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広島大学の偏差値や勉強のポイントを各学部に分けてそれぞれ詳しく解説!

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このブログでは、高校3年生の11月に偏差値40を取るという大失敗をし、そこから猛烈に勉強した結果現役で京都大学に合格した筆者が、広島大学の偏差値と、合格するための勉強方法について分析・解説します。

今回の記事を読んでいただくと、下記の3点がわかります。

  • 広島大学の概要
  • 広島大学の各学部の偏差値
  • 広島大学の入試の対策と筆者が逆転合格した勉強のやり方

広島大学を目指す受験生の皆さんには、ぜひ参考にしていただきたいです。

  • 筆者が在籍する「東大毎日塾」について

筆者は普段、東大毎日塾でメンターとして勤務しています。

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内田悠斗(うっちー)

内田悠斗(うっちー)

東大毎日塾 代表

「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」を運営。
オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。
教育専門家として、大手学習メディアを多数監修。
本ブログでは、累計1000人以上の指導経験に裏打ちされた受験ノウハウや成績アップ術を分かりやすくお届けします。

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広島大学の概要

広島大学は広島県東広島市にある国立大学法人(以下国立大学)です。

ルーツとなる白島学校の創立は1874年にまで遡る、長い歴史を持つ伝統校です。

旧官立大学の一校であり、筑波大学と共に旧二文理大学の一校です。

2024年現在12学部4研究科を擁し、約15,000名の学生が在籍しています。

広島大学の教育

広島大学では、学生一人ひとりに応じたきめ細かい学習サポートの実現と、卒業生の質の確保および教育の質の向上をめざし「到達目標型教育プログラム HiPROSPECTS(R)」という独自の教育システムを実施しています。

詳細は広島大学公式Webサイト内の到達目標型教育プログラム「HiPROSPECTS(R)」に記載されていますが、これは入学前から在学中、そして卒業後までの自分の「ミエル」「ツナガル」「ツカエル」力を可視化したようなものとなっています。

これによって学生一人ひとりの成績や就職について、最大限のサポートが行われています

広島大学の教養教育

大学での学びを樹木に例えると、教養教育は幹や根にあたります。

幅広い学問分野に接し、視野を広げることが、大学教育における教養教育の目的なのです。

広島大学公式Webサイト内の「教養教育」に具体的なことが書かれています。

教養教育については、自身の専門学科にとらわれることなく、さまざまな科目を自由に受講することができます

広島大学は「自由で平和な一つの大学」という建学の精神に基づいて、学生が絶えず平和について考える機会を持ち、豊かな人間性を培うことを目標として掲げています。

最も特徴的なのが「平和科目」です。

原子爆弾を投下された辛い歴史を持つ広島にあるからこそ、平和に向き合う機会を積極的に作っているのでしょう。

広島大学の「平和科目」は、全学部必修講義として設定されています。

平和科目では広島の過去を振り返り、国際化の進む現代において、平和についてどう考えるべきかといったことを学びます。

さまざまなアプローチから平和について考える講義があり、自分の興味のある分野から平和を学べる点が、大きなメリットです。

このように特徴的なカリキュラムを持つ広島大学を目指すためには、大学の難易度や目標とすべき学力レベルを具体的に知る必要があります。

ここからは、各学部の偏差値や難易度、入試の配点について紹介します。

広島大学の偏差値

まずは広島大学の各学部、そして各学科の偏差値について紹介します。

学部偏差値(河合塾全国統一記述模試(2024)調べ)
総合科学部52.5-57.5
文学部57.5
教育学部50.0-57.5
法学部52.5-57.5
経済学部47.5-55.0
理学部52.5-62.5
医学部50.0-65.0
歯学部45.0-60.0
薬学部55.0-60.0
工学部50.0-52.5
生物生産学部50.0
情報科学部52.5-55.0

広島大学は中国地方を代表する国立大学です。

ほとんどの学部・学科の偏差値が50を超えています。中でも医学部医学科、薬学部薬学科、歯学部歯学科といった医療系の学科に関してはいずれも偏差値60が目安とされており、入学の難易度はかなり高いと言って良いでしょう。

