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共通テスト英語の時短テクニック!知らなきゃ損する裏ワザを完全公開

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どうも!東大毎日塾のうっちーです!
今日は「共通テスト英語で使える裏技」ということで、センター試験(今の共通テスト)英語で9割を安定させて東大に現役合格した経験から解説していきます。

まず、共通テスト英語の時短テクニックは次の6つです。

  1. 捨てる大問を決める
  2. 「テーマ把握→設問先読み→本文一部読み」で解く
  3. パラグラフリーディングを身につける
  4. トピックセンテンスを見抜く
  5. 分からない単語は推測する
  6. 前から読みを身につける

これさえ理解しておけば、「共通テスト英語で時間が足りない」なんてことにはならず、余裕を持って解き終えて7割以上取れるようになるので、ぜひ最後まで見てください。

動画で解説もしているので、動画で見たい方はこちらを見てください👇

内田悠斗(うっちー)

内田悠斗(うっちー)

東大毎日塾 代表

「受験のプロが毎日指導」がコンセプトのオンライン個別指導塾「東大毎日塾」を運営。
オーダーメイドの計画指導と毎日の徹底した学習管理で、難関大学への逆転合格を多数実現。
教育専門家として、大手学習メディアを多数監修。
本ブログでは、累計1000人以上の指導経験に裏打ちされた受験ノウハウや成績アップ術を分かりやすくお届けします。

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共通テスト英語の裏技・時短テクニック6つ

①捨てる大問を決める

全問解こうとして、自分の理解力を超えたスピードで焦って読むと、結局内容が頭に入ってこないので、正答率は落ちます

それだったら、自分が苦手な大問は最初から捨てて解けるところに集中した方が、最終的な得点は高くなることがよくあります。

大問1から6までを完璧に解ければ、それだけでほぼ7割は取れるんです。

そこまで1,2問ミスったとしても、大問7、8を勘でマークして数字が2、3問でも合っていれば7割はいきます。

速読できるだけの基礎力が身についていなくて、7割取れれば十分という人は潔く捨てる大問を決めることも戦略の一つとして考えてみてください。

ただ、できれば完全に捨てるのではなく、理解度を維持した上で1つの大問を解くスピードを上げたいという人がほとんどですよね?

理解度を維持してスピードを上げるなんて、そんな都合よくいく?

って思うかもしれませんが、次に紹介する解き方を実践すれば、今より10分は時短できるのでぜひ真似してみてください。

②「テーマ把握→設問先読み→本文一部読み」で解く

これ、共通テスト英語を早く解くのが得意な人はみんなやってる解き方です。

逆に、共テ英語で長文が読み終わらない人は、

最初に本文を最初から最後までじっくり読んでいって、後から設問を見て、そこでもう一度本文に戻って読み直す

ということをやってるんですよ。

そうじゃなくて先に設問を読んで、設問で聞かれたところだけ、重点的に本文を読んでいくんです。

これ、みんなも普段は普通にやってるんですよ。

天気予報見る時は、自分が住んでる県の天気だけ見てるし、占い見る時は、自分の星座だけ見てますよね?

これを北海道から沖縄まで全部チェックしたり、おひつじ座からうお座まで全部チェックする人なんて絶対いないはずです。

そんなことしてたらめっちゃ時間がかかっちゃうからです。

必要なところだけ見る読み方は、みんな普段からやってることなんで、ちゃんと練習すれば共通テスト英語でも絶対にできるようになります。

ちなみに、設問を先に読むときに、選択肢まで細かくチェックしなくても大丈夫です。

あくまで何を聞かれているかを把握した上で、本文の必要な箇所だけを読んでいくイメージです。

そして、本文の必要な箇所だけ見つけるポイントは、

  • 見出し
  • 大文字/斜め文字
  • 数字

の3つあります。

過去問で手元解説!

