「勇敢な人は、一人闘うことを誇りとする。」
これは、インドをイギリスからの独立に導いたマハトマ・ガンジーの言葉です。
「一人闘うこと」は勉強の文脈で言うと、「独学」が当てはまるでしょう。
現在、スタディサプリなどの映像授業サービスや、講義形式の参考書や問題集が充実しており、それらに簡単にアクセスできます。
その一方で、こうしたサービスをうまく活用できる人とそうでない人では、勉強の質に差が出てきかねません。
特に、他者からの学習計画や進捗管理のサポートを受けない「完全独学」の場合、効果的に学習を進めるのは容易ではありません。
大学受験を突破するためには、単に勉強するだけでなく、以下の2つが必要になるからです。
- 目標から逆算した学習計画を立てること
- やるべきことを、妥協なく実行すること
この記事では、現役時代塾なしで東大を受けて10点不足で落ち、浪人時代は予備校に通って東大に合格した吉田が、合格後の今だからこそわかる、大学に合格するための独学の仕方を解説します!
オンライン個別指導塾である東大毎日塾は、選りすぐりの東大生メンターが、あなたオリジナルの学習戦略を立案し、日々の学習サポートを通して、あなたを大学合格に導きます。
受験を見据えた学習をしたいが、自分の現状と目標から逆算して学習計画を立てられない人や、日々の学習に不安を感じている人は、ぜひ東大毎日塾の無料相談会を利用してみてください!

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※今回の記事は監修者は内田、著者は東大4年の吉田がお送りします。
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大学受験は、塾なしでも合格できるのか
ここではまず、オンライン個別指導塾「東大毎日塾」で東大生に行った、予備校通学アンケート結果を公開します!
続いて、独学をする際の注意点について解説します。
東大生に聞いた|予備校通学アンケート
東大生65人を対象に行ったアンケート調査の結果を見てみましょう。
約32%の東大生が、予備校に通わずに現役合格を果たしています。
浪人はしたが、現役時は通っていなかった人を含めると、約46%の東大生が、現役時に予備校なしで学習していたことになります。
つまり、東大でも予備校に通うことなく合格することは可能だということです。
ただし、独学での第一志望校合格は、難易度が高い
全体として、約3割の高校生が独学で合格を掴み取っていますが、その難易度は決して低くないです。
特に、現状の学力を上回るレベルが求められる大学を第一志望に設定すると、その難易度は跳ね上がります。
その理由は主に2つあります。
1つ目は、1人でも毎日学習を継続する必要があるからです。
SNSやYouTubeといった誘惑に囲まれる中で、非常に強いセルフマネジメント力が求められます。
2つ目は、1人で正しい学習方法を見つけなければならないからです。
独学では、自分のやり方が正しいのか常に不安と戦うことになります。
いくら学習を継続できても、学習の方向性や取り組み方が間違っていれば、思うように学力は伸びません。
さらに、完全独学では自分の学習方法の誤りを指摘してくれる人がいないため、間違った学習方法を続けてしまうリスクが高まります。
大手の塾なしでもある程度のサポートはつけるべき
現役時代、誰よりも学習量を確保し、毎日ひたすら独学してきたにも関わらず、東大に10点差で落ちたのが筆者です。
一方で、僕より学習時間が少なくても、独学で東大に現役合格した高校同期はいました。
この事実からわかることは、勉強時間が全てではないということです。
繰り返しになりますが、大学受験を突破するには、以下の2つが重要です。
- 目標から逆算した学習計画を立てること
- やるべきことを、妥協なく実行すること
大手の塾に通わないとしても、正しい勉強法と学習戦略を相談し、自身の誤りを指摘してくれるアドバイザーはつけるべきです。
不合格通知を見て涙を流してからでは遅すぎます。
ここで注意してほしいのは、映像授業アプリだけでは、学習戦略や勉強法のサポートを受けられないという点で、完全な独学と変わらないということです。
やはり、受験のノウハウを持っている自分専属のプロを味方につけることが、合格可能性を高めてくれます。
オンライン個別指導塾「東大毎日塾」は、あなたの現状と第一志望校をもとに学習戦略を考案し、日々の声掛けや24時間の質問対応で、あなたを第一志望合格に最短経路で導きます。
大手予備校ほどの強制力はありませんが、アプリや進研ゼミのように、学習者に任せっきりの状態にはなりません。
専属東大生メンターがあなたの伴走者となり、合格というゴールまで一緒に走り切ります。
志望校までの学習戦略を自分では考えられない人、今の自分の学習方法に不安がある人など、学習に一抹の不安を覚えている人は、今から変えましょう!
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塾なしで大学受験に挑むメリット

