数学の参考書を買いたいんだけど,本屋には山ほどあって選べないよう.おすすめの参考書を知りたいなぁ.
そんなお悩みをお持ちのあなたに,数学参考書オタクの東大生がおすすめを紹介するぞ!
僕は予備校に通わずに参考書での独学で東大に合格したので,本当に良いモノを選んだ自信があります.
レベル別にまとめたので,東大受験生から学校の授業の基礎固めをしたい高校1年生まで,全ての高校生に参考になるはずです.
この記事でわかること・【レベル別|志望大学別|分野別】おすすめ参考書
・数学参考書ルート完全マップ
・数学参考書の効果的な使い方
自分に合った参考書を選ばないと効果は半減します. この記事で,自分にぴったりの参考書を見つけて,成績アップを目指しましょう!
見たい場所に飛べる目次
数学のおすすめ参考書BEST3
本来,参考書は自分のレベルに合ったものを選ぶ必要がありますが,ここでは誰にでもおすすめできる万能の数学参考書を3つ選んでおきました.
(レベル別には後ほど紹介します)
1位:青チャート
トップクラスにおすすめの数学参考書です.青チャートで基礎を身に着けたおかげで東大に受かったといっても過言じゃありません.
- 身に着けるべき基礎問題が体系的にまとまっている
- 教科書の例題レベルから入試標準レベルまでバランスよく扱っている
- 各例題で「指針」があるのでどこに着目すれば良いか分かる
- 問題のレベルが5段階で分けてあるので,基本を押さえてから応用にという使い方もできる
「難関大を志望していて,それに見合う基礎をじっくり身に着けたい!」
という人におすすめ.
「僕は難関大ってほどじゃないかなぁ」
って人は,次に紹介する黄チャートがおすすめ.
チャートシリーズは受験数学の王道参考書なので持っていて損はないでしょう.
問題数が多くかなり分厚いですが,全部やる必要はないですよ.詳しい使い方はこちらで解説しています.
2位:黄チャート
青チャートより少しレベルを落としたのが黄チャートです.
といってもMARCH程度は全然カバーできます.
基本的な特徴は青チャートと同じ.
- 身に着けるべき基礎問題が体系的にまとまっている
- 教科書の例題レベルから入試基礎レベルまでバランスよく扱っている
- 各例題で「指針」があるのでどこに着目すれば良いか分かる
- 問題のレベルが5段階で分けてあるので,基本を押さえてから応用にという使い方もできる
「MARCH以上を志望していて,それに見合う基礎をじっくり身に着けたい!でも数学はちょっと苦手かも」
という人におすすめ.
3位:標準問題精講
教科書や黄チャートレベルの基礎問題は解けるようになってからやるべき入試レベル参考書です.
- 120問ほどの例題,演習問題はその2倍と程よい問題数
- 問題の背景,考え方も書いてあり,数学が得意になる工夫が盛りだくさん
- 例題の解説はめっちゃ詳しい.演習問題は答案のみ
- MARCH~早慶レベルまで到達可能
対応レベルが割と広めの参考書のため,3位にランクインさせました.非常にバランスの良い参考書のため,ハズレだと感じることは少ないでしょう.
数学参考書レベル診断
自分のレベルに合わせて正しい参考書を選ばないと成績は伸びません.
ここでは,あなたの目標や状態に合わせて最適な数学参考書を示します.
志望大学を選んでください!
(志望大学が決まってない人は得意かどうかで選んでね)
【東大・京大志望の文系】におすすめ数学参考書ルート
STEP1:基礎レベル参考書
「青チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書
「良問プラチカ」
苦手な人は「文系の数学」
↓
STEP3:過去問
力をつけるためには,この3STEPを順番にこなす必要があります.(カッコ内はやる時期の目安)
まず自分がどのフェーズにいるのかを見極めましょう.
東大,京大を受験する人もSTEP1の基礎レベル参考書はやるべきです.
むしろ数学が得意な人こそ基礎レベル参考書を完璧にしているイメージ.
STEP1:基礎レベル参考書「青チャート」
STEP1:基礎レベル参考書(今ここ)
「青チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書
「良問プラチカ」
苦手な人は「文系の数学」
↓
STEP3:過去問
さっきも紹介した超オススメ参考書です.
東大,京大志望の人も基礎はこれで十分!
一応もう一回特徴書いときます.