ここからは各学科の細かい偏差値や、ボーダーとなる共通テストの得点割合、配点について細かく見ていきます。

総合科学部

学科(試験方式)偏差値共通テスト得点率共通テスト配点個別試験配点
総合科学文科系学科(前期)57.569%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200外国語 600小論文 600
総合科学科理科系学科(前期)52.569%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 400理科 800
国際共創文科系学科(前期)55.077%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語 400外国語 800
国際共創理科系学科(前期)52.569%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 600外国語 600
総合科学(後期)60.078%国語 200数学 500外国語 500情報 100地歴公民または理科から3科目 300面接 200

総合科学部の前期試験では、共通テストよりも個別試験の方が配点が大きくなっています。

また、英語や数学が共通テストの3科目分以上の点数に相当するため、必要な点数を取るための応用力を身につけておきましょう。

文学部

学科(試験方式)偏差値共通テスト得点率共通テスト配点個別試験配点
人文学科(前期)57.571%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 400国語 400外国語 400
人文学科(後期)60.079%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200面接 100

人文学科に前期で合格するには、共通テストの地歴公民でしっかり点数を取れるか否かが合否を大きく分けます。

その上で、個別試験の国語と外国語をバランスよく得点できるようにしておきましょう。

人文学科に後期で合格するには、共通テストでしっかりと得点を重ねる必要があります

共通テストの配点に傾斜はかからず、自身の得点がそのまま合否の判定に使われるので、各科目バランスよく勉強しておくといいでしょう。

教育学部

学科(試験方式)偏差値共通テスト得点率共通テスト配点個別試験配点
初等教育学科文科系(前期)55.066%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語 400外国語 400
初等教育学科理科系(前期)55.066%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100国語 400数学 400
特別支援教育学科文科系(前期)50.067%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語 400外国語 400
特別支援教育学科理科系(前期)50.067%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100国語 400数学 400
科学-自然系学科52.571%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 300理科 500
科学-数理系学科(前期)55.075%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 600理科 200
科学-技術・情報系学科(前期)50.065%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 400理科 400
科学-社会系学科(前期)57.570%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語or数学or外国語のうち2科目 400点ずつ
言語-国語文化系学科(前期)57.572%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語 400数学or外国語のうち1科目 400
言語-外国語文化系学科(前期)52.567%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語 200外国語 600
言語-日本語教育55.063%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語or数学or外国語のうち2科目 400点ずつ
生涯-健康スポーツ系学科(前期)52.567%国語 200数学 100理科 100外国語 200情報 100地歴公民から1科目 100実技 400
生涯-人間生活系学科(前期)50.063%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語or数学or外国語のうち2科目 400点ずつ
生涯-音楽文化系学科(前期)50.065%国語 200数学 100理科 100外国語 200情報 100地歴公民から1科目 100実技 500
生涯-造形芸術系学科(前期)50.066%国語 200数学 100理科 100外国語 200情報 100地歴公民から1科目 100実技 400
人間-教育学系学科文科系(前期)57.570%国語 400数学 400理科 100外国語 400情報 100地歴公民 200国語or数学or外国語のうち2科目 400点ずつ
人間-教育学系学科理科系(前期)57.570%国語 400数学 400理科 200外国語 400情報 100地歴公民 100国語or数学or外国語のうち2科目 400点ずつ
人間-心理学系学科(前期)57.570%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語or数学or外国語のうち2科目 400点ずつ
科学-自然系60.074%国語 200数学 200理科 200外国語 200地歴公民 200面接 300
科学-数理系学科(後期)60.079%国語 200数学 100理科 200外国語 100情報 100地歴公民 100面接 500
科学-技術・情報系学科(後期)60.069%国語 200数学 100理科 200外国語 100情報 100地歴公民 100面接 500
科学-社会系学科(後期)60.075%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200面接 300
生涯-健康スポーツ系学科(後期)60.068%国語 200数学 100理科 100外国語 200地歴公民 200小論文 100出願書類 600
生涯-人間生活系学科(後期)60.072%未定未定
生涯-造形芸術系学科(後期)60.069%国語 200数学 100理科 100外国語 200地歴公民 200実技 800
人間-教育学系学科(後期)60.077%未定未定
人間-心理学系学科文科系(前期)60.075%国語 200数学 200理科 100外国語 200地歴公民 200小論文 300
人間-心理学系学科理科系(前期)60.075%国語 200数学 100理科 100外国語 200地歴公民 200小論文 300