塾に通学することなく大学受験に挑む人がいるということは、そこに何かしらのメリットがあるということです。
ここでは、塾に通うことなく大学受験に挑むメリットを3つ紹介します。
金銭的なメリット
塾に通わない最大のメリットは、多額の費用がかからないことです。
大手の予備校や個別指導塾は、入塾金や季節講習費を含めると非常に多額の費用がかかります。
一方で、最近では、映像授業塾やオンライン塾など、費用を抑えられる選択肢も増えてきました。
また、教材でも人気予備校講師が執筆したものをはじめ、安価で良質な参考書がインターネット経由で容易に入手できるようになりました。
そのため、塾に通学せずとも、費用を抑えつつ効果的な学習ができるようになっています。
時間の有効活用の観点でのメリット
塾に通学しない場合、自分の時間を有効に活用することができます。
特に、授業や部活、学校行事が多い高校生にとって、自分で自由に使える時間が増えることは、充実した高校生活を送ることができるという点、そして効果的に学習を進められるという点で重要です。
講義のペースが決められている予備校や塾は、良く言えば強制力がありますが、悪く言うと自分のペースでは学習できません。
特に、部活や行事によって多忙な高校生は、講義についていけない時も出てくるでしょう。
独学では、自分の忙しさと自身の現状の学力に合わせた学習を進められます。
自己成長の観点でのメリット
効果的な独学ができるようになれば、自己管理能力が身につくようになります。
大学の学習は基本的に独学であり、単に「決まったレールの上を歩いてきた」人は、大学入学以降、講義や周囲の人についていけなくなるでしょう。

塾長うっちー
自分の現状と目標との距離を的確に把握し、それに基づいて自分の行動を決定し、実行していく能力は、大学生や社会人になっても役に立ちます!
塾なしで大学受験に挑むデメリット

塾に通学しないことにはメリットがありますが、当然デメリットも存在します。
ここでは3つ紹介しますが、全てに共通して言えることは「学習に特化したサービスを受けられない」ということです。
環境面でのデメリット
大手予備校を始めとする大学受験専門塾には、合格までのノウハウだけでなく、質の高い教材や講師陣といった環境が整えられています。
また、有名講師陣が講義をする映像授業を受けられるサービスもあり、良質なインプットを受けられる環境も充実しています。
塾に行かなければ、このような環境は手に入らないでしょう。
学習方法やスケジュールの観点でのデメリット
塾通学をしない最大のデメリットは、体系化された学習方法や最適な学習スケジュールを把握することができないということです。
独学の最大の弱点は、勉強の方向性が間違っている可能性が排除できないことです。
そのほかにも、学習の方法から、過去問演習を始める時期、夏休みの追い込みの”正解”を、誰も教えてくれず、自分で考えるしかありません。
気持ちに関するデメリット
緊張感があり、モチベーションを高く維持できる空間を手に入れられないのは、塾通学をしないデメリットとして挙げられます。
独学の最大の敵は「怠惰」です。
予備校だと、周囲にいる自分と同じ志望校やさらにレベルが上の大学を志望している友人から、日々刺激を受けることができます。
また、チューターと相談する機会も当然なく、モチベーションを維持することが非常に難しくなります。
その場合、高校で勉強への意識が高い友人や環境を手に入れる必要がありますが、逆に自分より意識が低い人ばかりだと、悪い方向に引っ張られる危険性があります。
塾なしで効果的・効率的に学習する方法