- 身に着けるべき基礎問題が体系的にまとまっている
- 教科書の例題レベルから入試標準レベルまでバランスよく扱っている
- 各例題で「指針」があるのでどこに着目すれば良いか分かる
- 問題のレベルが5段階で分けてあるので,基本を押さえてから応用にという使い方もできる
数学が得意な人も苦手な人も東大・京大を志望してるならぜひやっておくべき本当におすすめの参考書です.
問題数が多くかなり分厚いですが,全部やる必要はないですよ.
詳しい使い方はこちらで解説しています.
STEP2:入試レベル参考書「良問プラチカ」「文系の数学」
STEP1:基礎レベル参考書
「青チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書(今ここ)
「良問プラチカ」
苦手な人は「文系の数学」
↓
STEP3:過去問
青チャートで基礎を身に着けたら,入試レベルの参考書をやりましょう.過去問までのつなぎになります.
東大,京大志望の文系の方には
・「良問プラチカ」
・苦手な人は「文系の数学」
がおすすめです.
基礎が身についていないと,これらの参考書をやっても時間の無駄になるので,まずはチャート式などで基礎を仕上げましょう.
文系数学の良問プラチカ
- 文系数学の中では最難関レベルの参考書
- 質の高い良問が150題厳選されていて効率よく数学力を上げられる
- これ一冊を仕上げれば,ほとんどの大学の合格ラインに達する
- 解説が丁寧(問題の4倍程度の量)
東大,京大を受ける文系で,基礎レベル(チャート式)をある程度身に着けている人におすすめです.
文系の数学 実践力向上編
- レベルは「良問プラチカ」よりやや下.
- 問題編が90題,演習問題編が110題と少なめなので,取り組みやすい
- これを仕上げれば,ほとんどの大学の入試標準レベル問題は解けるようになる
「文系で東大,京大を受けるけど数学はやや苦手」という人におすすめです.
(苦手といってもチャート式レベルの基礎は身についていることが前提)
東大・京大文系まとめSTEP1:基礎レベル参考書(高1,2)
「青チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書(高3)
「良問プラチカ」
苦手な人は「文系の数学」
↓
STEP3:過去問(高3)
【東大・京大志望の理系】におすすめ数学参考書ルート
STEP1:基礎レベル参考書
「青チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書
「1対1対応」→「新スタ演習」
数学が超得意な人は
「やさしい理系数学」→「ハイレベル理系数学」
↓
STEP3:過去問
力をつけるためには,この3STEPを順番にこなす必要があります.(カッコ内はやる時期の目安)
まず自分がどのフェーズにいるのかを見極めましょう.
東大,京大を受験する人もSTEP1の基礎レベル参考書はやるべきです.
むしろ数学が得意な人こそ基礎レベル参考書を完璧にしているイメージ.
STEP1:基礎レベル参考書「青チャート」
STEP1:基礎レベル参考書(今ここ)
「青チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書
「1対1対応」→「新スタ演習」
数学が超得意な人は
「やさしい理系数学」→「ハイレベル理系数学」
↓
STEP3:過去問
さっきも紹介した超オススメ参考書です.
東大,京大志望の人も基礎はこれで十分!
一応もう一回特徴書いときます.
- 身に着けるべき基礎問題が体系的にまとまっている
- 教科書の例題レベルから入試標準レベルまでバランスよく扱っている
- 各例題で「指針」があるのでどこに着目すれば良いか分かる
- 問題のレベルが5段階で分けてあるので,基本を押さえてから応用にという使い方もできる
数学が得意な人も苦手な人も東大・京大を志望してるならぜひやっておくべき本当におすすめの参考書です.
問題数が多くかなり分厚いですが,全部やる必要はないですよ.
詳しい使い方はこちらで解説しています.
STEP2:入試レベル参考書
STEP1:基礎レベル参考書
「青チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書(今ここ)
「1対1対応」→「新スタ演習」
数学が超得意な人は
「やさしい理系数学」→「ハイレベル理系数学」
↓
STEP3:過去問
青チャートで基礎を身に着けたら,入試レベルの参考書をやりましょう.過去問までのつなぎになります.
東大,京大志望の理系は
- 「一対一対応数学」→「新数学スタンダード演習」
- 得意な人は「やさしい理系数学」→「ハイレベル理系数学」
という2ステップで実力をつけるのがおすすめです.