これは実際に見せた方がわかりやすいので、実際の共通テストの過去問で解説していきますね。

テーマ把握→設問先読み→本文一部読み

この手順でやっていきます。

まず、本文はいきなり細かいところは読まずに、テーマだけ把握してください。

見出しを見ると、Popular Brazilian Fruitsつまりブラジルの人気のフルーツについての話だなってのが、一瞬でわかるんです。

次に、設問を見ます。

ここでも

  • 見出し
  • 大文字/斜め文字
  • 数字

を意識してくださいね。

今回は斜め文字がありました!

cupuacu、buritiについての問題ですね。これを本文で探していきましょう。

まずは見出しを見ていってください。

まさに今探していたcupuacu、buritiがありましたね。そこの説明を読めば問1は解けることになります。

次の設問を見てみます。

sour cakeを作るためにベストなフルーツは?という問題ですね。

さっきは左上と、右下に答えがあったので、今回は右上と左下に答えがあるんじゃないかって、まずはあたりをつけるんです。

じゃないと、なんのためにこの情報があるのか分からないですよね。

ってことで、ここを詳しくみていくと、確かにsourとかcakeが出てきました!

あとはここをしっかり読んでいけば答えは見えてくることになります。

こうやって解いていくと、すごく簡単に見えてきませんか?

過去問解説のポイント

解き方としては、

テーマ把握→設問先読み→本文一部読み

重要箇所の見つけ方としては

  • 見出し
  • 大文字/斜め文字
  • 数字

と覚えておいてください。

ここまでは、共通テスト独特の出題形式に沿った時短テクニックを解説してきました。

ここからは、共通テストに限らず、2次試験も含めて全ての英語長文に使える速読術を解説していきます。

③パラグラフリーディングを身につける

このパラグラフリーディングってのは、段落ごとの趣旨を見抜き、構造化して読み解くことをいいます。

英語や現代文の論理展開には、基本的なパターンが存在します。

例えば、「抽象⇄具体」という型を知っていれば、

「この段落は具体例を示しているから、抽象的な部分が少し分かりづらくても、具体例からおおよその内容を推測できる」

といったように、読解をより正確に進めることが可能です。

また、「抽象的な内容は理解できていたので、具体例は軽く流し読みしても大丈夫だな」

と、詳細に読む必要がない部分を見極めて時間を節約することもできます。

これができると、長文読解が非常にスムーズになりますね。

さらに、

  • 主張⇨根拠
  • 比較(A↔︎B)
  • 一般論⇨筆者の独自の主張

といった、よく使われる論理の型もあるので、ぜひ頭に入れておきましょう。

④トピックセンテンスを見抜く

トピックセンテンスとは、「この段落ではどのような内容が扱われているか」を示してくれる一文のことです。

1つの段落には、トピックセンテンスが必ず1つだけ存在します。それでは、例文を通じてトピックセンテンスを見つけてみましょう。

Tesla faced challenges in meeting its production targets for the second quarter due to supply chain disruptions. According to Tesla, vehicle production increased by 10% during this period compared to the previous quarter. However, this growth was insufficient to meet the company’s expectations, as analysts had predicted a 15% increase. The CEO of Tesla acknowledged that the ongoing semiconductor shortage contributed to these operational difficulties.

テスラは、サプライチェーンの混乱により第2四半期の生産目標を達成するのに苦労した。
テスラによると、この期間の車両生産は前四半期と比較して10%増加した。
しかし、この成長は会社の期待には届かず、アナリストが予測した15%の増加には満たなかった。
テスラのCEOは、続いている半導体不足がこれらの運営上の困難に寄与したことを認めている。

この例文では、トピックセンテンスは最初の文です。内容は少し複雑ですが、要するに「テスラは第2四半期の生産目標を達成できなかった」ということを伝えています。

このように、トピックセンテンスを理解することで、全体を詳細に読むことなく筆者の主張を素早く把握できます。

では、トピックセンテンスを見抜くためにはどうすればよいのでしょうか?