ここまで、独学の注意点や、塾に通わないことのメリット・デメリットについて紹介してきました。
それらを踏まえて、ここでは塾なしの独学でも、効果的かつ効率的に学習を進める方法を紹介します!
学習計画を立てる
学習を始める前に必ず行うべきことは、自分の学習計画を立てることです。
自分の現状と目標までのギャップを正確に把握し、合格するには「いつまでに、どのくらいのレベルに達していればよいか」を考えましょう。
自分の現状を把握するためには、模試の成績を活用したり、過去問を解いてみたりするのがおすすめです。
学習計画の立て方や、過去問に取り組む時期について詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてくださいね。
自分のレベルに合った教材を選ぶ
学習計画を立てて、各時期に必要な学力を把握したら、次は使用する教材を選びましょう。
教材選びの際に注意すべきことは、学力が伴っていないにも関わらず、初めから志望校のレベルに合わせて難しすぎる教材を選ばないようにすることです。
現在の自分のレベルに合わせて、必要ならば基礎の参考書から始めましょう。
高校で学習する内容は、基礎からの積み上げ方式になっているものが多いため、まずは基礎を固め、段階的に教材のレベルを上げていきましょう。
仲間を作り、モチベーションを維持する
大学受験は長丁場なので、自分一人だとモチベーションが切れてしまうことがよくあります。
また、独学は外部からの強制力がないため、怠けてしまうこともあります。
モチベーションを高く保ち、学習に取り組めるように、一緒に勉強する仲間を作りましょう。
同じ大学を志望する人や、自分より上のレベルの大学を志望する人など、自分にやる気を与えてくれる存在を持ちましょう。
そのほかにもStudyPlusで他の人の学習状況をチェックしたり、高校の友人と一緒に学習する時間を日常的に設けたりすることも効果的です!
ほどよい緊張感を持った関係を構築できるとよいですね。
塾なしで大学に合格した人の体験談
ここでは、実際に塾に通わずに大学合格を掴み取った人の体験談を紹介します。
参考になる箇所があれば、ぜひ自分の勉強に取り入れてみてください!
Uさん(東京大学理科一類合格)
最も大切にしたのは、日々の学習における意識です。
特に、「学校を最大限に活用する」ことを日頃から意識していました。
例えば、日々の授業の予習と復習を重視していました。
予習でわからない箇所を明確にしておき、授業ないで不明点を解消し、復習では知識を定着させることを意識する学習サイクルを実践していました。
この学習によって、毎日の授業を効果的に受けることができました。
その他にも、学校の小テストや定期テストは満点を取る、わからない箇所は先生を質問攻めにして解決するなど、学校ベースの学習を進めました。
Kさん(慶応義塾大学薬学部合格)
高校1年生の頃から、受験を意識して勉強していました。
ただ、何か特別なことをしたわけではありません。
基礎レベルの学習を大切にし、「自分がわかった気になっていないか」と自問自答を繰り返しながら勉強に取り組んでいました。
また、学校で配られた教材に載っている応用問題を解いた後は、成績のよい友人数人で集まり、解法や思考プロセスに関して議論を行いました。
自分の理解度確認に役立つだけでなく、新しい視点も手に入れられるため、非常におすすめです。
Yさん(お茶の水女子大学理学部合格)
高校3年生までは運動部に所属していたため、勉強と部活の両立が大変でした。
それでも、1日の中で学習する時間は必ず確保して、授業に遅れないようにしていました。
引退後は、時間が限られていたため、目標から逆算して2次試験で必要な科目を中心に学習を進めていました。
基礎レベルから確認し、応用問題も最低2周取り組みました。
応用問題で解答を読んでも理解できない問題は、その科目を担当していた先生に質問したり、自分よりできる人に聞いたりすることで、疑問を解消していました。
浪人生は、塾に通うべきか

浪人生は、やっぱり塾に通った方がいいのかな…?
ここまでは主に現役生向けのお話をしてきました。
ここでは、僕の浪人した経験、そして高校生や浪人生への指導経験をもとに、浪人生は塾に通うべきかを考察します。
浪人生は塾に通うべき
浪人生にとって、塾や予備校に通うことは非常に有効な選択肢の一つです。
なぜなら、浪人生活は現役時と比べて1年が長く感じやすく、勉強のモチベーションを維持するのが難しいからです。
特に、高校時代の友人が大学生活を楽しんでいる様子を見たり、孤独を感じたりすると、自習だけでは集中力が続かないこともあります。
そのため、適切な学習環境に身を置くことが重要になります。
予備校の課題
とはいえ、大手の予備校に通うには、1年間で100万円以上の費用がかかることもあり、経済的な負担が大きいのも事実です。
さらに、大手予備校の最上位クラスであっても、合格率は決して高くありません。
その理由の一つとして、単に授業を受けるだけでは学力が向上しにくい点が挙げられます。
浪人生活で結果を出すためには、単純に勉強時間を増やすだけでなく、自分が現役時に失敗した原因をしっかり分析し、学習法や取り組み方を見直す必要があります。
しかし、それを自力で行うのは難しく、結局同じ失敗を繰り返してしまう人も少なくありません。
浪人生に適した学習環境とは?
こうした背景を踏まえると、単なる授業提供型の予備校よりも、学習管理と個別サポートが充実した環境の方が、浪人生にとって効果的な場合があります。
たとえば、学習管理型のコーチング塾「東大毎日塾」では、次のようなサポートが受けられます。
サポート①: 個別の学習計画の立案
これまでの学習状況や現在の学力レベルを分析し、現役時の課題を踏まえた最適な学習計画を作成します。
サポート②: 毎日の学習管理と質問対応
専属の東大生メンターが1人1人に付き、日々の進捗管理や学習の質問に対応します。計画倒れにならず、着実に学力を伸ばすことができます。
サポート③: メンタル面のサポート
浪人生活では、精神的に辛い時期が必ず訪れます。そうした時に、メンターが相談に乗り、受験終了まで伴走します。
こうしたサポートを受けられる環境があることで、浪人生活を効率的かつ前向きに進めやすくなります。
迷っているなら、無料相談へ
浪人生にとって、適切な学習環境を選ぶことは合否を左右する重要な要素です。
「どんな塾が自分に合っているのか」「本当に予備校に通うべきか」と迷っているなら、一度東大毎日塾の無料相談会に参加してみるのがおすすめです。
受験のプロが個別にアドバイスをしてくれるので、自分に最適な学習方法を見つけるきっかけになるはずです。
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塾なしでの大学受験を考えた人からのよくある質問

