- 共通テスト対策、何から始めればいいのかわからない…
- 共テ英語の出題傾向って?
- 共テ英語の勉強法を知りたい!
その疑問、共通テスト英語得点率95%の東大生が解決します!
共通テストは最近始まったばかりなので、まだまだ分からないことや不安なことが多いのではないでしょうか?
そこで、実際に共通テスト英語本番を受けて感じたことも踏まえて、 知っておくべき情報を完全網羅しました!
受験生必見の情報もりだくさんなので、ぜひ最後までご覧ください!
見たい場所に飛べる目次
共通テスト英語の概要
試験時間と配点
リーディング | リスニング | |
---|---|---|
試験時間 | 80分 | 30分 |
配点 | 100点 | 100点 |
主要大学の共通テスト英語 配点比率
- 東京大学…7:3 (リーディング:リスニング)
- 京都大学…3:1
- 大阪大学…3:1
- 名古屋大学…3:1
- 東北大学…3:1
- 九州大学…1:1
- 北海道大学…1:1
- 神戸大学…4:1
- 一橋大学…1:1
- 東京工業大学…1:1
共通テスト英語リーディング対策
出題内容と配点
問題 | 問題構成 | 配点 |
---|---|---|
第1問A | 書籍情報の読み取り | 10点 |
第1問B | ウェブサイトの読み取り | |
第2問A | 施設案内文の読み取り | 20点 |
第2問B | 記事の読み取り | |
第3問A | ブログ記事の読み取り | 15点 |
第3問B | 雑誌記事の読み取り | |
第4問 | 複数のブログ記事の読み取り | 16点 |
第5問 | 伝記文の読み取り | 15点 |
第6問A | 論理的な文章の読み取り(前回に比べマーク数1増加[4→5]) | 24点 |
第6問B | 論理的な文章の読み取り(前回に比べ設問数1減少[4→3]) |
英文はウェブサイトや公共施設のポスター、ブログ記事など身近な話題を扱った英文から、伝記文や説明文まで多様な題材でした。
しかしその種類は去年と大幅に変わっておらず、この構成はおそらく今後も定番となるでしょう。
また図表やグラフが数多く使用されており、複数の情報の要点を把握し、情報を取捨選択する力が必要になりました。
問題文における総語数は約6000語で、前回を約450語上回っています。
(時間を考えるとだいぶ多いです)
- 総評としては前回とほぼ同じ難易度
- 単語数は年を追うごとに増加
- 英文をいかに速く読み、その内容を的確に理解できるかが求められる
解き方とコツ
「いらない情報をそぎ落とす」解き方を!
上に見るように、共通テストではセンター試験以上に文量に対する時間制限がシビアであり、英文を速く正確に読むことが求められます。
よって、解答に直接結びつく文章は何かを意識して、不要な文章は読まないことが求められるでしょう。
解く順番は?
「共通テスト英語ってどの順番で解けばいいの?」という疑問を持っている方もいるかもしれません。
しかし、「解く順番はあまり関係ない!」というのが私の持論です。
でも、後の問題のほうが配点が高いんだから最後からやったほうがいいんじゃないの?
確かに後の問題のほうが配点は高いですが、そのぶん後の問題は難しいので、最後からやる方法が効果的とは言えないのです。
それに比べて最初の問題はとても簡単で、なおかつ配点がそれなりにある(10点、20点)ので、どちらからやっても大差ないと言えるでしょう。
でも、点数の取りやすい問題からやったほうがいいでしょ?
点数の取りやすい問題は最初のほうに固まっています。
多くの人が苦手とする「長文の説明文や伝記を読んで正誤判断をする問題」は最後に出題されるので、迷ったら通常の順番で解きましょう。
得意不得意があるし…
どうしても苦手な問題は最後に回してもいいですが、様々な種類の問題が出されたセンター試験とは異なり、共通テストは全問が「問題文として与えられた文章・図・写真・グラフなどを解釈し、正しい答えを導き出す」という構造です。
そもそも問題のパターンが同じなので、得意不得意による大問間の点数のばらつきが小さいのです。
迷ったら最初から順番に解く。
オススメ問題集と勉強法
速読英単語
速読英単語では共通テストレベルに適した長文と、それをカバーする英単語のどちらも学ぶことができます。
入門編が終わったら必修編へとレベルアップすることも可能です。
共通テスト実戦模試 英語リーディング
他社の対策問題集に比べ、前年度からの使い回しが少なくバリエーションに富んでいます。
また共通テスト本試験過去問も収録されており、さらに問題も他社にくらべて良問が多く、解説も丁寧との声も多いです。
大学入学共通テスト 英語[リーディング]の点数が面白いほどとれる本
駿台の超人気講師・竹岡広信先生著の良書で、センター試験過去問の良問が豊富です。
「パラグラフ」を単位とした丁寧な解説で、英文読解力そのものの向上も図れる良書です。
おすすめ勉強法
基本的には、上に挙げた参考書を何度も復習することで、英文読解力と情報処理速度を向上させることが望ましいでしょう。
また、普段の学校の授業や問題集などを通して「速く正確に読む」ことを心がけるのも良いです。
情報処理速度を上げるためには、少しでも多くの良質な英文に慣れて、 情報取捨選択の能力を養うしかありません。
つまり、多読・精読が共通テスト英語リーディングの点数向上に最も重要になります。