基礎が身についていないと,これらの参考書をやっても時間の無駄になるので,まずはチャート式などで基礎を仕上げましょう.
大学への数学 1対1対応の演習
東大,京大を受ける理系学生ならぜひともやっておきたいです.
- 問題と解説の質が高い
- 別解が豊富で数学好きが良く使っている
- 数学のセンスを引き上げてくれる「考え方」が載っている
- 答案は簡潔.式変形の過程は省略されることも
- 問題ごとに難易度が示されている
数学1,数学Aといった分単元別に例題50題,演習50題ほどあります.
全部やるとかなり多いので,苦手分野に絞ったり,自分のレベルに合った難易度の問題をやったりといった使い方もできます.
新数学スタンダード演習
- 東大,京大で合否を分けるレベル
- 新数学スタンダード演習は250題,数学Ⅲスタンダード演習は140題と,問題数が多く網羅性が高い
- 特徴的な解き方も多数収録されていて,発想力を鍛えられる
東大,京大志望の理系学生が「1対1対応」の次にやるべき参考書です.
「1対1対応」だけでも合格最低点まで到達できるとは思いますが,数学を得点源にしたい方は「スタンダード演習」もやったほうが良いでしょう.
やさしい理系数学
「やさしい」と書いてありますが,全然やさしくありません.笑
東大,京大志望で数学が得意な人がやるべきでしょう.
「1対1対応」がすらすら解けるくらいなら「やさしい理系数学」をやるべきです.
- 50問の例題と演習問題130問と厳選された問題数
- 別解がたくさん載っていて,発想力を鍛えられる
- 解説が詳しい(河合塾という信頼性もある)
ハイレベル理系数学
その名の通り,超ハイレベルな参考書.「やさしい理系数学」の次にやるべき参考書です.
- 「やさしい理系数学」と同様,解説は詳しい
- 例題50題、問題150題と厳選された問題数
- 重い問題なので完成させるのに2か月はかかる
東大,京大志望で数学が得意ならチャレンジすることをおすすめします.
東大・京大理系まとめSTEP1:基礎レベル参考書(高1,2)
「青チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書(高3)
「1対1対応」→「新スタ演習」
数学が超得意な人は
「やさしい理系数学」→「ハイレベル理系数学」
↓
STEP3:過去問(高3)
【早慶,旧帝大,一橋志望の文系】におすすめ数学参考書ルート
STEP1:基礎レベル参考書
「青チャート」
苦手は人は「黄チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書
「良問プラチカ」
苦手な人は「文系の数学」
↓
STEP3:過去問
力をつけるためには,この3STEPを順番にこなす必要があります.(カッコ内はやる時期の目安)
まず自分がどのフェーズにいるのかを見極めましょう.
難関大を受験する人もSTEP1の基礎レベル参考書はやるべきです.
むしろ数学が得意な人こそ基礎レベル参考書を完璧にしているイメージ.
STEP1:基礎レベル参考書「青チャート」「黄チャート」
STEP1:基礎レベル参考書(今ここ)
「青チャート」
苦手は人は「黄チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書
「良問プラチカ」
苦手な人は「文系の数学」
↓
STEP3:過去問
基礎レベル参考書としては
・数学が得意な人は「青チャート」
・数学が苦手な人は「黄チャート」
がおすすめ.
冒頭でも紹介した神レベルの参考書です.
早慶,旧帝大,一橋志望の人も基礎はこれで十分!
青チャートでも教科書レベルの基礎問題から身に着けられるので,よっぽど苦手じゃなければ青チャートでいいと思います.
- 身に着けるべき基礎問題が体系的にまとまっている
- 教科書の例題レベルから入試標準レベルまでバランスよく扱っている
- 各例題で「指針」があるのでどこに着目すれば良いか分かる
- 問題のレベルが5段階で分けてあるので,基本を押さえてから応用にという使い方もできる
数学が得意な人も苦手な人も早慶,旧帝大,一橋を志望してるならぜひやっておくべき本当におすすめの参考書です.
問題数が多くかなり分厚いですが,全部やる必要はないですよ.
