「京大生って全教科できるスーパーマンの集まりでしょ。」
「俺に才能なんかないし京大なんて無理に決まってる」
京大に対して、上記のような捉え方をしている方は多いのではないでしょうか。
実際のところ、京大生の中に天才も一定数いますが、ほとんどは地道に基礎から積み上げていった「一般的な成績だった人たち」の集まりです。
誰にだって京大生になれるチャンスはありますし、地頭の良さはそこまで受験合格に関係ありません。
本記事では、京大の偏差値を学部ごとに解説すると同時に、それぞれの対策方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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京大の対策方法
そもそも、京大では文系と理系では採点基準が違うというのを知ってますか?
特に、国語と英語では違います。
まずは国語についてです。
国語は、文系は必要ないものを書いたら減点されているという風に考えられています。
要素とは関係ないものまで、やみくもに書いてはいけないんです。
対して理系は、減点されているという話はありません。
おおげさな話、文字は見える限り小さく書けば、点数が上がります。
実際、私はそのおかげで京大の国語が出来ていたと言っても過言ではありません。
というのも共通テストの国語は苦手で、本番で200点中121点。
でも二次でも100点中54点と共通テストとあまり変わらない数字に。字を見える範囲で小さく丁寧に書く練習はしておくことが大切です。
次に英語についてです。英語は英作文も長文も、明らかに理系科目のほうが採点が緩いです。
実際に採点の結果を照らし合わせてみると、感覚的な所で言うと、文系は「その単語はちょっと違うよね」と判断されると減点されます。
文系の人は、自己採点するときはかなり辛めにしておくことが重要です。
それに対して、理系は方針が合ってると、点数をもらえる傾向にあります。理系の受験を考えているならまずは、なんとなくでいいのでまずは時間を掛けてでもすべての答案を埋めるということを目標にするといいでしょう。
京大対策文系
文系の外国語で勝つためには、英語の単語のチョイスが重要です。
単語のチョイスミスを重ねていくと合格点が遠のいていきます。
普段の単語帳の例文から日本語にすると、同じような意味でも例文からニュアンスの違うものが分かると思います。
ニュアンスや意味までも含めて目を通し、暗記できると良いでしょう。
数学で勝つには日頃からの基礎問題を取りこぼさないことが鍵になります。
まずは青チャートレベルをしっかりやり切りましょう。
青チャートレベルをやり切るとは、すべての問題で解法が10秒以内で出てきて、解き切れることを指しています。
ぜひそこまで鍛えていきましょう。
現代文は、しっかり過去問を解いて復習していくことが望ましいです。
過去問を解いて復習を繰り返すことにより、最低限の点数は確保できるようになります。
古文や漢文は、基礎知識を入れておくことが大切です。
基礎知識は共通テストで使わないことから疎かになりがちですが、しっかりと復習しておくことで点数アップに繋がります。
社会は得意科目の論述になります。基礎知識はもちろん、その単語にまつわるストーリーが重要です。
一問一答形式だけではなく、教科書やノートで流れを掴みましょう。
理科に関しては、共通テストでしか問われません。
しかも範囲は基礎だけで凄く優しいので、満点を狙っていきましょう。
理科で8割になってしまうと、他の科目で巻き返すのは難しくなってきてしまいます。
周りは最低9割、9割5分が平均だと思ってしっかり勉強しましょう。
情報は配点比率が非常に低いです。
最低7割から8割を取ってしまって、他の科目で逃げ切る勉強をしましょう。
満点狙いであまりに時間を掛けるのは得策ではありません。
文学部の対策方法
文学部の特徴は、他の文系学科よりも二次の国語と英語の比率が高い傾向にある点です。
基本的には絶対に失敗できません。二次の国語と英語は、他の科目に比べて安定しやすいという特性もあるため、基礎を固めておくことできっちりと合格ラインを超えることを目標に頑張りましょう。
法学部の対策方法
法学部の特徴は、二次の英語の比率になります。
二次の英語で最も大事にしないといけないのは、細かい単語のチョイスになります。