教育学部では幼稚園教諭、小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭の一種免許状を取得することができます

自身が取得した教員免許の種類により、入試の形態も大きく変わります。

広島大学教育学部に合格するには、個別試験が筆記のみなのか、実技も必要なのかを確認しておきましょう。

ここでは配点のみを紹介しましたが、最新の情報や配点を広島大学のホームページから確認するようにしてください。

各学科とも個別試験が配点全体の半分程度を占めているので、応用力を意識した対策を立てておく必要があるでしょう。

法学部

学科(試験方式)偏差値共通テスト得点率共通テスト配点個別試験配点
法学科[昼間](前期)57.572%国語 200数学 100理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語 200外国語 200
法学科[夜間](前期)60.083%国語 200数学 100理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語 300
法学科[昼間](後期)52.565%国語 200外国語 200地歴公民または数学から1科目 100総合問題 300
法学科[夜間](後期)57.575%国語 200外国語 200地歴公民または数学から1科目 100総合問題 300

法学部に前期で合格するためには、まず共通テストで失敗しないことが何より重要です。

これは共通テストが全体の配点のうち約70%を占めているためです。

共通テストで確実に点数を取るには、まずは教科書レベルの知識をマスターし、基礎力を高めることが必要となります。

その上で、国語や外国語の個別試験に対応できるよう、過去問をはじめとした問題演習を繰り返し、応用力を高める勉強をしましょう。

法学部に後期で合格するには、共通テストの文系科目で高得点を取ることが必要となります。

その上で、総合問題という少し特殊な試験に対応できるよう、過去問をやり込んでおきましょう。総合問題では、国語と英語の長文が1問ずつ出題されます。

ただし後期対策は、前期試験が終わってからでも間に合うので、後回しにして構いません

まずは前期試験で合格できるような学力をしっかり身につけてください。

前期の結果が出てから後期までの2週間、手を抜けば成績は一気に下がってしまいます。

前期の結果が残念だった場合には、そこから全力で総合問題への対策を行いましょう。

経済学部

学科(試験方式)偏差値共通テスト得点率共通テスト配点個別試験配点
経済学科文科系[昼間](前期)55.069%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200数学 400外国語 400
経済学科[夜間](前期)47.559%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200外国語 400
経済学科[昼間](後期)60.079%国語 800数学 100理科 100外国語 600地歴公民 600小論文 400
経済学科[昼間](後期)60.079%国語 100数学 800理科 600外国語 600地歴公民 100小論文 400
経済学科[夜間](後期)52.563%国語 400数学 400理科 300外国語 400地歴公民 400小論文 400

経済学部の前期入試は、共通テストが全体の配点のうち約70%を占めます。

まずは共通テストで失敗しないよう、盤石な基礎力を養うことが必要です。

その上で、国語や数学の個別試験に対応できるような勉強をしましょう

経済学部に後期で合格するには、共通テストの文系科目で高得点を取る必要があります

さらに、小論文対策も必須です。

小論文対策については、夏休み頃に軽く基礎対策を行っておき、その後は前期試験が終了してからの2週間で行っても十分に間に合います。

まずは前期で合格できるよう、各教科の学習を丁寧に行うことが大切です。

理学部

学科(試験方式)偏差値共通テスト得点率共通テスト配点個別試験配点
数学学科(前期)55.069%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 700理科 700
物理学科(前期)52.568%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 700理科 700
化学学科(前期)52.569%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 700理科 700
生物科学学科(前期)52.567%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 700理科 700
地球惑星システム学科(前期)52.570%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 700理科 700
数学学科(後期)62.583%数学 200理科 100外国語 200数学 500
物理学科(後期)60.081%数学 200理科 200外国語 200総合問題 600
化学学科(後期)60.078%数学 200理科 200外国語 200面接 200
生物科学学科(後期)60.079%数学 200理科 200外国語 200面接 200