  • ディスコースマーカー
  • 段落の最初と最後

この2つに注目してください。

トピックセンテンスの見抜き方①ディスコースマーカー

まず、ディスコースマーカーとは、文章の流れを変える際に使われる接続詞のことです。特に重要なのは、「逆接」と「要約」を示すディスコースマーカーです。

「確かに〜だが、しかし〜」
「しかし」の後が筆者の主張

「〜、要するに〜」
「要するに」の後が重要なポイント

これは英語でも同様です。

英語では、

“but”      (しかし)

“however”   (しかしながら)

“in short”   (要するに)

“to sum up”  (要約すると)

このようなディスコースマーカーが出てきたら、その後に続く文がトピックセンテンスである可能性が高いので、注意して読み進めましょう。

トピックセンテンスの見抜き方②段落の最初と最後

さらに、トピックセンテンスを見つけるためには、段落の最初と最後に注目することも有効です。

実際、トピックセンテンスは段落の最初か最後に位置することが多く、一般的な日本語の文章構造でも、

①最初に話題と主張を提示
②根拠を説明
③最後に結論

という流れがよく見られます。

そのため、段落の最初と最後に注目すると、その段落での主要な内容を理解しやすくなります。

この2つ、すなわち「ディスコースマーカー」と「最初と最後」を意識するだけで、トピックセンテンスが見抜きやすくなります。

⑤分からない単語は推測する

実際の入試では、知らない単語が必ず出てきます。そのような状況でも、皆さんは設問に答える必要があります。

したがって、単語の意味を推測して「おそらくこんな意味かな」と考える力が求められます。しかし、どうやって推測すればいいのか悩むこともありますよね。

今回の記事では、単語の意味を推測するための2つのコツを紹介します。

推測のコツ①とりあえず一文を最後まで読む

例文を見てみましょう。

Soldiers were dispatched to the area.

「dispatch」が難しいですよね?

ただ、ここがわからなくても、were + ed(過去分詞)なので、受動態であることは想像できます。
一度、dispatchをそのまま使って文を読み切ってみましょう。

兵士がそのエリアにdispatchされた。

dispatchの意味は何だと思いますか?

「兵士が」と「そのエリアに」という要素に注目すると、たぶん

  • 派遣された
  • 配置された

といった意味ではないかと予想できますよね。

その予想は正しく、実際にdispatchは「派遣する」という意味があります。

このように、分からない単語はまず一文を読み切り、前後の文脈から単語を推測するようにしましょう。

推測のコツ②接頭語や接尾語、語幹からの推測

たとえば、「pre」が「前」を表す接頭語だと知っていれば、

previewという単語を知らなくても、

「viewは見るだから、前に見るということは試写や予告の意味かな?」

と考えることができます。

また、preschoolという単語を知らなくても、「学校の前だから幼稚園や保育園のことか」と想像できます。

このように、知らない単語が出てきても、まずは英語のまま読み切ったり、接頭語や接尾語に注目して、焦らずに意味を推測したりするように心がけてみてください。

⑥前から読みを身につける

実は、返り読みが長文読解が遅くなる大きな原因なんです。

返り読みとは、日本語として正しい訳し方をするために、英語を前から順番に訳すのではなく、後ろから訳す読み方のことです。

例えば、

The student who studied hard passed the exam.

読むのが遅い人はこんな感じで訳してるんです。

あ、これは関係代名詞が使われていて、
who studied hardがstudentを修飾しているから、こう訳せるな。

「一生懸命勉強した学生は試験に合格した」

もちろん、構造が複雑な文章や慣れていない場合は、こうやって一つ一つ正確に読むことが大切ですが、このままだと時間がかかってしまいます。

読むのが早い人は次のように考えます。

The student / (who studied hard) / passed the exam.

その学生は、ちなみに一生懸命勉強した学生なんだけど、試験に合格した。

そもそも、英語は追加情報を後ろから説明することが多いです。

いちいち日本語の文として並べ替えるのは時間のロスです。

そのため、英語の文章を前から順番に理解する力を身につけていきましょう。

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内田悠斗(うっちー)

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