ここが合否の分岐点になると思って、普段の英作文や和訳の練習のときの添削をより意識しておくことが必要です。
経済学部の対策方法
経済学科の特徴は、他の学科に比べて共通テストの比率が高い点です。
基本的には、共通テストの失敗は許されません。
情報をあまり勉強しなくても問題ないと上述しましたが、経済学科だけは話は別です。
最低8割、基本的には9割を狙っていくことが大切になります。
また、共通テストを失敗しないためには確実な基礎力が大切であるため、満点を目指して取り組むことが最善策と言えるでしょう。
教育学部の対策方法
教育学部の特徴は、他の文系学科よりも二次の国語と英語の比率が高い点です。
基本的には絶対に失敗できません。この二教科は他の科目に比べて安定しやすいという特性もあります。
基礎を固め、きっちりと合格ラインを超えることを目標に頑張りましょう。
総合人間学部の対策方法
総合人間学部の特徴は、共通テストでしか要らない科目と、二次でしか使わない科目の二つに大きく分かれている点です。
そのため、二次で使う科目に不安がある場合の勉強法が肝になります。
たとえば他の学科を狙う方であれば、共通テストで使うことから改めて、基礎を復習する時間が取れます。
その時間を取れないことで、二次直前でも基礎が固まりづらい傾向にあります。
より早い段階で基礎固めが完成していることが望ましいですが、難しい場合はより基礎固めの時間を取ることを意識すると良いでしょう。
東大毎日塾
うっちー
基礎固めは非常に重要です!できるだけ早い段階で基礎固めをしていきましょう!
京大理系対策
まずは国語についてです。
古文は共通テストの方が文章量や登場人物が多く難しいと感じる人も多いぐらいです。
京大の理系の古文で最も大切なことは中心を絶対に外さないことです。
文章量が少なく、全体として何を言いたいのかは捉えやすいです。
短い文章の中で傍線部を3つ引いています。解答範囲が当然被ってきます。
解答として聞かれているのは文章の中心となります。3つとも似たような答えになっても焦る必要はありません。
ただ本文の中心を外すと3問とも大きく減点されることが予想されるので、気を付けましょう。
現代文に関しては漢字が出るとラッキーぐらいです。基本的に特別な勉強をする必要はないでしょう。
次に数学についてです。
数学は第3問が整数であったりとある程度のパターンは決まっています。
時折、時間をものすごく食ってしまう奇問や難問が混ざっています。
奇問や難問をいかに避けることが出来るかが本番でのポイントになります。
ただ、奇問や難問を除けば、基本的な問題を組み合わせて難しく見せかけているだけの問題だと気付くことが出来るでしょう。
基本問題だと気が付くレベルに到達するには、青チャートとさらにもう一つ上のスタンダード数学やオリジナルスタンダードといった参考書までを完璧にしておくといいでしょう。
上位の学科である、情報学科や医学科志望であればやさしい理系数学まで完璧にしておきましょう。
理系の英語についてです。まずは負けないために基本的な英単語はしっかり頭に入れておきましょう。
特に鉄壁の前半2000語位までは外せないです。2000語までは絶対に頭に入れておきましょう。
英語でリードしたい人なら、鉄壁に載っている単語をすべてを完璧に頭に入れておきましょう。
英語の長文に関しては基本的に和訳しか聞かれません。
和訳で気を付けないといけないのはどこがどこにかかっているかです。
難しい単語や知らない単語の訳は文章に合わせ、知っている単語や知っている文法を正しく表現するといいでしょう。
これが出来れば、苦手な人でも人並みに取れますし、得意な人なら英語でリードできるでしょう。
これは英作文や自由英作文でも同じです。日本語は難しく書かれていますが、自分の書ける英語表現に落とし込んでいくことが大切です。
難しい日本語を簡単な英語にするには沢山の英作文の問題を解くといいでしょう。
東大や阪大の英作文にもチャレンジしておくといいでしょう。
最後は理科についてです。
まずは物理です。物理で最も大切なのは誘導にどうやって乗れるかになります。
微小単位や微小時間について聞かれることがほとんどです。
微小単位や微小時間については公式の導出から学んでいくと誘導にも乗りやすく、微小時間や微小単位についても考える癖になり非常に解きやすくなります。
公式は覚えているのは当然ですが、導出までしっかり復習しておくといいでしょう。