理学部ではほとんどの学科において、数学と理科の個別試験が課されます。

共通テスト対策のみに留まらず、応用的な問題にも対応できるよう、過去問や問題集を活用し、演習しておきましょう。

広島大学は国立大学なので、前期入試においては共通テストで国語や社会も課されます。

国語もフルの200点満点となっています。「自分は理系だから」と手を抜くことなく、文系科目の学習も計画的に進めるようにしてください

後期の場合共通テストは数学・理科・外国語のみになりますが、その分要求される水準も上がります。いずれにせよ共通テスト対策は必須であると言えるでしょう。

医学部

学科(試験方式)偏差値共通テスト得点率共通テスト配点個別試験配点
医学科(前期)65.084%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 300理科 1200外国語 300
医学科(前期)65.084%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 800理科 200外国語 800
医学科(前期)65.084%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 600理科 600外国語 600
保健-看護学科文科系(前期)52.566%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語 400外国語 400
保健-看護学科理科系(前期)50.065%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 400外国語 400
保健-理学療法学科文科系(前期)52.569%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語 400外国語 400
保健-理学療法学科理科系(前期)50.069%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 400外国語 400
保健-作業療法学科文科系(前期)50.059%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200国語 400外国語 400
保健-作業療法学科理科系(前期)50.059%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 400外国語 400

医学科部医学科に合格するためには、個別試験でしっかり点数を取る必要があります。

医学科は理科の配点が大きいパターンや外国語と数学の配点が大きいパターン、バランスよくとるパターンの3パターンあるため、自分の得意な出題方式を選びましょう。

医学科以外の学科に合格するためには、まずは傾斜なく点数がそのまま合否判定に使用される共通テストで、確実に高得点を取れるように基礎力を高めましょう

その上で、外国語または数学または国語の中で必要な科目を確認し、点数を取れるように過去問対策を入念に行いましょう。

歯学部

学科(試験方式)偏差値共通テスト得点率共通テスト配点個別試験配点
歯学科(前期)60.072%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 400理科 400外国語 400
口腔-口腔保健学科(前期)47.563%国語 200数学 100理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200外国語 200面接 200国語or数学or理科のうち1科目 200
口腔-口腔工学学科(前期)45.061%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 200理科 100外国語 200
歯学科(後期)62.581%国語 200数学 200理科 100外国語 200情報 100地歴公民 200小論文 450面接 300
口腔-口腔工学学科(後期)50.067%国語 200数学 200理科 200外国語 200地歴公民 100面接 200

歯学科は個別試験の方が配点が高いので、応用力を身につけるような勉強をしていきましょう。

歯学科以外の学科では共通テストの配点の方が大きいため、まずは共通テストで安定して高い点数を取れるように基本レベルの問題演習を繰り返し行いましょう。

薬学部

学科(試験方式)偏差値共通テスト得点率共通テスト配点個別試験配点
薬学科(前期)60.077%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 400理科 400外国語 400
薬科学学科(前期)55.070%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 400理科 400外国語 400
薬科学学科(後期)60.077%国語 200数学 400理科 400外国語 400情報 100地歴公民 100面接 200

薬学部に前期で合格するためには、まずは共通テストで満遍なく点数を取る必要があります。

共通テストは傾斜がかかることなく点数がそのまま合否の判定に使われるという点に気を付けましょう

さらに、個別試験では外国語、数学、理科の配点が等しいので、これも弱点を作らずに点数を取る必要があります。

しっかりと苦手な科目や苦手な分野を克服できるような学習計画を立てましょう。

薬学部に後期で合格するためには、共通テストでしっかりと点数を取ることが求められます各科目の基礎の部分をしっかり勉強しましょう

工学部

学科(試験方式)偏差値共通テスト得点率共通テスト配点個別試験配点
第一類(機械・輸送・材料・エネルギー系)(前期)50.067%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 600理科 600外国語 400
第二類(電気電子・システム情報系)(前期)52.569%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 500理科 500外国語 500
第三類(応用化学・生物工学・化学工学系)(前期)50.067%国語 200数学 400理科 400外国語 400情報 100地歴公民 100数学 400理科 400外国語 400
第四類(建設・環境系)(前期)52.571%国語 200数学 400理科 400外国語 400情報 100地歴公民 100数学 400理科 400外国語 400
工学特別コース52.568%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 500理科 500外国語 500
第一類(機械・輸送・材料・エネルギー系)(後期)62.580%数学 200理科 200外国語 200情報 100面接 100
第二類(電気電子・システム情報系)(後期)62.585%国語 100数学 400理科 400外国語 400面接 100
第三類(応用化学・生物工学・化学工学系)(後期)62.578%数学 200理科 200外国語 200情報 100面接 50
第四類(建設・環境系)(後期)62.582%数学 200理科 200外国語 200情報 100面接 100

