共通テスト国語は、読解量が多く時間が足りなくなる人が非常に多いです。
そのため、特徴を把握し、時間配分や勉強法を知っておくことが重要です。
今回の記事を読んでいただくと、下記の5点がわかります。
- 国語の共通テストの特徴
- 現代文の点数が伸びない人の特徴
- 現代文の共通テストの勉強法
- 小説の現代文の勉強法
- 国語の共通テストの時間配分
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国語の共通テストの特徴
共通テストの国語は、現代文と古文・漢文から成り立っており、大学入試における重要な科目です。
特徴を把握して、戦略的に学習することが鍵になります。
時事問題が多い
共通テストの国語では、現代社会の問題や最新のトピックに関する文章が多く出題される傾向にあります。
これにより、受験生は単なる読解力だけでなく、現代社会への理解や関心も試されます。
時事問題に関する文章は、専門的な用語や複雑なテーマが含まれることが多いため、日頃からニュースや新聞を読む習慣をつけ、最新の情報に触れておくことが重要です。
文字量が非常に多い
共通テストの国語は、圧倒的に文字量が多いことが特徴です。
読解の仕方は変わりませんが、図表や資料、対話文などが加わり、時間的に厳しくなっているため、長文を短時間で正確に読み解くことが求められます。
また、1つの大問に複数の文章が扱われるため、各文章の内容を関連付けて解答していかなければいけません。
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日頃からニュースや新聞などで時事ニュースを把握しておきましょう。
現代文の点数が伸びない人の特徴とは?
現代文で点数が伸び悩む人には共通する特徴が3つあります。
1つめは、語彙力や基礎的な知識が不足しているケースです。
現代文では、日常会話ではあまり使用されない、現代文特有の「単語」が使われます。
そのため、現代文を正しく読むためには、それぞれの単語の意味を覚える必要があります。
また、評論文などで取り上げられるテーマは、宗教や、政治経済、芸術など、おおよそ決まっています。
そしてこれらのテーマには「背景」があります。
各テーマの背景知識を知っていれば、話の展開や筆者の主張が分かるため、文章を理解しやすくなります。
2つめは、正しい読み方を身に付けていないケースです。
感覚で読んでいると、正しく文章を理解することができず、点数が安定しません。
筆者の主張や文章の構成をつかんで、論理的に文章を読むことで、文章を正確に理解することができます。
3つめは、解き方がわからないケースです。
現代文では、問題文に書かれていないことや、本文から読み取れないことは正解になりません。
選択肢を勘で選ばないようにするために、なぜこの選択肢になるのか、という根拠を明確にして解答する必要があります。
現代文の共通テストの勉強法
共通テストの現代文は、的確な勉強法を実践することで成果が得られます。
文章のテーマを捉えられるようにする
多様なテーマの文章を読むことで、文章に使われるトピックに慣れることができます。
例えば、エッセイや評論、小説を読むことで、著者の考え方や価値観を理解する力が養われます。
また、歴史や文化的な文章を読むことで、 文章の時代背景や文化的な文脈を理解しやすくなります。
さらに、文章を構造的に分析することで、テーマや背景がどのように組み込まれているかを理解できます。
段落ごとに要点をまとめたり、論理の展開を追ったりする練習をすると良いでしょう。
単語と接続詞を強化する
単語の意味を正確に理解することは、文章全体の内容を把握するための基礎です。
特に、現代文では専門用語や抽象的な概念が多く登場するため、単語の意味を誤解すると文章の解釈を誤ることになります。
単語には微妙なニュアンスや感情を伝える力があるため、著者の意図や文章のトーンを正確に読み取るためには、単語が持つニュアンスを理解することが重要です。
接続詞は、文章の論理的な流れを示す役割を持っています。
例えば、「しかし」「だから」「つまり」などの接続詞を使うことで、著者の論旨の展開や結論への導き方を理解しやすくなります。
接続詞があることで、前後の文や段落の関係が明確になり、文章全体の文脈を正確に捉えることができます。
消去法を活用する
消去法とは、明らかに誤りである選択肢を排除し、最終的に残った選択肢を選ぶ解き方です。
現代文の問題では、一見正しそうに見える選択肢があり、どれが正解か迷うことがあります。
そのため、本文に合わない選択肢を消しておくことで、短時間で正解にたどり着きやすくなります。
消去法では、本文の要点やキーワードに注意を払いながら選択肢を1つ1つ吟味し、
明らかに誤りのある選択肢を排除します。
また、選択肢の一部が正しいように見えても、全体として誤解を招く内容であれば、その選択肢も排除します。消去法を意識して問題を解くようにすると、自然とこの技術が身に付きます。
比較法を実践する
比較法とは、選択肢を比較して、最も適切なものを選び取る技術です。
この技術を使うことで、似ている選択肢の微妙な違いを見抜き、正解を見つけやすくなります。
文章中にある比較されている対象や概念を見つけ、それぞれの特徴やポイントを押さえます。
そして、選択詞の類似点と相違点を整理します。この際、文章の具体的な部分を引用しながら、それぞれの特徴を確認します。これにより、どの点で異なり、どの点で共通しているかが明確になります。
日頃から比較法を使って実践し、試験で使えるようにしましょう。
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勉強法もさまざまあります。それぞれにあった勉強法を取り入れて、積み重ねていきましょう。
小説の現代文の勉強法
小説の正答率をあげるには、自分の価値観を入れず、客観的に読むことが重要です。
そのような力を養うためには、何をすればいいのかを紹介します。
読解スピードを上げる
小説を読む習慣をつけることが、読解スピード向上に大いに役立ちます。
多様なジャンルの本を読むことで、文章のリズムやパターンに慣れ、自然と速く読む力が養われます。
また、小説では、物語の核心となる部分や、登場人物の心情、テーマに直結する部分を見抜くことが重要です。
これらのポイントを探す意識で解くことで、闇雲に読むよりも時間を短縮できます。
参考書を読み込む
参考書を選ぶ際は、現在の自分のレベルを把握して、それに合った参考書を選ぶことが大切です。
そのうえで、参考書の文章を何度も復習し、自分が間違いやすい設問タイプや、思考プロセスの癖を把握するようにしましょう。
一度解いただけで、正しい解き方を身に付けることは難しいので、繰り返し読むことが重要です。
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小説現代文の勉強法で行っていることはありましたか?
上記のことを意識して学習に取り入れてみましょう。
国語の共通テストの時間配分
共通テスト現代文は、試験時間は80分ですが、問題量を考えると、時間制約が厳しい試験です。
オススメの時間配分は、評論25分、小説20分、古文20分、漢文15分です。
一般的に、評論文は読解が難しいケースが多く、漢文は難易度がそこまで高くない傾向にあるため、勉強を始めたばかりの時は、これを基準にすると良いでしょう。
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時間配分が難しいですね。しっかりと時間管理をしながら問題を解いていいましょう。
まとめ
共通テスト国語は時間が厳しく、素早く正確に解く必要があります。
特に現代文は、日頃の積み重ねが実力に反映されるので、早めから対策をしてみてください。
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