化学についてです。第一問の理論と無機はある程度点数を取れるように覚えるものは覚えておきましょう。
大問2の平衡はやっていることは基本的に毎年全く同じです。物質量収支と電気的中性にもしっかり気を払って問題を解けるようになると、点数が取れるでしょう。
第三問は有機、第四問は高分子になります。第3問と第4問は知識量がまずはものをいいます。
しっかりと覚えるものは覚えることが優先です。
8割以上の知識がついてからは演習量を積みましょう。構造決定や、アミノ酸配列は問題を解けば解くほどパターンや気を付けるべきことが分かってきて、早く正確に解けるでしょう。
理学部の対策方法
理学部を受けるということは理科と数学は出来るというのがある程度前提条件になります。
差が付くのは英語になります。また、周りの受験生も英語を苦手にしている傾向があります。
ここで差をつけられるように、英語の基礎を固めておきましょう。
基礎的な単語、訳せるところはきっちり訳す、表現するというのが大切です。
工学部の対策方法
工学部で最も大切なことは共通テストの社会と情報になります。
ここで失敗すると二次ではなかなか挽回できないので、時間を見つけて、最低でも8割は取れるようにしておきましょう。
数学や理科は共通テストの点数がわずかながらですが入るように配点が変わりました。
共通テストは公式や計算の復習と割り切って勉強するといいでしょう。
医学部の対策方法
医学部は求められるものが最も高い学部になります。
全てにおいてまずは苦手をつぶして、どの科目でも二次で7割を取れるようにしておきましょう。
その上で得意科目では8割から9割を取る必要が出てきます。しっかりと勉強して臨みましょう。
薬学部の対策方法
薬学部は最も科目バランスの必要な学部になります。
勉強するうえで苦手を作ると合格が遠のいてしまいます。
これは基礎的な意味でも、発展的な意味でもです。
これらに気を付けながら、勉強時間に偏りが出ないようにしておくと合格に近づくでしょう。
総合人間学部の対策法
総合人間学部では共通テストは社会と情報しか点数が入りません。
二次で使う科目の基礎的な復習をするタイミングがありません。
苦手な科目で二次の勉強に集中しすぎると、点数が伸びてこないです。勉強時間の割り切りをある程度持っておきましょう。
農学部の対策方法
農学部は京大で最も共通テストの配点が大きい学部になります。
基礎的なことが出来ると合格に近づきます。また数学が出来る生徒が少ない傾向にあります。
数学でしっかりと差をつけられると有利になるでしょう。
東大毎日塾
うっちー
さらに詳しい傾向・対策を知りたい方は東大毎日塾にご相談ください!
京大合格に向けて東大毎日塾ができること
プランニングとコーチングができる
あくまでもこれは全体の傾向として話をさせていただきました。
東大毎日塾ではこういった傾向を踏まえ、さらに個人の得意科目や苦手分野に目を向けて日々の勉強の指導を行い、より効率的に成績をあげ、合格を勝ち取っていきます。
京大生も輩出している
実際、東大毎日塾から京大生の合格者が出ています。
京大に合格した方々は各個人に向けた受験へのプランニングやコーチングのおかげとのことです。
東大生/京大生の指導を受けられる
また、東大生や京大生のメンターにしてもらえるでしょう。
やはり日本最難関レベルの受験を突破した人にしか分からない悩みや質問も24時間いつでも回答してもらえるができるというのも大きなメリットになります。
東大毎日塾
うっちー
上記3点は東大毎日塾の強みです!プランニング・コーチングを個別に行っていきますので、二人三脚で受験に挑みます!
まとめ
京大に合格するような人だからと言ってもともとが凄く天才というわけではありません。
どちらかというと基礎的なことをしっかりとやっていきます。ぜひ基礎の大切さに気が付きましょう。
東大毎日塾への、入塾はいかがでしょうか?
基礎的なことが抜けていても、自分で気が付いて、自分で修正するのは難しいです。
また、基礎をやり直すことは非常に大きな勇気がいります。
基礎が足りていないことに気付かせてもらえたり、基礎を復習する勇気を持たせてくれる役割を東大枚に塾は担っています。
ぜひ東大毎日塾への入塾はいかがでしょうか?
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