工学部で前期で合格するためには、学科によって多少の違いはありますが、数学、理科、外国語の個別試験対策が重要です。

その3科目については、共通テストで必要とされる基礎力だけではなく、個別試験に対応しうるだけの応用力も求められるでしょう。

まずは必要な全教科の基礎力をつけ、その後数学や理科、外国語の応用力を身につけるための時間を取れるよう、それぞれの時期に応じた具体的な学習計画を立てましょう。

工学部に後期で合格するためには、とにかく共通テストで高得点を狙うことです。

共通テストで失点しないようにするには少しのケアレスミスも許されません

日頃から、標準的なレベルの問題を素早く正確に処理できるよう、時間を測りながら演習を繰り返しておきましょう。

生物生産学部

学科(試験方式)偏差値共通テスト得点率共通テスト配点個別試験配点
生物生産学科(前期)50.070%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 200理科 600外国語 200
生物生産学科(後期)52.576%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100なし

生物生産学科に前期で合格するためには、まずは共通テストで満遍なく点数を取る必要があります。

共通テストは傾斜がかかることなく点数がそのまま合否判定に使われるという点に気を付けましょう。

また、個別試験の理科の配点が非常に大きくなっています。

まずは個別試験の理科でしっかりと点数を取れるようにするため、過去問の出題傾向を確認しながら勉強の計画を立てるといいでしょう。

生物生産学科に後期で合格するためには、共通テストで満遍なく点数を取る必要があります。

共通テストは傾斜がかかることなくそのまま点数自体が評価されます。また、個別試験が実施されず、共通テストの点数で合否が決まります。

各科目の基礎固めだと思って、共通テスト対策の計画を立てましょう

情報科学部

学科(試験方式)偏差値共通テスト得点率共通テスト配点個別試験配点
情報科学学科A型(前期)55.069%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 800外国語 400
情報科学学科B型(前期)52.567%国語 200数学 200理科 200外国語 200情報 100地歴公民 100数学 800外国語 400
情報科学学科(後期)57.580%数学 800外国語 400情報 400面接 100

情報科学科に前期で合格するためには、まずは共通テストで満遍なく点数を取る必要があります。

共通テストは傾斜がかかることなく点数として入るという点に気を付けましょう。その上で、個別試験の数学の配点が非常に大きくなっています。

まずは個別試験の数学でしっかりと点数を取れるようにするための勉強計画を立てるといいでしょう。

情報科学科に後期で合格するためには、共通テストの数学で失敗することは許されません。

特に4倍になった点数で計算されるということは、一つの計算ミスが10点程度の価値を持つということです。

ケアレスミスがなくなるようにしっかりとした対策を立てるようにするといいでしょう。

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広島大学の受験難易度は高い?

広島大学の受験難易度は、各学部で偏差値が50台後半となっていることから、中堅校から難関校にあたると言えるでしょう。

また、国立大学ということもあり、勉強しなければならない科目が私立大学より多いため、基礎固めに必要な時間も長くなります。

そのため、広島大学に合格するためには、早い段階から準備を始めなければなりません

このブログを読んだ今日から、さっそく受験勉強を始めるのがおすすめです。

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早い段階から準備を始め、基礎固めにしっかり時間確保していきましょう!