詳しい使い方はこちらで解説しています.(青チャートって書いてますが,黄チャートも使い方は同じ)
STEP2:入試レベル参考書「良問プラチカ」「文系の数学」
STEP1:基礎レベル参考書
「青チャート」
苦手は人は「黄チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書(今ここ)
「良問プラチカ」
苦手な人は「文系の数学」
↓
STEP3:過去問
青チャートや黄チャートで基礎を身に着けたら,入試レベルの参考書をやりましょう.過去問までのつなぎになります.
早慶,旧帝大,一橋志望の文系の方には
・「良問プラチカ」
・苦手な人は「文系の数学」
がおすすめです.
基礎が身についていないと,これらの参考書をやっても時間の無駄になるので,まずはチャート式などで基礎を仕上げましょう.
文系数学の良問プラチカ
- 文系数学の中では最難関レベルの参考書
- 質の高い良問が150題厳選されていて効率よく数学力を上げられる
- これ一冊を仕上げれば,ほとんどの大学の合格ラインに達する
- 解説が丁寧(問題の4倍程度の量)
早慶,旧帝大,一橋を受ける文系で,基礎レベル(チャート式)をある程度身に着けている人にぴったりの参考書です.
文系の数学 実践力向上編
- レベルは「良問プラチカ」よりやや下.
- 問題編が90題,演習問題編が110題と少なめなので,取り組みやすい
- これを仕上げれば,ほとんどの大学の入試標準レベル問題は解けるようになる
「文系で早慶,旧帝大,一橋を受けるけど数学はやや苦手」という人におすすめです.
(苦手といってもチャート式レベルの基礎は身についていることが前提)
早慶・旧帝大・一橋 文系まとめSTEP1:基礎レベル参考書(高1,2)
「青チャート」
苦手な人は「黄チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書(高3)
「良問プラチカ」
苦手な人は「文系の数学」
↓
STEP3:過去問(高3)
【早慶,旧帝大,東工大志望の理系】におすすめ数学参考書ルート
STEP1:基礎レベル参考書
「青チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書
「1対1対応」
数学が超得意な人は「やさしい理系数学」
↓
STEP3:過去問
力をつけるためには,この3STEPを順番にこなす必要があります.(カッコ内はやる時期の目安)
まず自分がどのフェーズにいるのかを見極めましょう.
早慶,旧帝大,東工大を受験する人もSTEP1の基礎レベル参考書はやるべきです.
むしろ数学が得意な人こそ基礎レベル参考書を完璧にしているイメージ.
STEP1:基礎レベル参考書「青チャート」
STEP1:基礎レベル参考書(今ここ)
「青チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書
「1対1対応」
数学が超得意な人は「やさしい理系数学」
↓
STEP3:過去問
さっきも紹介した超オススメ参考書です.
早慶,旧帝大,東工大志望の人も基礎はこれで十分!
一応もう一回特徴書いときます.
- 身に着けるべき基礎問題が体系的にまとまっている
- 教科書の例題レベルから入試標準レベルまでバランスよく扱っている
- 各例題で「指針」があるのでどこに着目すれば良いか分かる
- 問題のレベルが5段階で分けてあるので,基本を押さえてから応用にという使い方もできる
数学が得意な人も苦手な人も早慶,旧帝大,東工大を志望してるならぜひやっておくべき本当におすすめの参考書です.
問題数が多くかなり分厚いですが,全部やる必要はないですよ.
詳しい使い方はこちらで解説しています.
STEP2:入試レベル参考書
STEP1:基礎レベル参考書
「青チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書(今ここ)
「1対1対応」
数学が超得意な人は「やさしい理系数学」
↓
STEP3:過去問
青チャートで基礎を身に着けたら,入試レベルの参考書をやりましょう.過去問までのつなぎになります.
早慶,旧帝大,東工大志望の理系は
をやるのがおすすめです.
基礎が身についていないと,これらの参考書をやっても時間の無駄になるので,まずはチャート式などで基礎を仕上げましょう.
大学への数学 1対1対応の演習
早慶,旧帝大,東工大を受ける理系学生ならぜひともやっておきたいです.
- 問題と解説の質が高い
- 別解が豊富で数学好きが良く使っている
- 数学のセンスを引き上げてくれる「考え方」が載っている
- 答案は簡潔.式変形の過程は省略されることも
- 問題ごとに難易度が示されている
数学1,数学Aといった分単元別に例題50題,演習50題ほどあります.
全部やるとかなり多いので,苦手分野に絞ったり,自分のレベルに合った難易度の問題をやったりといった使い方もできます.