さらに、さきほども挙げた私の提唱する「設問文先読み法」を体得してもらうのも共テ英語リーディング「攻略」への近道です。
詳しくはこちらをごらんください!→【準備中】
共通テスト英語リスニング対策
出題内容と配点
問題 | 問題構成 | 配点 |
---|---|---|
第1問A | 短い発話の内容に合う英文を選ぶ | 25点 |
第1問B | 短い発話の内容に合う絵などを選ぶ | |
第2問 | 短い対話の内容に合う絵などを選ぶ | 16点 |
第3問 | 短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ | 18点 |
第4問A | やや長めの発話の内容に沿って、情報を整理する | 12点 |
第4問B | 複数の発話を比較して、条件に最もふさわしい発話を選ぶ | |
第5問 | 社会的話題に関する講義を聞き、質問に対する答えを選ぶ | 15点 |
第6問A | 2人の会話を聞いて、質問に対する答えを選ぶ | 14点 |
第6問B | 4人の長めの会話・議論を聞いて、質問に対する答えを選ぶ |
第1問では「短いセンテンスの読み上げ」を聞き取り、第2問・第3問は「短い対話」を聞き取る問題(昨年と同様)が出題されました。
また、第5問では社会的な話題に関する講義を聞いて要点を整理する問題なども出題されました。
読み上げ回数は第1問・第2問が2回読み、第3問~第6問は1回読みでした。
問題中にはイラストやグラフなどが多数使用されており、「思考力」「判断力」「情報取捨能力」が問われる内容になっています。
解き方とコツ
発音と発音のつながりを意識!
リスニングでは主にネイティブが発音するため、母語話者特有の「音と音のつながり」が意識できなければ、得点を望むことは非常に難しいでしょう。
英単語の一語一語をバラバラに分けて考えるのではなく、いくつかの語がかたまって発音される音を聞き逃さないように、演習を重ねることが大事です。
解く順番は?
リスニングにおいては、基本的に自動的に進行するリスニング音声と共に問題を解いていくので、自分で解く順番を試行錯誤するというのは非常に難しいです。
しかし、1つアドバイスをするとすれば「空き時間を有効に使う」ということです。
リスニング試験においては、一部の問題で音声が2回流れたり、問題と問題の間にしばらくの余白時間があったりします。
もし直前の問題が既に解答できていたとしたら、その時間を使って次の問題を読んでしまうというのもアリですね!
オススメ問題集と勉強法
共通テスト実戦模試 英語リスニング
Z会オリジナル模試(5回分)に加え、2021年度本試験第1日程、第2日程を掲載しています。
オリジナル模試で実戦力を養成したあとは、本試験の過去問を用いて実力を確認することができます。
大学入試 全レベル問題集 英語リスニング 共通テストレベル
レベルに合ったさまざまなタイプのリスニング問題を演習できます。
さらに「音声の聞き方」と「問題の解き方」がよくわかる解説付き。
コラム「リスニング問題への取り組み方」「リスニング力向上のヒント」で対策の基本も知ることができます。
勉強法について
こちらもリーディング同様、基本的には「何度も何度も演習をして、英語に耳を慣らす」ということに尽きます。
そのためには、色々な教材のリスニングCDなどに触れるとよいでしょう。
また自分で英文を読み、発音をしてみて、英語の正しい発音を身につけるというのも、正しく英語を聞き取るために非常に効果的でしょう。
さらに、さきほど紹介した「音と音のつながり」を意識するコツも参考にしてみるとよいと思います。
共通テスト英語本番を受けた感想
さて、以上のように共通テスト英語を徹底解説してきた私自身も、実は共通テスト受験経験があり、いわゆる「共通テスト第1世代」の一員です。
そんな私が共通テストを受験して感じたことは…
あ、これ思ったよりも全然簡単だな…
ということです。
確かに、センター試験から共通テストへと移行する過程で、様々な趣向を凝らした問題が増えました。
読まねばならない英文の文量は激増しましたし、単に英文を速く読むだけではなく、グラフや図を交えながら英文という情報を「読解」し「解釈」する力が求められるようになりました。
しかし「たかが英語」です。
英語を当たり前のように使っている母語話者が世界に何億人といるのですから、正しく「英語力」を身につければ、多少問題形式が変わったり文量が変化したりしても、ラクラク解けてしまうというわけです。
逆に、今までセンター試験でしか通用しない「小手先の技」に終始していたような人たちは、この入試改革の激動のなかで非常に苦労しているでしょう。
これは共通テストや英語に限った話ではありません。
一時的にしか通用しない「小手先」でごまかすのではなく、いかなる場合でも通用する本質的な「実力」さえ身につければ、些細な問題形式の変化など関係ないということですね。
担当生徒にはこの辺のより具体的な話もしています。
・点数稼ぎの小手先の技ばかりを追い求めていた人
→変化についていけず、没落…
・本質的な英語力をしっかりと身につけており、その上でテクニックも駆使できる人
→どんな内容のテストが来ても、楽々高得点!テクニックを駆使すれば余裕で満点も狙える!
共通テスト「完全攻略法」をもっと知りたい!という方に
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