広島大学合格に向けてやるべきこと

国立大学である広島大学に合格するには、共通テストと個別試験、両方の対策をバランスよく行う必要があります。

準備しなければならない項目が多岐に渡るため、効率的かつ計画的な学習が求められると言えるでしょう。

ここからは、広島大学合格に向けてやるべきことを以下に2点でまとめてみました。

ぜひ日々の学習計画を立てる上で参考にしていただければと思います。

ケアレスミスを防ぐために基礎学力を高める

ケアレスミスを防ぐためには、実際に手を動かしながら多くの問題を解くことが大事です。

問題数をたくさん解いておくことで、自分がどういうミスをしやすいのかを把握することができます。

ミスの仕方を把握できれば、そのミスをしないための対策を立てられます。

この方法を使って訓練し、その後実際にミスがどれだけ減ったのかを確認するといいでしょう。

その他にも、日常の気づき等が必要であったりします。

普段から、教師が授業中に話す豆知識があれば積極的にメモを取り、参考書も隅々まで読み込むよう心掛けましょう。

また、さまざまな分野に興味を持ってアンテナを張り巡らせ、気になったことは調べる癖をつけるのがおすすめです。

たとえば、2022年度の数学の共通テストでは11の5乗を計算させるような問題が出題されました。

ここで実際に11の掛け算をして、計算を間違えてしまったという人も多いのではないでしょうか。

実は、普段から数学に気を使っていれば、11の5乗は一瞬で計算できます。

ポイントはパスカルの三角形です。

パスカルの三角形を段ごとに分けると11の累乗が出てくるということに気付いている人は多いのではないでしょうか。

パスカルの三角形を使えばいいと気付いた人であれば、一瞬で計算を間違えることなくできたはずです。

こういった気づきができるよう、普段から幅広い物事を気にかけるようにしておきましょう。

 過去問を解く

過去問を解くことでまず見えてくるのが、その大学の出題傾向です。各大問でどういった問題が多く出題されるのかが分かります。

それによって、自分の苦手な分野がどのように出題されるのかといった傾向が見えてきて、対応できるようにするための勉強方法も見えてくるはずです。

また、過去問をやり込むことには、時間配分をより完璧に近づけられるというメリットもあります。

入試とは、いわば制限時間内でどれだけ効率よく点数を重ねられるかというゲームのようなものです。

効率よく得点するためには、効率のいい時間の使い方を見つける必要があります

そのために過去問を解くのです。

完璧な配分を見つけ、実践できるようにするために、最低でも10年分くらいは過去問に取り組みましょう。

10年分も解く必要があるのは、問題の傾向が変わっている可能性が高いからです。

数年分程度では、問題の傾向が変わっていない可能性が高く、本番で見慣れない問題を目にしたときに慌ててしまう可能性があります。

また、問題の難易度も様々なパターンを経験することで、より自信を持って本番に臨める可能性が高まるはずです。

赤本を10年分揃えるのは大変なので、東進の過去問データベースを見たりするといいでしょう。

さらに過去問を解くことで論述試験のミスの癖が分かってきます。

論述試験は難易度の高い問題でこそ差が出るというイメージがあるかもしれませんが、分析していくと実際には標準的な問題の細かい減点の有無によって差が出るということが見えてきます。

「どういうところで減点されるか分からない」こういう悩みを抱えている受験生も少なくないかと思います。

この悩みは模試のやり直しをすることで解決できるでしょう。

模試では自分の答案が採点された状態で返却されます。

自分の答案で「本当は頭の中では分かっていたのに言葉にできず、点数に結び付けられなかった」という箇所を徹底的に探しましょう

見つかったらすべきなのは、どのようにしたら減点されないかを考えることです。

減点されている理由を振り返りながら、再度自分の理解していることを言葉で表してみましょう。

自省と改善を繰り返すことで、論述問題の得点を大幅に上げる効果が期待できます。

筆者の場合だと、試験時間の残り1/6で必ず見直しをしていました。

また、解答を出した時と違う計算方法を使って検算をしたり、数値を実際に代入したりという風に試験の際の行動を変えました。

ここで大事なことは「次は気を付ける」のように意識を変えるのではなく、具体的に行動そのものを変えることです

「なぜ意識ではダメか」。これは意識していても、いざという場面で忘れてしまうからです。受験生ならばこれまでにたくさんのケアレスミスをしてきたことでしょう。

そのたびに「次はミスをしないように気を付けよう」と思ったはずです。

たしかにその後、しばらくの間は意識しているためミスが少しは減るでしょう。

しかし、時間が経って油断したり、模試で時間が足りずに焦ったりすると「ミスに気を付けよう」という気持ちが薄れ、またミスが増える…そういったことを繰り返しているのではないでしょうか。

これではミスをした意味がありません。

しっかりと次から、ミスをしないための自分なりの行動を決めて動くようにしましょう。

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ミスをしたときに気を付けるだけではなく、具体的な行動を決めておくことで、ケアレスミスを防いでいくことができますよ!