やさしい理系数学
「やさしい」と書いてありますが,全然やさしくありません.笑
早慶,旧帝大,東工大志望で数学が超得意な人がやるべきでしょう.
「1対1対応」がすらすら解けるくらいなら「やさしい理系数学」をやるべきです.
- 50問の例題と演習問題130問と厳選された問題数
- 別解がたくさん載っていて,発想力を鍛えられる
- 解説が詳しい(河合塾という信頼性もある)
早慶・旧帝大・東工大 理系まとめSTEP1:基礎レベル参考書(高1,2)
「青チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書(高3)
「1対1対応」
数学が超得意な人は「やさしい理系数学」
↓
STEP3:過去問(高3)
【MARCH,他志望の文系】におすすめ数学参考書ルート
STEP1:基礎レベル参考書
「黄チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書
「基礎問題精講」
得意な人は「標準問題精講」
↓
STEP3:過去問
力をつけるためには,この3STEPを順番にこなす必要があります.(カッコ内はやる時期の目安)
まず自分がどのフェーズにいるのかを見極めましょう.
STEP1:基礎レベル参考書「黄チャート」
STEP1:基礎レベル参考書(今ここ)
「黄チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書
「基礎問題精講」
得意な人は「標準問題精講」
↓
STEP3:過去問
冒頭でも紹介した神レベルの参考書.
MARCHレベルを受ける人が基礎を身に着けるのにぴったりです.
- 身に着けるべき基礎問題が体系的にまとまっている
- 教科書の例題レベルから入試標準レベルまでバランスよく扱っている
- 各例題で「指針」があるのでどこに着目すれば良いか分かる
- 問題のレベルが5段階で分けてあるので,基本を押さえてから応用にという使い方もできる
数学が得意な人も苦手な人もMARCHを志望してるなら,ぜひやっておくべき本当におすすめの参考書です.
STEP2:入試レベル参考書「基礎問題精講」「標準問題精講」
STEP1:基礎レベル参考書
「黄チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書(今ここ)
「基礎問題精講」
得意な人は「標準問題精講」
↓
STEP3:過去問
黄チャートで基礎を身に着けたら,入試レベルの参考書をやりましょう.過去問までのつなぎになります.
MARCHレベルの大学を志望する文系には
がおすすめ.
基礎が身についていないと,これらの参考書をやっても時間の無駄になるので,まずはチャート式などで基礎を仕上げましょう.
基礎問題精講
MARCH志望の文系にぴったりな参考書.青チャートより簡単なレベルで,問題数は少ないです.
難しすぎず,簡単すぎない重要問題が厳選されており,入試基礎力を効率的に身に着けられます.
- 140問ほどの例題と演習問題約140問と程よい問題数
- 「例題→精講→解答→ポイント→演習問題」という流れ
(精講:その問題を解くために必要な知識まとめ) - 例題の解説は非常に詳しい.演習問題は答案のみ
- センター(共通テスト),中堅大レベル
標準問題精講
MARCH志望の文系で数学が得意ならこの参考書がおすすめです.
教科書や黄チャートレベルの基礎問題は解けるようになってからやりましょう.
- 基本的な特徴は「基礎問題精講」と同じ
- 120問ほどの例題,演習問題はその2倍と程よい問題数
- 問題の背景,考え方も書いてあり,数学が得意になる工夫が盛りだくさん
- 例題の解説はめっちゃ詳しい.演習問題は答案のみ
- MARCH~早慶レベルまで到達可能
対応レベルが幅広く,万人におすすめできる参考書と言えるでしょう.
MARCH・その他 文系まとめSTEP1:基礎レベル参考書(高1,2)
「黄チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書(高3)
「基礎問題精講」
得意な人は「標準問題精講」
↓
STEP3:過去問(高3)
【MARCH,その他志望の理系】におすすめ数学参考書ルート
STEP1:基礎レベル参考書
「黄チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書
「標準問題精講」
↓
STEP3:過去問
力をつけるためには,この3STEPを順番にこなす必要があります.(カッコ内はやる時期の目安)
まず自分がどのフェーズにいるのかを見極めましょう.
STEP1:基礎レベル参考書「黄チャート」
STEP1:基礎レベル参考書(今ここ)
「黄チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書
「標準問題精講」
↓
STEP3:過去問
冒頭でも紹介した神レベルの参考書.
