を辞めるという決断は、あなたの学習スタイルや生活リズム、そして最終的な受験結果にも影響を与えうる、重要な判断です。

辞めることのメリット・デメリット、そして辞めた後の具体的な学習計画について、十分に検討し、納得した上で決断することが大切です。

もし、今の塾に不満はあるけれど、完全に独学で進めるのは不安だと感じているのであれば、東大毎日塾も選択肢の一つとして考えてみてください。

場所を選ばずに、経験豊富な東大生メンターから、あなた専用の学習計画と丁寧な指導を受けることができます。

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内田悠斗(うっちー)

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塾長うっちー

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