ここでは、塾通学に関して頻繁に寄せられる3つの質問に回答していきます。
特に、塾なしで本当に大丈夫か不安に思っている人は、ぜひ目を通してみてください!
その不安が解消するかもしれません。
本当に塾なしでも難関大学に合格できますか?
塾に通わずとも、難関大学に合格できます。
ただし、それは「正しい学習方法」による正しい努力を積み重ねた人に限ります。
勉強では質と量の両方を追い求めることが必要です。
量を確保しても質が伴っていなければ学習効果は低いため落ちますし、質が高くても量が少ないと演習不足で不合格になります。
学習計画と自分の現状を頭に置き、その時々で必要な学習に十分に取り組むことができれば、塾に通わずとも合格は可能です。
予備校に行かないと最新の入試傾向はわかりませんか?
予備校に通わなければ最新の入試情報が手に入らないかと言われれば、もちろんそんなことはありません。
本サイトでも最新の入試傾向は公開しており、当然塾生にも公開しています。
そのため、予備校に行かなければ情報が手に入らないことはありません。
今は情報がどんどん公開される時代なので、その塾独自の情報はほぼないと思ってもらってよいでしょう。
高校の授業だけで知識が足りるか不安です。塾だと高校で習わないことも教えてもらえるのでしょうか?
結論から言うと、大学受験で必要な知識や考え方は、高校の授業や演習の中でほとんど出てきます。
確かに塾だと、たまに教科書に載っていない内容を教えてくれることがあります。
ただし、それらは補助知識程度のものであり、実際の受験で使うことはありません。
また、市販の参考書でも補助的な知識は得られます。
したがって、「知識を得るために塾に行く」必要性は皆無です。
地方で近くに良い塾がないです。妥協するか独学のどちらが良いですか?
特に地方住みで、自宅や高校の近隣のに良い塾がない場合は、正しい方法で独学をする方がよいと思います。
妥協しても「塾に通っている満足感」が得られるだけで、あなたの学力はあまり上がらないでしょう。
学習計画を立て、正しい教材を選びつつ、勉強に熱心な仲間を手に入れられれば、独学でも効果的に学力を向上させることは可能です。
独学でも効果的な学習を行い、最短経路で志望校合格を掴みとるために、オンライン個別指導塾「東大毎日塾」を活用してみてください!
選りすぐりの東大生メンターが、あなたの独学を様々な面でサポートします。
まとめ
塾に通わずとも、独学を正しく行うことができれば、第一志望校にも合格することができます。
様々な情報や教材が手に入る今の時代は、独学がよりしやすい環境に変化しているとも言うことができます。
しかし、誤った学習方法に気づかないまま学習を続けてしまい、合格を掴み取れない高校生も多いことも、事実として存在します。
東大毎日塾は、学習管理型のオンラインコーチング塾です。
研修を受けた専属メンターが、学習計画の立案から毎日の学習管理・質問対応を通して、あなたの独学を効果的に補助します。
ぜひ、我々と一緒に、正しい学習を積み上げて、第一志望校合格を掴みとりましょう!