- 共通テスト物理の対策の仕方がわからない
- 共通テスト模試で点数が伸びない
あらしょう
たった20日の対策で共通テスト物理で9割超えに成功した東大生が、こんなお悩みを解決します!
ぜひ最後まで読んで、共通テスト物理の点数をアップさせてください。
(記事の最後には実際に共通テスト本番を受けた感想も書いてます!)
- 共通テスト物理の対策
- 共通テスト物理の特徴と傾向
- センターとの決定的な違い
- 共通テスト物理のおすすめ問題集
結論を言うと以下のように対策するのがお勧めです。
- 教科書に載っている公式や定理をしっかりと覚える
- 理解できたか確認するために基本的な問題集を解いた後、共通テスト形式で実践演習
なぜ、このような対策とするべきか、実際の共通テスト物理の問題も見ながら解説していきます。
見たい場所に飛べる目次
共通テスト物理の概要
共通テスト物理の大まかな内容です。試験時間は60分間です。
大問 | 出題分野 | マーク数 | 配点 |
第1問 | 小問集合 | 5 | 25 |
第2問 | 電磁気学 | 12 | 25 |
第3問 | 波動、原子 | 7 | 30 |
第4問 | 力学 | 4 | 20 |
このように共通テストでは幅広い分野から偏りなく出題されていることがわかります。
波動、熱力学の分野は対策が薄くなる受験生も多いですが、小問集合でも出題されるので侮れません。
センター試験との決定的な違い
一番大きな違いは、選択問題がなくなったため、原子分野の対策も必須となったことです。
これまでは、原子分野を履修しないという選択もできたので、めちゃくちゃ大きな違いですよね。
原子分野は他の受験生も十分な勉強をせずに受験をすることが多いので、大きな差をつけることができます。
特徴と出題傾向
問題の特徴としては物理の基礎概念や法則を問う、一般によくある問題が多く出題されました。
センター物理と違う点は下記の通りです。
- 身近な現象を物理的に考察している
- グラフを参考にする問題がある
- 煩雑な計算処理を要する問題は少ない
いかに正確に素早く問題設定を把握し、適切な公式を用いることができるかが鍵と言えるでしょう。
あらしょう
第一回のテストであるため、これからテストの傾向が変わる恐れもあるので注意も必要です!
例えば第3問ではダイヤモンドの輝く原理について問われています。
パッと見ると難しそうだし、、ダイヤモンドについてなんて学校で習ってないよ〜
あらしょう
一見すると難しい問題に見えても問題文をしっかり読むと、問われていることは簡単だよ!
例えば、この問題だと、ダイヤモンドについて詳しくなくても、
- 屈折の法則
- 全反射
- 簡単な幾何学(中学生で習う程度の図形)
が分かっていれば解けるようになってます。
入試(特に共通テスト)は教科書の内容をきちんと理解していれば解けるように作られているので、あまり心配しなくても大丈夫です。
適切な対策を積めば高得点を取ることができます!
共通テスト物理の対策
共通テスト物理特有の問題の対策
基本的には上で話したように教科書レベルの基礎が理解できていれば解けるのですが、ここでは特に共通テスト特有の問題で意識すべきコツをお話しします。
①身近な物理の現象について問われる問題
こういう見慣れない設定の問題ではまず落ち着いて問題文を読んでみましょう。
基本的な問題が解けるレベルであれば数をこなすことでこのような問題にも対処できるようになります!
「落ち着いて問題文を読む」どの教科、どの問題にも共通していえる重要なポイントですね。
あらしょう
意外にできてない人が多いので注意です!
②グラフから読み取る問題
問題文を読んだ後、まずは縦軸と横軸のパラメーターを理解しましょう。
基本的なことですが、焦ってしまうとついついできなくなってしまいます。
③対話形式の問題
本番では出題されませんでしたが、試行調査には対話形式の問題も出題されていました。
太郎さんと花子さんは対話を通じて解答への誘導をしてくれます。
あらしょう
二人の会話を一つずつ追っていけば心配ありません!
ちなみに、共通テスト物理の時間制限についてはそこまで厳しくないですが、途中で詰まってしまうと全問解き終わらない可能性も出てきます。
大まかな時間配分や1問に時間をかけすぎないことを意識しましょう!
物理の問題を解くコツ
ここで共通テストに限らず、物理の問題を解く際のコツを一つ教えます!それは、、、
図を描く ことです。
力学ではまずこのように力の図示が欠かせません。
問題文にすでに図が描いてある際にはそのまま力などを書き込みましょう。
図を描くと
- 一目で問題設定のイメージが湧きやすい
- ミスが起きにくくなる
- 問題を解くスピードが上がる
と良いことばかりです。
日頃から問題を解く際には図を描く習慣をつけておきましょう!