MARCHレベルを受ける人が基礎を身に着けるのにぴったりです.
- 身に着けるべき基礎問題が体系的にまとまっている
- 教科書の例題レベルから入試標準レベルまでバランスよく扱っている
- 各例題で「指針」があるのでどこに着目すれば良いか分かる
- 問題のレベルが5段階で分けてあるので,基本を押さえてから応用にという使い方もできる
数学が得意な人も苦手な人もMARCHを志望してるなら,ぜひやっておくべき本当におすすめの参考書です.
STEP2:入試レベル参考書「標準問題精講」
STEP1:基礎レベル参考書
「黄チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書(今ここ)
「標準問題精講」
↓
STEP3:過去問
黄チャートで基礎を身に着けたら,入試レベルの参考書をやりましょう.過去問までのつなぎになります.
基礎が身についていないと,入試レベルの参考書をやっても時間の無駄になるので,まずはチャート式などで基礎を仕上げましょう.
MARCHレベルの大学を志望する理系におすすめなのが標準問題精講.
標準問題精講
教科書や黄チャートレベルの基礎問題は解けるようになってからやりましょう.
- 120問ほどの例題,演習問題はその2倍と程よい問題数
- 問題の背景,考え方も書いてあり,数学が得意になる工夫が盛りだくさん
- 例題の解説はめっちゃ詳しい.演習問題は答案のみ
- MARCH~早慶レベルまで到達可能
数1Aに比べて数2B,数3の難易度がやや上がります.
対応レベルが広いため万人におすすめできる参考書と言えるでしょう.
MARCH・その他 理系まとめSTEP1:基礎レベル参考書(高1,2)
「黄チャート」
↓
STEP2:入試レベル参考書(高3)
「標準問題精講」
↓
STEP3:過去問(高3)
【数学が本当に苦手な人】におすすめ参考書
「授業で何言ってるかさっぱりわからない.教科書レベルの内容を初めから丁寧に解説してほしい.」
という人におすすめの参考書をまとめます.
0.教科書の解説レベル(高1,2)今ココ!
↓
1.基礎レベル参考書(高1,2)
↓
2.入試レベル参考書(高3)
↓
3.過去問(高3)
この教科書解説レベルの問題集(参考書)は全員がやるべきものではありません.数学が本当に苦手な人が苦手な分野をやればよいと思います.
高校数学をひとつひとつわかりやすく
名前の通り,高校数学を分かりやすく講義形式で解説してくれます.
・授業についていけない
・教科書より分かりやすい参考書が欲しい
という方におすすめ.
- 見開き完結型.基本例題とその類題がセットになっているので,順を追って進めていける
- 中学のおさらいコーナーもあり,数学が苦手な人にとことん優しい
- スッキリと見やすい構成.解説もサックリしていて取り組みやすい
この参考書をやれば,数学が苦手な人でもびっくりするくらい「分かる」ようになります.本当におすすめなので,今すぐ買ってしまいましょう.
(画像は数学1ですが、Aや2,Bも下のリンクから探せます。)
この参考書が終わったら,基礎問題の解法パターンを覚えるタイプの参考書をやりましょう.
志望校やレベルに合わせてぴったりの参考書を示すので,以下の7つから選んでください!
数学は共通試験(センター)だけという人は一番下を選んでください.
勘違いしてほしくないんですが,この参考書(数学をひとつひとつわかりやすく)をやったからと言って,難関大学に受からないわけではありません.
スタートで後れを取っている分,人より努力する必要がありますが,この記事で示したロードマップに沿って勉強すれば,チャンスはあります.
「行けそうな大学」ではなく,「行きたい大学」を選んでください.
【数学は共通試験だけの文系】におすすめ「白チャート」
黄チャートのレベルをさらに落としたのが白チャート.
豊富な問題を解いて実力をつけられるというチャート式の特徴はそのままに,数学が苦手な人にも対応しています.
- 身に着けるべき基礎問題が体系的にまとまっている
- 教科書の例題レベルから共通試験(センター)レベルまで
- 各例題で「指針」があるのでどこに着目すれば良いか分かる
- 問題のレベルが5段階で分けてあるので,基本を押さえてから応用にという使い方もできる
「数学が苦手で,2次試験では使わない.センター(共通テスト)だけで十分!」
という人におすすめです.
