こんにちは、東大毎日塾のうっちーです!
- 暗記ってやってもやっても覚えられない
- 古文とか歴史って暗記ばっかでつまらん!
- やった直後は覚えているけど、しばらく経ったら忘れている
こういった人は、そもそもの暗記のやり方が間違っている可能性があります。
本記事では、誰でもできる最強の暗記方法をガッツリ解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!
実際にこのやり方をしたうちの塾生は、各科目の主要な暗記項目を完璧に定着させて、模試の偏差値が48から半年で61まで13アップしたり、偏差値50代から東京大学に逆点合格したり、圧倒的な結果を出しています。
暗記が苦手な方はぜひ参考にしてください。
見たい場所に飛べる目次
暗記ができるかできないかの分かれ目
早速本題に入りますが、その前に一つ質問があります。
暗記ができるかできないかは、何によって決まってくると思いますか?
- 覚えたいものを見た回数
- いや、回数じゃなくて時間が大事だ!
多くの人が、上記のように「接触の数や量」こそが暗記の鍵だと思っているのではないでしょうか。
残念ながらそれは間違いです。
暗記は「どれだけ思い出す作業を繰り返したか」で決まります。
だから「よし!覚えるぞ!」と思って、一生懸命教科書を読んだり英単語を書いたりしても、一向に覚えることはできません。
なぜなら、接触の回数が増えているものの、思い出す作業を行っていないからです。
このことから、とにかく思い出す作業をどれだけ繰り返したかで決まると思っていてください。
「繰り返せば暗記はできる」という理論になります。
東大毎日塾
うっちー
繰り返すことが大変重要ですね!思い出す作業を繰り返してみましょう!
最短かつ正しい暗記の方法
早速結論です。最短で正しく暗記するためのコツは
- ①最初から完璧は目指さない
- ②時間と場所を決めて繰り返しを習慣化する
- ③アウトプット中心で覚える
- ④五感をフル活用する
- ⑤関連づける
上記の5つです。
それでは、1つずつ順番に解説していきましょう!
暗記のコツ①:最初から完璧は目指さない
まず1つ目の爆速暗記のコツは、「最初から完璧は目指さないこと」です。
こう聞くと「え?完璧に覚えなくて良いの?」って思う人もいるかもしれません。
これは、要するに「最初から完璧に覚えてなくて良いから、とにかく最速で全範囲を終わらせて、何回も繰り返そう」ということです。
例えば、一つの英単語を覚える時に1分かけてじっくり覚えるよりは、10秒でサッとテストして、それを6回繰り返したほうが記憶に残ります。
1分じっくりインプットするよりも、10秒でアウトプット、つまりは「思い出す」という動作を行って、それを6回繰り返した方が「思い出す」量が増えるので記憶の定着につながるということです。
このような繰り返しが暗記に有効なことは脳科学的にも証明されていて、いわば暗記の王道になっているのです。
暗記のコツ②:時間と場所を決めて繰り返しを習慣化する
続いて、2つ目の爆速暗記のコツは「時間と場所を決めて繰り返しを習慣化する」ことです。
まず「時間を決める」ことですが、例えば、
- 夜に暗記して朝確認
- 通学中に暗記
このような感じで決めてください。
ここでのポイントは、暗記に取り掛かるまでのハードルを下げることです。
せっかく時間を決めたのに、ダラダラSNSを見たりして暗記することを後回しにしては意味がありません。
実際に、僕はカバンから出すのが面倒だから単語帳を手に持って歩き、駅に着いたらすぐ勉強できるようにしていました。
そして、次に「場所を決める」ことですが、例えばお風呂やトイレは暗記をする場所と決めて、そこにいる時は暗記するようにしましょう。
僕の実体験ですが、お風呂ではジップロックを使って暗記できるようにしていて、トイレではその時覚えたいことを壁に貼って暗記するようにしていました。
さらに、自動的に繰り返し暗記ができる裏技として「とにかく目につくところに書くこと」が挙げられます。
トイレの壁に貼るという話もしましたが、他にも
- ノート、手帳の表紙
- スマホのホーム画面
- 勉強スペースの壁
こういった場所に暗記したいことを書いてみてください。
無意識に目につくことにより、思い出す回数が自然と増えて確実に覚えやすくなるので、インプットのスピードが格段に上がります。
暗記のコツ③:アウトプット中心で覚える
続いて、3つ目の爆速暗記のコツは「アウトプット中心で覚える」ことです。
読んでいるだけでは絶対に覚えられないので、テスト形式でチェックしたり、必ずアウトプット中心に勉強したりしましょう。
一般的に、何かを覚える時の流れは「インプット:理解する→アウトプット:思い出す→アウトプットを繰り返す」という流れです。
必ず、赤シートなどで隠して思い出せるかを確認するアウトプットの作業を繰り返すようにしてください。
暗記のコツ④:五感をフル活用する
続いて、4つ目の爆速暗記のコツは「五感をフル活用すること」です。
五感を使うと、記憶に残りやすいことが脳科学的にも証明されています。
例えば英単語の暗記をする際に、フレーズや例文の音源を聴いて音読したりするのも効果的です。
自分で発音した音を耳でも聞いているので、五感をフル活用していることになるのです。
今まで、書いて暗記をしていた人は、読んで、聞いて、音読して、五感を使うことも取り入れてみてください。
暗記のコツ⑤:関連づける
最後5つ目の、爆速暗記のコツは「関連づけること」です。
アウトプットの繰り返しが大事と言いつつも、インプットで唯一意識してほしいことがあります。
それが「関連づけ」です。
例えば「英単語で同義語、反対語、関連語をまとめて覚える」「歴史だったら同じ時代に別の場所で起こったことをまとめて覚える」など、一つの知識に対して複数の知識を同時に覚えると芋づる式に思い出せるようになるので、簡単に暗記量を増やせます。
これからインプットする時は、関連づけることも考慮しながらやってみてください。
東大毎日塾
うっちー
インプットだけではなくアウトプットも重要です!インプットしたらアウトプットもどんどんしていきましょう!