きれいに図を描くのも大事
また、物理の問題を解くうえでは、図(力の図示や運動の様子など)をきれいに描くことが重要です。
きれいに描くことで些細なミスを減らせるからです。
例えば、斜面を滑る物体の運動などでは、物体と台を離して描くと分かりやすい図となります。
共通テスト物理の勉強法
おすすめの勉強法3STEP
共通テスト物理で高得点を取るためのおすすめの勉強方法を紹介します。
- STEP
教科書をしっかり読む
受験勉強において基本となるものはなんといっても教科書です。
基本的に教科書の内容をしっかり理解していれば共通テストにおいて解けない問題はありません。またわからないところや初学の際は適宜参考書等で補足するのもありです。
- STEP
基礎レベル問題集を解いて演習を積む
実際に公式や定理を理解したら問題を解きましょう。
問題演習の際にはまず問題を解いてみて、その後解答解説をみて自分の理解が正しいかどうかを確認するのがおすすめです。
- STEP
共通テスト、センターの過去問や模試の過去問を解いてみる
ある程度問題を解けるようになってきたら過去問に挑戦してみましょう。
ここで共通テストの問題形式に慣れることが大事です。
また本番を意識して時間制限をかけて解いてみましょう。
実際には学校で習った単元ごとに、step2まで勉強していくことが一番効率的です。
またstep3は全ての単元を習い終わった後に入るのが理想です。
初めは思うように点数が取れなくても、慣れていくうちに高得点を安定して取れるようになります!
対策を始める時期
学校によっては物理の全単元が終わることが遅いこともあります。
なので終わった単元から問題演習に入っていきましょう。
他の教科との兼ね合いもあるので実際の共通テスト形式で解くのは11月ごろから、余裕のある人は冬休みに入ってからでも間に合います!
あらしょう
二次試験がある人はまずは二次試験に向けてしっかりと勉強しましょう!
自ずと共通テストの点数も伸びていきます!
共通テスト物理オススメ問題集
おすすめの問題集について紹介していきます。
物理のエッセンス
物理のエッセンスは物理を学び始めの際にとてもおすすめです。
教科書を読んでわからなかったところをエッセンスを読んで補強しましょう。
また公式の運用方法について詳しく書かれているので、問題演習でつまづいてしまった際にもおすすめです。
簡単な確認問題がついていますがそこまで解く必要はありません。
傍用問題集
教科書傍用問題集は基礎の確認にぴったりです。
多くの人は学校で配られているはずなのでそれを用いれば十分です。
ここで基本的な問題を解けるようになれば共通テストでも高得点を取れるようになります。
実戦問題集
共通テストはマーク式なのでそれに慣れるためにも共通テスト形式での演習を積んでおきましょう。
この段階ではわからない問題は少ないと思うので、得点を最大化することを意識しましょう。
あらしょう
習った単元ごとに問題集を解いていくのがおすすめです!
二次試験がある人は教科書傍用問題集を解いた後にそれぞれの志望校のレベルに合わせた問題集をドンドン解いていきましょう!
共通テスト物理本番を受けた感想
あらしょう
史上初の共通テスト受験生として受験に臨み、受験前は本当に不安でいっぱいでした。
試験中でも少し焦りがあり、特に第3問のダイヤモンドの問題で時間を取られてしまいました。
これからも問題形式の変更は予想され、そういった不安が受験生から無くなることはないかと思います。
ただ、
- 問題形式が変わるかもしれないと意識している人
- 同じ形式の問題が繰り返されるだろうと油断している人
では、いざ問題形式が変わった時に対策の有無にかかわらず、圧倒的に前者の方が有利です。
フィールドは皆同じですから、心の持ち方で差をつけていきましょう。
物理の基礎の定着と問題演習がきちんとできていれば対応できるように共通テストはできています。
自信を持って本番に挑んでくださいね!
あらしょう
また、私は「東大毎日塾」の講師として働いています。
- もっと深く聞きたい
- 勉強の相談に乗ってほしい
といった要望があれば応えるので、気軽に相談してください。
私の経験を基にアドバイスさせていただきます。
- あなた専用学習プラン
- 東大生に24時間質問し放題
- 確実に継続できる学習サポート
- みんなで学ぶ学習コミュニティ
- 常時開放のオンライン自習室
完全個別指導であなたの成績を伸ばす方法を本気で考えるので、ぜひ体験指導でお会いしましょう!