画像は1Aですが、下のリンクから2Bや3Cも探せます。
数学のおすすめ過去問:赤本より青本
STEP1:基礎レベル参考書(高1,2)
↓
STEP2:入試レベル参考書(高3)
↓
STEP3:過去問(高3)今ココ!
入試標準レベルの実践力が身に付いたら,次は過去問演習.受かるかどうかが決まる重要なフェーズです.
高2の終わりから高3の初めに一回は過去問を解いておくと,解けるようになるべき問題のイメージがつかめるので,2の入試レベル参考書での演習がより効果的になります.
志望大学の過去問をやればよいのですが,せっかくなら解説が優秀なものをやりたいですよね.おすすめを選んどきました.
青本(大学入試完全対策シリーズ)
駿台予備校が出版している過去問です.数学に限らず,全科目が収録されています.
何よりもプロが執筆しているだけあって,解説が詳しくクオリティーが高いです.数学に関して言えば,別解も豊富だし,着眼点も記されています.
個人的には次に紹介する赤本よりも優れていると感じます.
ただ,難関大学しか出版されていません.
Amazon以外でも買えます.大学名を変えて検索してください.
赤本(大学入試シリーズ)
よく見るスタンダードな過去問.青本よりも安いです.
青本の解説のクオリティが高いだけで,赤本が劣っているわけではありません.過去問演習として十分使えますよ.
青本は難関大しかありませんが,赤本はよりたくさんの大学の過去問が出版されています.
- 青本に自分の志望大学がない人
- 過去問にお金をかけたくない人
は赤本を買いましょう!
大学名を変えて検索してください.
25カ年
その名の通り25年分の過去問.青本,赤本と違い,科目別に売っているのが特徴です.
僕は青本で最近の過去問を解き,25カ年で昔の過去問を解いていました.
- 昔の過去問までやりこみたい
- 特定の科目を集中的にやりたい
という方にオススメ!
志望大学があるかぜひ探してください。
過去問について詳しくはこちらで解説してます↓
赤本よりも青本がオススメな理由【東大生が教える】過去問選びの極意
【分野別】おすすめ数学参考書
僕は,模試などで苦手だなと感じた分野は,上で紹介したチャート式で復習していました.
しかし,中には「その分野に特化した参考書で効率的に勉強したい!」という方もいるでしょう.
そんな人に向けて特に評判の良い参考書を分野別にまとめます.
合格る確率+場合の数
確率って分かっちゃえば満点だし,分かんなきゃ0点っていう,差が開きやすい分野ですよね.
この参考書は「確率と場合の数」に焦点を当て,丁寧に解説してくれます.
- 図解が豊富に用いられていて感覚的に理解しやすい
- 多くの学生がつまづくポイントがしっかり解説されている
- 公式を覚えるための単語帳付き
確率が苦手な人はぜひ買ってください!
数学 整数 分野別標準問題精講
難関大学での出題率は異常に高いのに,学校であまり対策をしてくれない分野「整数」.
この参考書はそんな「整数」の基礎から応用まで身に着けることができます.
- 第1部では教科書レベルの基本
- 第2部ではより難しいレベル(中には東大・京大の問題も)
- 解答だけでなく,考え方が解説されている
「志望大学で整数問題が出るけど,体系的に勉強したことがない」という方にオススメ.
マスター・オブ・整数
これまた整数の参考書ですが,さっきの標準問題精講より難しいレベルの問題も扱っています.(基礎問題ももちろんありますが)
整数問題の対策をしっかりやってくる学生は多くなく,この参考書をやれば一気に差をつけられるはず.
整数問題自体の優先度は他に比べると,そこまで高くないので,他に苦手分野がない人が整数を得点源にするためにやるべき参考書といえるでしょう.
Amazonの評価は4.5/5とクオリティの高さが伺えます.
「難関大で整数を得点源にしたい!」という方におすすめです.
微積分/基礎の極意―大学への数学
微積って計算力がものをいうんですよ.やったらやった分だけ点数が伸びます.
この参考書は「教科書,チャートレベルの基礎を身に着けたうえで,さらに微積を得点源にしたい!」という理系向けです.
基礎って書いてあるのは学問的に見た基礎ってことで,教科書レベルという意味ではないです.
