勉強しなきゃってのは分かってるんだけど,やる気がでない…
そんなお悩みを持つ学生に伝えたいのは1つだけ.
「やる気は出すものじゃない」ってこと
現役東大生のうっちーが脳科学をもとに解説します.
記事を最後まで読めば,すぐにやる気がでて勉強に取り掛かれますよ!
この記事でわかること・やる気がでなくても勉強を始める方法
・勉強のやる気がでない原因と対策
・東大生直伝のやる気を高める方法
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勉強のやる気がでないときは「まずやる」
いきなり衝撃的なことを言いますが,やる気は出すものではありません.
東京大学の教授,池谷先生によると,そもそもやる気という言葉は,やる気が出ない人間によって作り出された虚構だそうです.(参考)
人間,動いていくうちにやる気が出てくるもの.
あなたも始めるまではめんどくさくても,一度始めてしまったら楽しくなってしまって,気づいたらかなり長い間集中していたなんてことありませんか?
たしかに,筋トレとかも始めちゃえば「腹筋1回で終わり!」とはならないよなぁ.
やる気を出すためには,まず行動することが大事だと言えます.
やる気がでなくても勉強を始める方法6選
やる気を出すためには,まず行動することが大事だということでした.
初めの一歩を踏み出すためには,勉強を始めるまでの障壁を無くすことが重要です.具体的に6つの方法をお話しします.
1.勉強のハードルを下げる
「ようし,2時間勉強するぞ!」
と思うと,なんだか壮大なことに取り組むような気がして腰が重くなってしまいます.
なので,まずは
- 5分で良いから机に向かう
- 1ページで良いから問題を解いてみる
というように,簡単なことからやってみましょう.
気づいたら勉強が続いているはずです.
2.中途半端な状態で終わらせる
人間はキリが良い状態が大好き.
中途半端な状態で終わらせると気持ち悪くなるので,次回始める時に取り掛かりやすくなります.
勉強していたら
- ノートや参考書はひらっきぱなし
- パソコンはつけっぱなし(スリープ状態)
にしておくと,スムーズに作業を再開できます.
3.集中する場所と休む場所を切り分ける
机に漫画やゲームなどの誘惑があると,ついついそっちに流れてしまいますよね?笑
そのような物は別の場所にしまって,勉強する場所とは切り分けてしまいましょう.
勉強する場所とのんびりする場所を切り分けるという意味では,次に紹介する図書館の利用もおすすめです.
4.勉強するしかない状況を作る
例えば,図書館に行ってしまえば,強制的に勉強することができます.
僕も高校の時は図書室に行って勉強以外できないようにしていました.逆に,家ではゆっくり休むと割り切っていました.
人によってはカフェなどの場合もあるでしょう.
そこでお金を払うことによって,「もうやるしかないぞ」と強制的に集中することができます.
とにかく「やるしかない状況を作る」のが重要.
5.一週間だけ続けて習慣化する
これまでに挙げたような方法で勉強する事が習慣になってしまえば,始めるのに抵抗がなくなります.
こうなればしめたもので,やる気を出さなくてもやるのが当たり前になるのです.
初めの内はつらくても1週間がんばって続けてみれば,気づいたら自分の生活の一部になっているでしょう.
6.周りにやると宣言してしまう
自分ひとりの力で習慣化できないと思ったら周りに頼るのも一つの手.
家族や友人に宣言するのも良いし,今はツイッターなどのSNSもあるので,そこで言ってしまうのも良いでしょう.
皆に言ってしまったからもう後には引けず,やるしかないという状況になります.
- 勉強のハードルを下げる
- 中途半端な状態で終わらせる
- 集中する場所と休む場所を切り分ける
- やるしかない状況を作る
- 1週間だけ続けて習慣化する
- 周りにやると宣言してしまう
以上6つの方法で,いったんやり始めてしまえば,やる気はなんてなくても自然と続くもんです.
勉強のやる気が出ない原因別の対策
上で紹介した方法で,いったん勉強を始めてしまえば,自然とやる気もわいてくるものですが,あることが原因でやる気がでない人もいます.
ここでは,その原因を特定し,取り除く方法を伝授します.
眠くてやる気どころじゃない
特に運動部に入っていると,めっちゃ眠くなりますよね.
僕も中高6年間運動部に入っていたので,気持ちは分かります…
どうしても眠い時は仮眠するのがオススメ.ウトウトしながら勉強するよりも効率が上がります.
- 30分以上寝ない
- 座ったままで寝る
これらは,ノンレム睡眠という深い眠りに入らないようにするためです.
仮眠するときは下のような枕があると腕が痛くならないです.今後のために一つ持っておくといいと思います!
戦略的に仮眠をとって密度の高い勉強をしましょう!
スマホが気になる
その気持ちめっちゃ分かります.(´;ω;`)
どうしてもスマホいじっちゃうときは強制的にいじれなくするしかない!
アプリの利用時間を制限しちゃいましょう.
あとはスマホ物理的にを閉じ込めちゃうのも効果的.
下のような「禁欲ボックス」は時間制限をつけてスマホを隔離できるので,勉強に集中したいときにおすすめ.
絶対にスマホ依存を克服できますよ.
目標がない
勉強に限らずですが,目標がないとやる気がでないですよね.
- 大きな目標
- 小さな目標
を立てることをオススメします.
「大きな目標」と「小さな目標」があるとモチベが保てますよ。
✅大きな目標
〇〇大学に受かる
将来、海外で活躍したい etc✅小さな目標
定期テストで上位20%に入る
英検2級に受かる加えて、さらに小さな目標(小テストは毎回満点とか)があるとなお良し。
人間、目指すものがあると頑張れます
— うっちー@東大生の頭の中 (@toudaikateikyou) 2019年3月10日
こんな感じであなたの役に立つ情報をつぶやいてるのでフォローしてね…
また,目標を見つけるという意味でオープンキャンパス,高校見学に行くのもオススメです.いやでもやる気がでます.
勉強する理由が分からない
勉強する理由が分からないと,やる気も出ないですよね.
僕の意見としては「勉強すると人生の選択肢が広がるから」です.
詳しくはこの記事で熱く語ってます↓
また,勉強する理由が分からないに人はドラゴン桜という漫画もオススメ.
「バカとブスこそ東大に行け」というセリフが印象に残っています.
ドラマ化されたくらいおもしろいので,お父さん,お母さんに買ってもらいましょう.
「東大生オススメの漫画」と言えば買ってくれるかも笑
結局やる気を出すにはどうするか
やる気を出して動くのではなく,まず行動する.
- 勉強のハードルを下げる
- 中途半端な状態で終わらせる
- 集中する場所と休む場所を切り分ける
- やるしかない状況を作る
- 1週間だけ続けて習慣化する
- 周りにやると宣言してしまう
最終的にはやる気がなくても,やる状況を目指しましょう.
【追伸】
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勉強が分からないときにやるべきこと5選【東大生が教える勉強法】
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