東大生がやっていたズルい科目別暗記方法
暗記のコツを5つ解説し終えたところで、続いては東大生がやっていたズルい科目別暗記方法についてお話しします。
英語
まずは英語からです。
英語は全体通して暗記科目です。
今回は、英単語の暗記方法にフォーカスしてお伝えします。
ズバリ、この8個のコツを意識してみてください。
- ①テスト形式で大量に繰り返す
- ②イメージで覚える
- ③テストの切り口を変える
- ④使える形で覚える
- ⑤音で覚える
- ⑥コアイメージを理解する
- ⑦関連語も一緒に覚える
- ⑧接頭辞、接尾辞を意識する
数学
続いて数学です。
まずは、基礎的な問題の解法パターンを暗記しましょう。
「数学って暗記科目なの?」と疑問に思う人もいると思いますが、何も知らないところから問題を解くことはできないので、基礎レベルに限っては、解法パターンの理解と暗記が大事になってくるのです。
学校で配られるような定期テストレベルの問題集に関しては、問題を見たらスラスラと解答を書けるレベルまで解法パターンを定着させていきましょう。
国語
続いては国語です。
まず現代文についてですが「現代文って暗記する必要あるの?」と思うかと思います。
実は、現代文でも暗記すべきことが2つあります。
- 漢字
- 現代文頻出語彙
この2つです。
特に頻出語彙については知っていると現代文を非常に理解しやすくなるので、必ず意味を覚えておいてください。
また、おすすめの教材はこちらのZ会の現代文キーワード読解です。
このテキストは、入試に出題された文章を例文としているので、文脈把握に役立つキーワード知識を実戦的に身につけることができます。
続いて、古文についてです。
まず、古文は文法と単語を暗記しましょう。
そして、活用形を声に出して覚えるのがおすすめです。
続いて、漢文についてです。
漢文は、句法の暗記が必要になってきます。
ひたすら音読して、読み方と現代語訳を丸暗記していきましょう。
ここで意外と忘れがちなのが、重要語句です。
漢文の場合、単語帳などをやっていない人も多いですが、重要語句を覚えておくと非常に読みやすくなるので、ぜひ覚えておきましょう。
理科
続いて、理科についてです。
まず、物理は丸暗記に頼らずに、物理現象や実験の意味をしっかり理解した上で覚えることを意識しましょう。
また、公式もただ暗記するだけでなく、意味や導出方法を理解した上で覚えていってください。
このように、物理は暗記に頼りすぎないほうがむしろ得点できる科目なので注意が必要です。
一方で、化学や生物は暗記の割合が増えてきます。
「現象を理解した上で覚える」という鉄則は忘れずに、語呂合わせや歌なども活用しながら、楽しんで覚えていきましょう。
この時、資料集の写真などでイメージを膨らませながら覚えていくのもおすすめです。
社会
そして、最後の科目は社会です。
まず、歴史系は、流れを理解した上で細かい用語を暗記していくようにしましょう。
用語暗記だけにとらわれて全体の流れが理解できていないと、入試レベルの問題で得点できなくなってしまいます。
そして何より歴史の楽しさも半減してしまうので、まずは大枠の流れを抑えるようにしてください。
続いて、地理は、必ず場所と紐づけて覚えるようにしましょう。
地理の勉強で地図帳は必須です。
そして倫理政治経済は、人と思想を結びつけて正確に覚えていきましょう。
無機質な事柄ではなく、昔の人がなぜその思想に至ったのかを考えながら「人」に向き合っていくと覚えやすくなります。
東大毎日塾
うっちー
各教科ごとに暗記のポイントをお伝えさせていただきました。いかがでしたか?
まとめ
本記事では、爆速暗記のコツを5つご紹介しました。
受験勉強は、膨大な知識を暗記する必要があります。
ただ闇雲に暗記するのではなく、日頃の行動に暗記をセットで習慣づけるのが効果的です。
限りある時間を有効的に使って、志望校合格を目指していきましょう。
また「東大毎日塾の公式LINE」では「レベル別・科目別のおすすめの参考書15選」や「【即マネ可能】科目別学習ロードマップ」など、合計15個のプレゼントをご用意しております。
ぜひこの機会に公式LINEに登録してお受け取りください!
14日間無料体験実施中/
40000円キャッシュバック中