- 第1部:計算訓練
さっきも言ったけど微積は計算力が大事 - 第2部:役立つ背景知識
時には大学レベルの知識も分かりやすく教えてくれる - 第3部:有名問題,典型問題
ここまでこなせば,ほとんどの問題の方針はすぐ立つ
数学参考書の正しい使い方
ここまでたくさんの参考書を紹介してきましたが,大事なことは「何を使うかよりどう使うか」です.
ぶっちゃけ,参考書自体はここで紹介してあるものなら,レベルさえ合っていれば,大した違いはありません(笑)
大事なのは「使い方」.
どの参考書にも共通して言えるのは「何よりも反復が大事」だということです.
間違えた問題にチェックをつけてとにかく繰り返してください.
「間違えた問題を繰り返す」
これだけは絶対やろう.
問題のレベルによって解き方は違う
この記事では個人の到達度別に3つのフェーズに分けて参考書を紹介しました.
1.基礎レベル参考書(高1,2)
↓
2.入試レベル参考書(高3)
↓
3.過去問(高3)
実はこの3つで勉強の仕方は全く違います.
1.基礎レベル参考書の解き方
チャート式を紹介しましたね.
このような基礎レベルの参考書は解法パターンを覚えることが目的なので,初見で考え込むのは1問5分程度にしてください.
5分経って方針が立たなければ,さっさと答えを見て,解き方を覚える.
答えそのものではなく「解き方」を覚えるんですよ.
間違っても30分以上考え込むなんてことはしないでください.
2.入試レベル参考書の解き方
紹介したのはこちらです.
文系 | 理系 | |
---|---|---|
東大 京大 |
プラチカ or 文系の数学 |
1対1対応→新数学スタンダード演習 数学が超得意な人は やさしい理系数学→ハイレベル理系数学 |
早慶・旧帝大 一橋・東工 |
1対1対応 数学が超得意な人は やさしい理系数学 |
|
MARCH その他 |
基礎問題精講 得意な人は 標準問題精講 |
標準問題精講 |
これら入試レベルの問題は基礎レベル参考書で覚えた解法パターンを組み合わせて適切な方針を立て,それを実行することが求められます.
なので,初見の問題でも10分以上は考えて「もがく」べきです.
「もがく」ってのは,問題の条件を数学の言葉に翻訳したり,いろいろいじってみたりすることです.
そうやって手を動かしている内に,方針が思いつくこともあります.
さらに,解けなかったときは
- 自分に何の知識が足りなかったか
- どんな発想をすべきだったのか
徹底的に考えてノートに書き下しておきましょう.
「実際に言語化して書く」ということが大事ですよ.
時には基礎レベル参考書に戻って確認します.
3.過去問の使い方
高3の春~夏までには「目標を知る」という意味でも一回は志望校の過去問を解いておいてください.
本格的な過去問演習は高3の12月からで大丈夫.
初めは時間は気にしなくて良いです.
解けるようになる
↓
時間内に収める
この順番が大事.
でも,時間は計っておいて,
「ここまでなら時間内に終わる」
というのをつかんでおいてください.
答え合わせで意識することは2の入試レベル参考書と同じです.覚えてますか?
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解けなかった問題に関して
- 自分に何の知識が足りなかったか
- どんな発想をすべきだったのか
徹底的に考えてノートに書き下しておきましょう.
より詳しくは別記事に書いたので参考にしてください.
おすすめ数学参考書まとめ
おすすめ参考書とその使い方を紹介しましたが,やらなければ意味ないです!
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高校1,2年生におすすめ|基礎レベル参考書
数学1・Aの表紙ですが,クリックすれば他の単元も選べます↓(以下同様)
数学が本当に苦手な人におすすめ|講義形式参考書
高校3年生におすすめ|入試レベル参考書
文系 | 理系 | |
---|---|---|
東大 京大 |
プラチカ or 文系の数学 |
1対1対応→新数学スタンダード演習 数学が超得意な人は やさしい理系数学→ハイレベル理系数学 |
早慶・旧帝大 一橋・東工 |
1対1対応 数学が超得意な人は やさしい理系数学 |
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MARCH その他 |
基礎問題精講 得意な人は 標準問題精講 |
標準問題精講 |
過去問
写真は「東京大学」ですが,その他の大学も検索できます↓
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【追伸】
おすすめの参考書を紹介してきましたが,「何を使うか」より「どう使うか」の方がよっぽど大事です.
上の記事やこのサイトで勉強法を解説してるので,ぜひ見てください.
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