広島大学受験のために東大毎日塾でできること

最後に筆者が成績を上げることのできた最大の要因についてお話しします。

それは学習計画の改善です。広島大学を目指す皆さんの参考になれば幸いです。

高3の秋ごろまでは、自分の計画をなんとなく立てて、なんとなく勉強する日々が続いていました。

どの参考書や過去問にいつ取り組むかといった大まかな内容は決めていましたが、その取り組み方までは決めていなかったのです。

その結果、11月の模試で大失敗をしてしまいました。

偏差値40というひどい結果を出してしまったのです。

このときは自分の取り組みの甘さを痛感しました。

そこから、勉強への取り組み方を見直すことにしました。

特に、勉強計画に「意図」を持たせるようにしたのです。

つまり、なぜその勉強をしているのかを明確にすることです。

目標意識のない勉強だと、人は楽をしてしまう傾向があります。

たとえば「青チャートを夏休みまでに終わらせる」という計画を立てたとします。

勉強の意図が定まっていない場合、単に問題をこなすだけになり、最悪の場合は答えを写すだけの低質な勉強になってしまいます。

一方、意図を持って勉強すれば、意識も行動も変わってきます。

青チャートを終わらせることは目標ではなく手段だと理解しています。

たとえば「網羅的な参考書を活用して苦手分野を克服する」や「まずは苦手な分野を見つける」といった本当の目的を意識します。

このアプローチにより、一問一問の質を高めることができるのです。

さらに、具体的な学習内容も見直しました。それまではできていると思っていた基礎を、もう一度見直すことにしたのです。

これは非常に勇気のいることでした。

多くの受験生が基礎の見直しを怠っているからこそ、そこに力を入れた自分が逆転合格を達成できたと思っています

そこでおすすめするのが東大毎日塾です。

東大毎日塾には、東京大学や京都大学に在学中のメンターが数多く在籍しています。

メンターたちは、受験生の学習の進み具合や成績を客観的に分析します。

そして、メンター自身の受験生時代の経験も踏まえ、さらにさまざまな学習ツールも活用しながら、受験生にとって最適な計画を立てていきます。

もちろん計画の内容は一方通行ではありません。

受験生本人としっかり話し合い、納得のできる形で計画を立てています。

さらに、東大毎日塾では勉強計画を立てるだけでは終わりません。

1週間に1度のオンライン授業でリアルタイムに指導を受けることができたり、勉強計画とどれだけズレが出ているかの確認をしたりします。

さらに24時間、チャットで質問し放題のシステムも大きな特徴です。

勉強の質問はもちろん、勉強のモチベーションが上がらない時の悩み相談等、なんでも受け付けています。

東大毎日塾は、勉強計画を立てて、実行できているか確認し、質問し放題というシステムを導入したことで、東京大学や京都大学といった最難関校の合格者を輩出しています。

なにより最大の特徴は、第一志望校合格率の高さです。他社は20%程度という数字になっていますが、東大毎日塾では毎年、40%前後の数字を叩き出しています。

このブログを読んで興味を持った感じた受験生は、ぜひ東大毎日塾への入塾を検討してみてはいかがでしょうか。

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いつでも質問ができる環境、一緒に伴走してくれる人がいるのは心強いですよね!モチベーション維持も大切です!

まとめ

このブログでは、広島大学について詳しく紹介しました。

広島大学では一人ひとりの成績をこまめに確認できる独自のシステムを構築するほど、学生の育成に力を入れている学校です。

また、東大毎日塾では広島大学を目指す受験生を全力でサポートしていきます。

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内田悠斗(うっちー)

内田悠斗(うっちー)

東大毎日塾 代表

「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」を運営。
オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。
教育専門家として、大手学習メディアを多数監修。
本ブログでは、累計1000人以上の指導経験に裏打ちされた受験ノウハウや成績アップ術を分かりやすくお届けします。

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